更新日:2024-05-03 01:37
投稿日:2024-01-26 06:00
「妻が過ごす世界が少しでも快適になったら」
実は、数年前に私のほうから「ICLってどう思う?」と夫に聞いてみたことがありました。その時はあんまりピンときていない様子だったのに、「今になってどうして?」と夫に尋ねたところ、
「いつも子どもたちの対応をお願いしてしまっているので、ひとりの時間を楽しんでもらおうと旅行を提案してみたけれど、あまり気分が乗らない様子だった。
これを機に妻が過ごす世界が少しでも快適になったら、僕もうれしいなって」
とのこと。
旅行の提案もICLの話も、子どもが生まれてから以前よりも出不精になり、少し無気力に見えていた私を心配しての彼なりの気遣いでした。
私自身もともと友人が少ないタイプなのに、夫の転勤で地方に行って、その友人たちと会えなくなってしまったことも申し訳なく思っていたようです。
ICLは自費診療で、費用はどこの眼科でも両眼でだいたい60万円ほど。これで視力が良くなるのなら…とは思いますが、高額であることには変わりありません。
半額の30万円は自分で払い、もう30万円は「家庭の医療費枠というか、家の負担ということにしよう」と夫が出してくれることになりました。
◇ ◇ ◇
こうして夫に背中を押されて、いくつかの眼科をめぐりメリットやデメリットの説明を聞き、レンズの発注のために半日がかりの検査を受けたのが12月半ばのこと。年が明けてすぐの日程で手術を受けることになりました。
手術当日の話やその後の経過は、また次回にお伝えしたいと思います。
(編集M)
ライフスタイル 新着一覧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【連載第87回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽのお...

知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
自分のLINEを読んで相手がどう捉えるか、どんな気持ちになるかまで考えられない人や、わざとトゲのある言い方をしたがる人...
どう見てもキャリアウーマンに見えるのに、衝撃的に無能な新入社員の日々を描いたドラマ「無能の鷹」が話題になりました。
...
恵比寿のエステサロンで働いている晴乃は、同い年のお客様である港区女子のまひなから誘われ、ギャラ飲みに参加する。気乗りは...
恵比寿のエステサロンで働いている晴乃。お客様の中でも港区女子のまひなは、同い年の晴乃を見下し顎でこき使う。1カ月の食費...
「倉持様、こちらでお待ちいただけますか」
恵比寿から徒歩5分。山手通り沿いのビルにある美容整体サロン。受付の山本...
子供がいると避けて通れないのが、ママ友とのお付き合い! 気が合えばいいですが「付き合うのが面倒」と思うママ友もいるでし...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
信用できない相手と仲を深めようとする人は、まずいないでしょう。むしろ警戒心が芽生え、距離を置こうとするはずです。あなた...
ファッション業界の移り変わりは、とても早いですよね。同じアイテムでも、気が付けば呼び名が変わっていることも…。とくに4...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今年も順当に(?)曖昧な秋が過ぎていきなりの冬になったかと思うと、残すところ1カ月を切り、お歳暮シーズン真っ只中。ただ...
職場のグループLINEは、仕事を円滑に進めるために、今や欠かせないものでしょう。でも、あろうことかそんな職場LINEに...