私だけじゃなかった…依頼人の切ない告白
驚いていると、ナオミさんが話し始めました。
――はい、恥ずかしい話ですが、夫とはとっくに家庭内離婚状態です。もちろんセックスレスでもあります。日々の不満から、既婚者専用マッチングアプリに登録して、達也さんと出会って…。彼は優しく、夫にはないときめきをくれて、その上セックスも上手で…。どんどん彼にのめり込んでいったんです。
男女の関係になって4カ月くらいになりますね。私は達也さんという『セカンドパートナー』を見つけたから、マッチングアプリは退会したんですが、彼は違いました。
『女性は無料会員になれるけど、男性は有料で、僕は半年間のプランに入ったし、今やめるとお金がもったいないから、あと2ケ月は続けるよ』と堂々と言われてしまって…不安でした。
その上、ベッドの中では『いつかナオミと夫婦になれたらいいのに』と甘く囁かれてしまって…。
でも、私がたまたま新宿を通りかかった際、彼が若い女と歌舞伎町を歩いているのを見てしまったんです。驚きました。私だけじゃなかったの…? 彼を信じつつも、あとをつけたら、案の定ラブホテルに消えていったんです。
ナオミさんは一気に言いました」
ターゲットの愛人女性が依頼人だったとは
ここで、波子さんは口ごもったものの、彼の熟練したセックスを思い出し、体の芯を熱くさせたという。すると、社長が口火を切った。
――じゃあ、盗撮した映像を見てみよう。
「社長がSDカードを取り出し、パソコンに差し込むと、裸でもつれあう達也さんと私が映っていました。
――う…ますます締まってきた。
――ええ、吸い付き合ってる感じ…気持ちいい。
――ああ…クリがこすれて気持ちいい。
――波子はイヤらしい女だな。
――ダメ…気持ちよすぎて…変になる。
――変になっていいよ。もっと乱れてごらん。
――ン…許して…。気持ちよすぎて先にイッちゃいそう。
3人とも息をひそめて見入っていました。私自身、風俗嬢をしていたこともあって裸を見られても平気ですが、先ほどまでまぐわっていた生々しい映像が眼球に突き刺さり、頭の中がぐらぐらしてきて…。
それよりも、まさか、達也さんと不倫している愛人女性が依頼人だとは予想外でした。
最後のほうは早送りし、社長は動画を止めたんです」
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