北川景子公式インスタ「年内閉鎖」の波紋
12月16日、女優の北川景子(37)の写真集『『「37」 20th anniversary』公式アカウントがInstagramを更新し、《年内でアカウントを閉じることとなりました》と発表。
同アカウントは、北川のデビュー20周年記念の写真集を発売と同時に開設。写真集のアザーカットやお渡し会の様子、インスタライブ、最新情報などを発信し、フォロワーは約15万人の人気アカウントだった。
今回、更新だけでなく、アカウントも閉鎖されることにファンからは《アカウント残してほしい》などと惜しむ声が出ている。
長澤まさみは投稿をごそっと削除
11月末には女優の長澤まさみ(36)も2015年に開設したインスタの投稿を1件だけ残して削除し話題に(12月21日時点でも1件のみ)。一部報道に「深い意味はない」と事務所が回答したものの、約373万人のフォロワーの中には心配したり、もやもやっとした声などが散見される事態に…。
「SNSの運用はリスクと面倒が勝る」
こうした人気女優のSNS離れの背景に何があるのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。
「北川さんの場合、今月5日になりすまし被害に遭っていたことが発覚しています。彼女の場合、個人アカウントではなくプロモーションのための期間限定アカウントでした。芸能人のアカウントは、北川さんに限らず、フェイクが作られやすく、投稿とは関係ない夫婦仲や過去のトラブルなどネガティブなコメントを寄せる人が絶えません。すでに知名度があるタレントや俳優にとって、SNSの運用はリスクと面倒が勝るのが状況です」
北川は自身のX(旧ツイッター)で、スポーツ紙のリンクを示し、《こちらの記事の引用元SNSですが、なりすましの偽アカウントになります。皆様お気をつけください》と注意喚起していた。
関係者が明かす アカウント管理業務の舞台裏
前出の井上氏は、大手芸能プロダクションの関係者から「アカウント管理の裏側」を聞いたという。
「タレントのスケジュール管理などの仕事をするマネジャーとSNS更新スタッフは別部隊で、一部外注もしています。直接タレントさんと絡んでいないスタッフが更新作業をするから、意思の統一に神経をとがらせていました。
スタッフ同士も互いに多忙なので、チェックが行き届かず、投稿後に『彼女はこういう言い方をしない』などとクレームが入るのも珍しくない。一度アップした投稿を削除するとファンやマスコミから邪推されてしまう。アカウント管理はやりたくないという声は少なくありません」
なりすましや誹謗中傷だけではなく、管理状況もスタッフのストレスに…。最近は、映画やドラマといった番宣目的かつ期間限定のアカウントのみに登場する俳優やタレントも増えているという。
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