「星の瞳のシルエット」に恋した中学生…48歳で男を知るこじらせの根源

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-03-25 06:00
投稿日:2024-03-25 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳まで性体験がなかったよもやま話を綴っていますが、今回はちょっぴりこじらせた背景にある、中学生時代の恋愛観についてお付き合いください。
 これを語らずして先には進めない…!

「初恋」というものに恋をしていた

「初恋」に恋していた(写真:mirae.)
「初恋」に恋していた (写真:mirae.)

 少女漫画の世界が大好きだった小学生のころの私。毎月発売される少女漫画雑誌を購入しては、好きな漫画の中の主人公に自分を当てはめて、一緒に胸をときめかせたりしていました。

「ときめきトゥナイト」「星の瞳のシルエット」などに疑似恋愛をしていたのかもしれません。

 当時の小中学生向けの少女漫画の世界は、極めてプラトニックでした。ストーリーのゴールは主人公が片思いしていた相手との両思いであり、そのさきにキスという行為はあったとしても、必須ではありませんでした。

 私はその世界観に没入し、相手の男性キャラクターに恋をし、そして「いつか自分にもこんな素敵な人が現れて恋をするのだろう」と毎日がワクワクしていました。

 そんな状況だったので、同級生の女の子にスカートめくりをしたり、イジめたり、茶化すことばかりしているような同級生の男子は“ガキ”にしか見えず、二次元のキャラクターに恋をする日々だったのです。

 私にとっての「初恋」は、憧れであり、「初恋をすること」に恋をしていたのかもしれません。

このモヤモヤはなんなの?

友人の「告白宣言」に動揺…(C)コクハク
友人の「告白宣言」に動揺… (C)コクハク

 中学生になっても漫画の世界をいつまでも追いかけていました。しかし、周囲の友達などは好きな子の話をするようになり、少しずつ大人の階段をのぼりはじめていました。

 中学2年生のバレンタインデーが近くなったある日、仲良くしていたAちゃんから「T君のことが好きだから、バレンタインデーに告白する!」と宣言されました。

 T君は同級生の中でも大人っぽく、そしてとても頭がいい。周りの子供っぽい男子とは全く違う雰囲気で、女子に人気のある男の子でした。

 まさに、少女漫画に出てくるキャラクターのような存在だったのです。

 そんなT君に友人Aちゃんが告白する…その話を聞いた時、私は動悸が止まらなくなりました。

「もし、AちゃんとT君が付き合ったら…? キスしたら?」

 そう考えた時、すごく嫌な気持ちになったのです。

「あれ? このモヤモヤした気持ちは何?」

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


女に困らないチャラ男に聞いた! 本命に選ぶ女性の特徴3つ
 好きになった男性がチャラ男だったら「真面目に恋愛する気はないよね…」と落ち込むかもしれません。  でも、チャラ男だっ...
恋バナ調査隊 2024-02-24 06:00 ラブ
女性から家デートに誘うのはアリなの? 超自然な誘い方と男性の本音
 なかなか家に呼んでくれない彼。もっと仲を深めたいけど「女性から家デートに誘うのはナシかも…」と悩んでいる人は多いはず。...
恋バナ調査隊 2024-02-24 06:00 ラブ
年の差婚は“1億円プレーヤー”の特権に…婚活のプロが見た同世代婚の現場
 年の離れた若い女性と結婚したい――。結婚相談所には今も夢見る中年男性が訪れるそうだが、時代は変わったようだ。  ...
モテる女が選ぶ男はセンスなし? 美人が陥りがちな恋愛の失敗傾向3つ
 あなたは、男性にモテますか? 答えがイエスなら、恋愛で選ぶ男に注意したほうがいいかもしれません。  なぜなら、美人で...
恋バナ調査隊 2024-02-23 06:00 ラブ
年下男性と恋愛したい! 知っていると憧れられる3つのテク
「年下男性と恋愛したい」と主張する女性がかなり増えています。けれど、思い切ってアプローチしてみても、なかなか盛り上がらな...
内藤みか 2024-02-22 06:00 ラブ
“お金持ちのド本命”になる方法 爆美女じゃなくても大丈夫!
 将来結婚するならお金持ちの人が断然いいですよね。  しかし、「自分は特別な美貌もないし、稼いでいるわけでもない。...
若林杏樹 2024-02-21 06:00 ラブ
【風邪ひき夫のイライラエピ6選】かまちょで子より手間かかるんですけど
 既婚女性の皆さん。夫から「風邪をひいた」と言われたらどんな反応をするでしょうか? 心から純粋に心配するのは、ラブラブな...
恋バナ調査隊 2024-02-21 06:00 ラブ
1分で得するフェロモンジャッジ!自律神経を整え、ストレスを手放す香り
 寒さが残る早春は男女ともにフェロモン度が下がり、生殖器にとっては大ピンチのシーズン。カップルや夫婦もマンネリ化しやすく...
太田奈月 2024-02-20 06:00 ラブ
器が小さい男性の見極め方 交際後に幻滅&ストレスMAXエピソード3選
 器の大きい男は、豪快で頼りがいがあってかっこいいですよね! でも、残念ながら世の中には「器が小さい男」もたくさんいるの...
恋バナ調査隊 2024-02-20 06:00 ラブ
本命じゃない人と結婚したっていい…幸せのための5つの心得
 愛し合うカップルのゴールとされる、結婚。一方で、なかには「本命じゃない人と結婚することになった」と悩んでいる女性も存在...
恋バナ調査隊 2024-02-25 17:28 ラブ
美人の結婚が遅い3つの理由、男性の切ない本音を紐解くと…
 女性から羨ましがられる美人は、結婚も早いだろうと誰もが思いますよね。でも、実際に周囲を見回してみると、見た目は平均点の...
恋バナ調査隊 2024-02-19 06:00 ラブ
「性欲強めになったのは…」今カレにはナイショ!元カレの影響6選
「好きな人の口癖がうつっちゃった」なんて経験がある女性は、多いのではないでしょうか?  人は好意を持っている相手や長く...
恋バナ調査隊 2024-02-18 06:00 ラブ
男「日曜会えない?」独女「100人の部下が動いてて」残念あるあるLINE
 40代になっても独身を貫く人には、いくつかの共通点があります。  男性としては、独女特有の共通点を察知した途端、...
恋バナ調査隊 2024-02-18 06:00 ラブ
“半径3m”に合コンの指示書…芸人だけにあらず! 必死感ダダもれLINE
 芸能界でも話題となっている“合コン指示書”ですが、一般社会でも出回っているようです。合コンに向けて送られてくる命令や要...
恋バナ調査隊 2024-02-17 06:00 ラブ
「40代の婚約者が別居婚を望むのは年齢的な問題?」とブルーな43歳男
「冷酷と激情のあいだvol.182〜女性編〜」では、婚約したヨシテルさん(43歳・仮名)のニオイを生理的に受け付けなくな...
並木まき 2024-02-17 06:00 ラブ
そうだ、別居婚だ!婚約者のツンとしたニオイに倒れそうな43歳女の画策
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-02-17 06:00 ラブ