“女風”で気持ち良くなりたいのに…アラフォー女性初回利用でなぜ大失敗?

内藤みか 作家
更新日:2024-06-06 06:00
投稿日:2024-06-06 06:00

恥ずかしくてソワソワ、照れ隠しに会話ばかり

「そろそろ移動しましょうか」と彼に切り出され、近くのラブホテルに2人で入ったのですが、そこからもA子さんは恥ずかしさを隠すかのように、室内を探検したり、ソファに座って彼と話の続きをしたりと、どんどん施術の時間を減らしてしまったのです。

「シャワーを浴びないと時間が終わっちゃうよ」と彼に言われ、やっとベッドに向かった時は、残り1時間を切っていました。

 そこからはオイルマッサージをたっぷりしてもらって、次第に体の力が抜けていき、いよいよエッチなタッチが始まりました。

 結局、A子さんが望んだいやらしい経験は、最後のほうにチラッと行われただけで、緊張もあり、あまり記憶に残っていないということです。

 さらに、抱きしめてもらいたいという希望も叶えられませんでした。恥ずかしがって希望を伝えられず、悔やむ結果になってしまったのです。

「目的」を見失わないこと

 その後A子さんは、リベンジの機会を探っています。今度は事前にしっかり希望をメールなどで伝えておき、デートはせずにいきなりホテルに向かおうと考えているそうです。

 急増している女性向け風俗業ですが、無届営業のところより公安に無店舗型性風俗特殊営業登録し、登録番号をサイトに表示しているほうが安心と言われています。

 業者の連絡先が明記されているところも、何かあったときにすぐ対応してもらえてありがたいのでは。自分でもしっかり業者をチェックすることが必要です。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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