更新日:2024-05-10 06:00
投稿日:2024-05-10 06:00
ルールをおかしてでも…
――微笑ましいですね。続けてください。
「私たちの連絡手段は、ソジュン君がトイレにスマホを持ち込んでのLINEです。恋愛禁止令は出ているそうですが、レッスンの合間、事前に『今日は2時間だけ、愛香さんの自宅に行っていい?』などと約束を取り付け、逢瀬を重ねたんです」
――ルールをおかしてまでとは…続けてください。
「彼との逢瀬が減った分、デートは濃密になったでしょうか。彼が韓国合宿の際は個室を与えられ、ZOOMで話すこともできたんです。
デスクに置いたPCで、最初は普通に話していたんですが、彼は意外な提案をしてくれて…。
意外な提案とは
――愛香さんのオッパイが見たい。ダメですか?
彼は恥ずかしそうに告げてきたんです。
――えっ?
私は目をしばたたかせました。
――実は、以前撮った愛香さんとの動画を見て、ときどき自分で慰めています。
――あ、あの最初のデートで撮影した動画を…。
私は、初めてのエッチの際に動画撮影した過去を思い出し、同時に、それが彼の秘かな愉しみとなっていることに、少なからず感動したんです。
確かに、韓国のアイドルは日本人とは比べ物にならないほど、品行方正で完璧な言動が求められます。デビュー前とはいえ、女性問題が出ただけでSNSは炎上しますし、サセン(アイドル達の私生活を侵害する、ストーカー行為を繰り返すファン)は、日本では考えられないほどの迷惑行為をすると聞きました。
そんな危険をおかしてまで私を慕ってくれる姿勢に、ますます愛しさが募りましたね。
――私をオカズにしてくれているなんて、嬉しい。
――愛香さん…早くオッパイ、見せて。今夜もレッスンの予定であまり時間が無くて…。
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