「かわいい」と言われるのが苦手な彼女だけど
今回登場いただくのは男性に「かわいい」と言われるのが苦手だというアルさん(仮名、30代、神奈川県在住、事務職)。けれどもセックス中にとある行為をされると「かわいい」と思われているようで、素直に喜べるのだとか。いったい、どういうことなのでしょうか。
「彼氏のいなかった学生の時に、よくエッチな妄想してたんですけど、だいたい思い付くのがM側というか受け手だったんです。それでSよりはMだと思っていて、20歳頃に彼氏ができてからも、受ける側でソフトSMをしていました」
手を縛ったり目隠ししたり。セックスの前戯としてのSMを楽しんでいたある日のこと、彼氏が「今日はこれを使ってみようよ」と提案してきたのは、医療器具の“クスコ”でした。
つながってるところを見てほしい
「クスコを出された時は、正直、ビックリしました。『どんな気持ちいいことが待ってるの?!』って内心嬉しさもありましたけど……実際には、さして気持ちよくもなかったんですけど(苦笑)。でも、実はわたし、あの部分を見られるのが、すごく好きなんです」
アルさんが最も見られたいあの部分、それは女性器とペニスの“結合部”。
「顔を見られるのは、恥ずかしいので嫌なんですけど、身体だけ見られるのは、恥ずかしさはなしで、興奮だけ感じることが出来て。挿入中に気持ちよくなってくると、『(つながってるところを)もっと見て!』って思うし、見られるとすごく興奮します。
実はこれ、相手に『かわいい』と思われたいっていうのがベースにあるんです。もちろん、普段でも『かわいい』って言われれば、嬉しいんですが、どうしても照れちゃうんですよね。小さい頃から、かわいいっていわれるようなタイプではなかったから、慣れてないこともあって。だから、男性が結合部を見ていると、『かわいい』って思ってもらえているような気持ちになるし、セックス中は興奮してるお陰で、恥ずかしさも感じなくて済むんです」
自意識を吹き飛ばす強烈な快感
恥ずかしいという自意識を吹き飛ばす強烈な快感――セックスは、通常ではなかなか捨て去ることの難しいコンプレックスでさえも、押し退けるパワーを持っているのです。
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