私も保育園で働いている時は毎日腰痛に悩まされていました。今回は私が保育園で実践していた「抱っこによる腰痛」の予防テクニックなどをご紹介したいと思います。
小阪流! 腰の負担をおさえる抱っこの仕方
保育園で働いていた時の私はとにかく「抱っこの先生」状態。両手を使い、いっぺんに2人の子どもを抱っこするような毎日を送っていました。
子どもの可愛さから、ついつい張り切って抱っこを続けていたのですが、そんなことを何年も続けているうちに体が悲鳴をあげていました。どうにかならないかと悩んでいたある日、抱っこをするたび、腰がエビ反りになっていることに気づきました。
抱っこをしていなくても、エビ反りになるたび腰に痛みを感じるようになっていることに気づいた私は、腰への負担が分散されるよう、腰がエビ反りにならないように背筋を伸ばし、同時に膝を曲げながら抱っこするようにしました。
膝を曲げることで腰にくる負担が脚に分散され、普段より長く抱っこしても痛みが表れにくくなりました。また、抱っこで寝かしつける際、横揺れをする場合も、腰を捻って揺らすのではなく、脚を揺らすようなイメージで体を動かすと、腰への負担を大幅に軽減できます。
脚を曲げると身体を安定させるために自然に太ももに力が入り、軽い筋トレ効果にも繋がるので、これは本当におすすめです。
腰痛を引き起こす原因は脚にあり!?
ポイントは「腰」ではなく「脚」の使い方なんです。腰痛が悪化するとヘルニアなど重症化してしまうこともありますが、実は腰痛を引き起こす原因は「脚」であることも多いのだとか。腰に負荷がかかりすぎて、脚で支えられなくなった結果、腰痛になってしまうというのです。
なので、腰痛に悩まされている方は腰だけマッサージしても根本的な解決にはならないことも。少しでも良くしていきたいなら、腰だけでなく脚も一緒にほぐすと腰痛が改善される可能性が高くなると言われているんですよ。
まとめ
どんなに自分の腰が悲鳴をあげていても、抱っこしてあげないと落ち着かない、子どもが疲れて動かない……など、子どもを抱っこせざるを得ない瞬間はたくさんありますよね。
最近はワンオペ育児の家庭も増えてきて、家族で交互に子どもを抱っこするといったことも難しくなってきています。だからこそ、腰痛で苦しいときは、腰ではなく脚を使うイメージで子どもを抱っこし、少しでもお母さんの負担を軽くしてもらいたいと思います。
ぜひ試してみてください。
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