東京⇔鹿児島の遠距離恋愛 彼の旅費を全額負担するアラフォー女性の本音

内藤みか 作家
更新日:2024-02-08 06:00
投稿日:2024-02-08 06:00
 オンラインでの出会いが増えたこともあり、遠距離恋愛に陥る人が大勢います。
 気になるのは、彼氏が会いにきてくれる時の旅費を払ってあげている女性が存在するところ。
 なかには滞在中の飲食費まで全部出してあげている人もいます。どうしてこのような現象が起きているのでしょうか。

遠距離恋愛の旅費は高額

 遠距離恋愛の場合、どうしても旅費が高額になります。

 移動時間もかかるので、週末など、まとまった休みが取れる時にしか会えないのが悩みのタネ。

 鹿児島在住の30代男性とオンラインゲームがきっかけでお付き合いをスタートしたアラフォーのA美さんも、旅費がつらかったと言います。

 鹿児島と東京の往復航空券は3万円ほどかかります。

 それでも会いたい気持ちが募り、A美さんは3カ月連続で彼に会いに行きました。

 しかし彼が実家暮らしなのでホテルの宿泊代もかかり、かなりの出費になってしまいます。

 彼は車を出し、ドライブに連れて行ってくれましたが、旅費は全額A美さん持ちです。

会いに行くのは私ばかり?

 そこでA美さんは彼に「今度はあなたが会いに来てくれない?」と頼んでみました。

 3度も鹿児島に行ったのだから、そろそろ彼が東京に来てくれてもいいはずです。

 それにA美さんは一人暮らしなので、宿泊費もかかりません。

 けれど、彼は「お金がないから無理」と即座に断ってきました。

 新車を買ったばかりで、ローンがきついから、航空券を買えないと主張するのです。

 それならボーナスの時だけでも…と頼んでも、「ボーナスがすごく安いので難しい。東京とは給料が違うから」と、スネてしまうのです。

お金がないと言われた末に…

 A美さんは節約すれば、どうにか毎月彼のところに会いに行けます。

 けれどその代わり、貯金が全然できません。

 自分ばかりが負担感が大きいこの関係をなんとか立て直すために、「じゃあ航空券は私が買うから、一度東京に来てみない?」と誘ってみました。

 すると彼は「それなら…」と承諾したのです。

 彼が来てくれたほうが宿泊費も浮いて節約になります。

 彼も東京で色々なコンセプトのカフェを楽しんだり、A美さんの部屋で一緒に料理を作ったりと、結構楽しんでいました。

 けれど「また来てくれる?」と聞くと、「金がない」と言われてしまうのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「夜這いしてくる妻が怖い」レス解消無関心夫の“秘密裏”計画
「冷酷と激情のあいだvol.115〜女性編〜」では、40歳で夫婦間レスが4年以上続いていることに悩む久美さん(仮名)の切...
並木まき 2022-11-05 06:00 ラブ
「家族より友達優先」夫にブチ切れる前に“オトナ”で試すこと
 生涯のパートナーである夫には、家族を最優先してもらいたいものですよね。しかし「いつも夫が友達を優先して困る」と、悩ん...
恋バナ調査隊 2022-11-03 06:00 ラブ
“年の差10歳”でも劣等感ナシ!年下彼と仲が深まるアプリとは
 かなり年齢が下の男性を好きになった時に「年が離れているので、どんなことを話せばいいのかわからない!」と悩む女性がいます...
内藤みか 2022-11-03 06:00 ラブ
逆効果ですよ!男が仕掛けてくる“めんどくさい”恋の駆け引き
 恋の駆け引きといえば、女性から男性にするイメージがありますが、男性の中にも恋の駆け引きをしてくる人は多いようです。今回...
恋バナ調査隊 2022-11-02 10:12 ラブ
沈黙さらば!デートで盛り上がる&キュンとさせる“鉄板ネタ”
 好きな人とのデートは嬉しいですが、「沈黙が続いて、話すことがない……」と困る時ってありますよね。  付き合う前や、交...
若林杏樹 2022-11-02 06:00 ラブ
夫に「イライラする」と言われた!不満ぶつけた男の本音は?
 夫から「イライラする」と言われたら、危機感を持つべきかもしれません。特に普段多くを語らない夫が言い出したら、要注意です...
恋バナ調査隊 2022-11-02 06:00 ラブ
「離婚を決意した言葉」妻たちが語る、うちの場合の決定打
「結婚したからには」「子どもたちのために」そう思いながら、離婚せずに耐えている女性もいるでしょう。ただ、我慢の限界は突然...
恋バナ調査隊 2022-11-01 06:00 ラブ
「彼氏のSNSは見ない方がいい」後悔する未来が待っています
 彼氏のSNSって気になりますよね。SNSでしか見られない一面もあるので、「彼のSNSを見たら新たな発見ができるかも♡」...
恋バナ調査隊 2022-10-31 06:00 ラブ
付き合う前に“4つ”を確認 既婚男でも好き好きと言ってきます
 大人になればなるほど、「次こそは結婚に繋がる幸せな恋愛がしたい」と思いますよね。ですが、じわじわと焦りも出てくるもの。...
恋バナ調査隊 2022-10-30 06:00 ラブ
マジで?カップルの謎ルール集…社内恋愛の合言葉は1番~3番
 あなたと彼氏の間にルールはありますか? 「おやすみのメールをする」「記念日は一緒にお祝いする」などの、オーソドックスな...
恋バナ調査隊 2022-10-30 06:00 ラブ
離婚に同意したよね? グダグダ夫にしびれを切らす41歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
俺の人生を何だと思ってる?離婚届を焦らし抵抗を画策する夫
「冷酷と激情のあいだvol.114〜女性編〜」では、離婚に合意しながらも2カ月以上にわたって離婚届を書いてくれない夫・ヤ...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
彼と服の趣味が合わない!愛情が冷めないうちに手を打ちたい
 彼氏が大好きなのに、どうしても服の趣味が合わないと悩んでいる人は多いようです。気持ちが大事だとわかっているものの、やっ...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
年下男子の“必死3択”に思わずOK!面白いデートのお誘いLINE
 異性として意識していない男性からデートに誘われたら「期待されても困るし……」と思い、断るかもしれませんね。でも、思わず...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
「円満に彼氏と別れる方法」同棲中やモラハラにも通用する?
 付き合っている彼氏と別れたいと思っていても、別れを切り出すのってつらくて重たいですよね。情があったり、傷つけるのが怖い...
恋バナ調査隊 2022-10-28 06:00 ラブ
15歳下の彼氏で立証済!年下恋愛の達人が実践する愛されテク
 年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
内藤みか 2022-10-27 06:00 ラブ