贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2024-02-16 06:00
投稿日:2024-02-16 06:00
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感動コスパ”です。
 どんな人間関係でも、感動コスパの高い人は最初は大事にされます。でも使い方を間違えると、いつの間にかぞんざいに扱われるかもしれません…。

無理に喜ぶのはナンセンス

 

 

  

「なんでも嬉しい」は大事にされない

 昔スナックのお姉さんが、お客さんからネックレスのプレゼントをもらったことがありました。

 でもそのネックレス、ものすごくチャチいもので、聞けば露店で1,000円で叩き売られていたものを買ってきたとか。

 確かにその日、お客さんはかなりご機嫌に酔っ払っていたのもあり、ネタとして持ってきてくれたみたいでしたが、お姉さんは「ありえない!」と一蹴。

 笑いながらも怒っていて、ネックレスを受け取ってどこかに行ってしまいました。

 瞬く間にお店の空気がピリピリしたものになってしまい、お客さんも私も冷や汗をかく始末…。

 どんよりとしていたら、そこにお姉さんが颯爽と登場。

 しかも、例のネックレスを身につけて!

 そして、ひと言。

「若い子だったら似合うかもだけど、私にはちょっと合わせるの難しいかな。

だから次は、私にちゃんと似合うネックレスお願いしてもいい?」

 みなさんには、コレができますか?

なんでもかんでも受け取らなくていい

 私ならどんなに合わないものでも「ありがとう! 嬉しい!」って言っちゃうと思うんです。

 そして、次からも同じようなものをプレゼントされ続け、ストレスだけが増えていく…。

 かたやお姉さんは、自分の好みじゃないとはっきり伝えつつ、お客さんのハートもしっかりキャッチした上で次に繋げています(実際にいいネックレスを頂いたみたいです)。

 この差が、人から愛されたり、大事にされるかどうかを決めているんだなぁ…と強く感じました。

 お姉さんのようなテクニックをすぐに身につけるのは難しいですが、みなさんもぜひ“感動コスパ”について考えてみてください。

 低すぎたり、高すぎたりしてたら要注意かも…?

登場人物紹介

ネズきちくん:どろんぱのいちばん若い常連客。アフィリエイターをやっているお金持ち。空気を読むのが苦手。ママが大好き。

ママ:どろんぱのママ。ホステスひと筋ン十年のベテラン。人心掌握術にも長けた強い女。ネズきちくんへの当たりは若干キツめ。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ロマンチックおばさんですがなにか? 親の小言もスルーし、好きな服を着続けてきた51歳独女の決意
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。先日、SNSで話題になった「ロマンチックおばさん」。とあ...
尊すぎる! 親子“たまたま”に遭遇♡ パパを超える日は来るかな?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
東日本大震災津波伝承館にて~伝えて、記憶する。
 伝えてゆくということ、そして、記憶するということ。  東日本大震災から14年目となる、2025年3月11日、何を...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第92回「町のちいさな動物病院にハルがキタ」
【連載第92回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【女偏漢字探し】「燗」の中に隠れた漢字は?(難易度★★★★☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
56歳で初めて包丁を握ったYO! 万年実家暮らし男性が力説する「テキトーな自炊」の愉しみ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
主婦vs丸の内バリキャリの「マウント合戦」は漫才よりも笑える。“負け顔”ができる女芸人の観察
 かつて西大井にあったお笑い養成所に通っていた3人の女。SNS・mixiのコミュニティに麻梨乃が書き込むと、2人の同期生...
早稲田卒、商社OLの称号は「貧乏な夢追い人」とは違うの。誰よりも高い“現在地”は私だよね?
 かつて西大井にあったお笑い養成所に通っていた3人の女。約20年後、懐かしさで当時使用していたSNS・mixiのコミュニ...
ゲッ…まだ「mixi」見てるの? 独身女2人の即レスに“意地悪な幸せ”を感じる上から目線の主婦
 mixiでの呼びかけに、応答があったのは2人だけだった。  当然だろう。そこはもう誰もいない公園なのだ。あの頃は...
否定ばかりする人のLINEがしんどい…。我慢せず、受け手側ができる3つの対応策とは?
 LINEのやりとりで、相手から否定ばかりの内容が届いたら対応に困りますよね。  腹が立ち、関係をやめたいと思って...
金運を上げる花5選!植物で開運を狙う基本のキ。黄色いお花だけではない【開運花師おすすめ】
 いくらやりくりを頑張っても、追いつかない物価高。こうなったらもう金運を呼び込むしかないかも?  お花や開運に関する...
辻希美は第5子妊娠の衝撃度。長女希空とは18歳差に…年の差きょうだいの良さと熟考すべきこと
 元モーニング娘。の辻希美(37)と夫の俳優・杉浦太陽(43)が3日、第5子妊娠を発表した。  2007年6月に結...
一気に距離が縮まる会話術! 社長も平社員も、みんな笑顔になる「あの話」は鉄板エピソード
 例えば今目の前に距離を縮めたい相手がいたら、みなさんは何をしますか? 私なら、その人の子供時代の話を聞きます。 ...
「子持ち様」認定されないように…非常識な親バカママ友あるあると3つの対処法
 子供がいると避けて通れないのが、ママ友とのお付き合い。  今回は、思わずイラッとしたママ友の親バカ行動をご紹介。周...
職場の「1on1ミーティング」を苦痛に感じる3つの原因。今すぐ取り入れたい対策方法は?
 近年、企業で取り入れられている「1on1ミーティング」をご存知ですか? 新しい手法を取り入れるのは良いことですが、蓋を...
堤防の上は“たまたま”のランウェイならぬ、ニャンウェイ♡ 見せ場のターンの瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...