入籍後に本性見せたモラハラ鬼夫と離婚したい、でも…。躊躇する47歳女

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-05-25 06:00
投稿日:2024-05-25 06:00

いつかは、離婚を…

「息子が遊びに来ると、夫は“いい人”を演じます。だから息子は『ママ、いい人と再婚できてよかったね』なんて言ってくるんですけど、私としては複雑な心境です。

 ただ…、息子に心配をかけたくないので、夫が鬼であることは伏せているんですよね。もしここで、私が夫から苦しめられているなんて息子が知れば、きっと息子が傷ついてしまいますから…」

 美由紀さんは、「鬼」のような夫とは、これからもずっと添い遂げることはとても難しいと判断、「いつかは、離婚を」と腹に決めていると話します。

バツ2に抵抗感はあるけれど、もう無理

「今度離婚をすると、私はバツ2なんですよねぇ…。一度目の離婚よりも二度目の離婚のほうがメンタル的にキツいって聞いたことがありますけど、本当だろうなって気がします。

 そういう不安も大きくて、離婚をするのはいつがいいのか決めかねているところもあるんです。

 夫がもう少し、“鬼”じゃなければ…、ある程度の我慢をして添い遂げる選択もできるかもしれないけれど、とてもじゃないけれど老後を穏やかに過ごせる相手ではありません。

 ここまでヒドイと、夫はなぜ猫をかぶってまで私と結婚をしたかったのか意味がわかりませんよね。

 妻に対してヒドイ態度をし続ければ妻が逃げてしまうかもしれないってことだってわかっていると思うのに、年々ヒドイ態度が増していく夫に対して、今はもう不快感しかありません」

  ◇  ◇  ◇

 結婚生活に対して、諦めの感情が色濃く出ている美由紀さん。では、夫であるマコトさんは、夫婦の関係性についてどう受け止めているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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