これまでのあらすじ
某ミセスコンテストのグランプリを手にしたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。
圧倒的な美を誇る「エキゾチック美人」の彼女は、知人の紹介で再婚し、幸せな毎日を送っていた。お相手はK一郎さん(60歳大学教授)だ。
知的で温厚、紳士的なことに加え、互いにバツイチという共通点もある。結果、出会いから3カ月で入籍というスピード婚に至った。
K一郎さんはM子さんの仕事にも理解を示し、コロナ禍のオンラインレッスンも応援してくれた。また、「ミセスコンテスト・グランプリ」という肩書きや、美しさよりも、M子さんの内面を見て寄り添おうとする優しさに心打たれたという。
驚くべきことに、2人は婚前交渉がないまま入籍したのだ。むろん手を繋ぐだけで満たされていたというが、女性としては不安がこみ上げてくる。
――私に魅力を感じないの?
――タイミングを見計らってるの?
衝撃! 夫はEDだった
そんな折、とうとう「初夜」を迎えることとなった。丹念なクンニリングス、愛情のこもったキスにM子さんはアクメを迎える。身も心も十分なほど潤い、女性としての快楽に浸った。
しかしここで重大な事態に遭遇した。
K一郎さんの下半身が無反応なのだ。
――うそ……。やはり私に魅力が欠けているの……?
ショックを隠し切れないM子さんに、K一郎さんは告白をする。
「内科でED治療薬を処方してもらい、試しに飲んだところ、頭痛や動悸がひどくなり、薬を飲むことに抵抗を覚えた」のだと。
ED治療薬は、人によっては、ほてり、頭痛、めまい、鼻づまり、筋肉痛、消化不良などの副作用があるようだ。
彼の体への負担を懸念したM子さんは、勃起など関係なく「夫婦のベッドタイムを充実させよう」と誓う。
夫婦でアダルトグッズを購入すると
以来、2人のセックスは挿入なしでも十分満たされるものとなった。クンニリングスやシックスナイン、フェラチオ――挿入などなくとも、2人の愛は深まるばかりだ。
「初夜」から1カ月後、K一郎さんは「君にプレゼントしたいんだ」とパソコンを見せてきた。バイブやローターなどがネットで購入できる、アダルトグッズの画面だった。
2人で相談し、バイブと電マ、そしてセクシーランジェリーを購入した。
以来、2人のセックスは一変した。セクシーランジェリーをまとって、彼のクンニや指で一度アクメを迎えると、次はアダルトグッズの出番だ。
夫がバイブや電マで責める時もあれば、M子さんのオナニー姿を夫が鑑賞することもある。
とりわけ、「オナニー鑑賞」はM子さんの体を熱くした。
ある日、振動する電マを秘部にあてがいながらオナニーを見せていたM子さんは、K一郎さんに告げた。
――ああっ、気持ちいい……K一郎さん、フェラチオをさせて!
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