え、彼氏いたの?処女のままの私と、処女を喪失していたオタ友への嫉妬。

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:41
投稿日:2024-05-06 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳まで性体験がなかった私ですが、これまで処女である自分に焦りを感じたことは何度もありました。
 バンドマンへのオタク活動をしながら仲良くなった友人に“嫉妬”を覚えたことも…。今回は友人から衝撃の事実を告白されたお話しです。

「大人になったら彼氏ができるはず!」と思っていた

 前回のコラムでお話ししたように、無修正AVを見て、リアルなセックスに嫌悪感を持ってしまった私。

 甘く切ない恋はしたいし彼氏は欲しい。キスもしたいしハグもしたいけど、その先のセックスは怖い…。そんな葛藤に悩んでいました。

 しかし、中高校時代は、周囲の友人知人たちも性体験をするどころか、まだ交際経験もないという感じだったので、自分に彼氏がいないことにそれほど焦りはありませんでした。

 「まだまだ大丈夫。大人になればきっと恋人ができるはず!」

 なんてのんきに思いながら、恋したバンドマンの追っかけにどんどんのめり込み、高校生活の大半をほとんどをオタク活動に費やしていきました。

 芸能人という手に届かない相手への恋心は、リアルなセックスを考えなくてもいい安堵感があったのかもしれません。相手に触れることも存在を知られることもない恋は、現実に向き合いたくない私にとっては居心地のいいものでした。

 そうやってオタク活動に没頭する中で、推しバンド「U」のファンである友人「M子」ができたのです。

オタク活動の中で仲良くなった友人M子

 私より1歳年下のM子は、東京の私立高校に通う女子高生でした。「U」のファンの多くは大学生や社会人だったため、同世代のM子とはあっという間に仲のいい間柄に。

 東京生まれ東京育ちのM子は、メイクもしていてファッションにもこだわるとてもおしゃれな女の子でした。関東の田舎町出身でおしゃれに関心がなかった私にとっては、彼女は眩しい存在でもありました。

 M子は「U」のギタリストHのファン。カリスマ性がありクセの強いボーカリストIとは正反対の甘い雰囲気を持つHは、バンドでは2番目に人気のメンバーで、M子はHにベタ惚れ。Iに恋をしていた私とは、会うたびにお互いの“好きな人”自慢や妄想をして楽しんでいました。

推しとの恋愛妄想にテンションMAX

 ライブ会場に通う日々を過ごしていたある日、私たちは運よく最前列でライブを見る機会を得ることに。そして「最前列になったら、目が合ってお互い恋に落ちちゃうかも!」「手渡しでピックくれたりして!」などの妄想トークを繰り広げながら、首を長くして当日を向かえたのでした。

 しかし、念願の勝負デー、彼女はライブ会場に現れませんでした。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋愛にドライになりたい…真似したい性格の特徴&恋愛傾向
 恋愛に依存してしまうと精神的に追い詰められてしまうことも多く、疲れてしまいますよね。恋愛にドライな友人を見て、「あんな...
恋バナ調査隊 2021-09-14 06:00 ラブ
長年交際した彼女と別れてすぐに他の女性と結婚する男性心理
 何年も付き合っていた彼女とは結婚しないまま別れて、その後に付き合った新しい彼女とあっさり結婚する男性って少なからずいま...
田中絵音 2021-09-14 18:11 ラブ
“好きな人ほど連絡しない”のはなぜ? 男性心理4つ&対処法
 普通、付き合っている相手とは少しでも長くつながっていたいと思うもの。でも、中には「好きな人ほど連絡しない」男性もいるよ...
恋バナ調査隊 2021-09-13 06:00 ラブ
マンネリを解消できないカップルの特徴5つ&上手な乗り越え方
 どんなに仲の良いカップルでも、ある程度の交際期間が過ぎるとマンネリ化を感じるケースが多いようです。そんな危機を上手に乗...
恋バナ調査隊 2021-09-12 06:00 ラブ
さすがに凹む…クールな彼氏が送ってきた冷たいLINE5選
 クールな男性って、ミステリアスでかっこいいですよね。彼のそんなところに惹かれたという女性もいるでしょう。でも、中にはク...
恋バナ調査隊 2021-09-12 06:00 ラブ
魅力的で愛されるキャラ作り~あなたのプラスのギャップ診断
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。より魅力的で愛されるためには、見た目と内面のギャップを上手く使い分けることが...
山崎世美子 2021-09-11 06:00 ラブ
ライブ配信の沼に…“推し”に課金を続ける夫を理解できない妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-09-11 06:13 ラブ
「自分にブランド品を買え」って…妻の言い分に辟易する夫
「冷酷と激情のあいだvol.55〜女性編〜」では、“推し”への浪費を繰り返す夫に苛立ちを募らせる妻・Eさんの心情をご紹介...
並木まき 2021-09-11 06:19 ラブ
特徴でわかるお似合いカップル診断6選♡ いくつ当てはまる?
 お似合いのカップルと、すぐに別れてしまうカップル……その違いは、お互いの“相性”にあります。相性のいいカップルに共通す...
恋バナ調査隊 2021-09-10 06:00 ラブ
マリッジブルーになったらどうする? 原因&5つの対処法
 彼からプロポーズされて、とても嬉しく感じられたはずなのに、結婚準備が進むにつれて不安になってしまう人がいます。実は、こ...
恋バナ調査隊 2021-09-10 06:03 ラブ
70代女性の官能的恋愛小説「疼くひと」を読んでみた
 恋愛小説はこの世に山のようにあります。けれど、そのヒロインが70代女性というものは数少なく、ましてや性愛描写も含んでい...
内藤みか 2021-09-09 06:00 ラブ
脈なし男性をOKさせる上手な誘い方5選&誘う際のポイント
 好きな男性ができても、「脈なしだな……」と判断したら、その時点で多くの女性はアプローチを諦めてしまうでしょう。でも、そ...
恋バナ調査隊 2021-09-09 06:00 ラブ
恋愛対象外になりたくない!かまってちゃん女子を卒業する方法
 自分では気づきにくいけど、男性から冷ややかな目で見られているのが、「かまってちゃん女子」。学生時代に周りからチヤホヤさ...
若林杏樹 2021-09-08 06:09 ラブ
別れてから何年経っても好き…4つの理由&引きずらない対処法
「別れてから何年も経つのに、ずっと好きで忘れられない相手がいる……」と悩んでいる人って、意外と多いようです。「相手が結婚...
恋バナ調査隊 2021-09-08 06:00 ラブ
久しぶりの恋に戸惑う40代へ♡ デートのコツ&付き合う方法
 20代、30代の頃に比べると、40代になってからの恋愛は、経験があるからこそ、ついつい考えすぎてしまうもの。特に、久し...
恋バナ調査隊 2021-09-07 06:00 ラブ
男性が考える“理想の彼女”の条件7選♡ 外見&内面の特徴
 大好きな彼から「いつまでも長く愛される女性でいたい」と思うのは、女性なら当然のこと。その願望を叶えるためには、男性がど...
恋バナ調査隊 2021-09-07 06:00 ラブ