本当に防災対策してますか? 大切な人を守るために家庭でできること

コクハク編集部
更新日:2024-06-28 06:00
投稿日:2024-06-28 06:00
 2024年元旦の石川県能登地方の地震は、まだ記憶に新しいですよね。日本のどこかで災害が起こると、一時的に防災意識が高まるものの、喉元を過ぎればつい防災対策を忘れてしまいがち。
 今回は災害の多い日本だからこそ、家庭でできることを6つ、ご紹介します。40代ファミリー層の皆さんはぜひこれを機に防災対策を見直してみてください。

家庭でできることは? 防災対策の基本3つ

 まずは、家庭での防災対策の基本となる3つのポイントを見ていきましょう!

1. 非常食と飲料水の備蓄

 一度大きな災害が起こると、数日間は水や食糧が手に入らない事態も起こり得ますよね。お店や電気、ガス、水道などのインフラも止まってしまえば、つらく不安な時間を過ごすことに…。

 そうならないためにも、日頃から非常食と飲料水の備蓄をしておきましょう。最低3日分以上用意しておくのが目安です。

 水は、一人1日3リットル程度の備蓄です。気がついたら賞味期限が切れていたなんてことのないよう、普段から期限が近いものを食べながら買い足す「ローリングストック法」を試してみましょう。

【合わせて読みたい】念願のドラム式洗濯機!良かれと思ってホコリを取ったら1.6万円の大出費

2. 防災リュックの準備

 いざという時に、さっと必要な最低限のアイテムを持って避難できる状態にしておくことが大切です。必要だと思われる防災グッズを揃えたら、リュックにまとめて玄関などに置いておきます。

 現金、懐中電灯、携帯ラジオ、予備の電池、救急セット、手袋、マスク、充電器などを入れておくといいですね。防災リュックも耐火・耐水仕様のものを選んでおくと安心です。

3. 家族での避難時の情報共有

 いざ災害が起きた時には、電話が通じなくなることも考えられます。そうなった時に家族がきちんと合流でき、無事を確認し合えるように避難場所や緊急時の集合場所を決めておきましょう。

 また、非常時の連絡方法や災害伝言ダイヤルの使い方、ドアに張り紙をするなど、より詳しい内容を決めておくといいですね。家を出る時にはブレーカーを落とす、火の元を確認する、戸締りをするなどの決め事も子供に伝えておきましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


メルカリか永久引き出し奥か。女友達からのいらない誕生日プレゼント6選
「誕生日プレゼントってもらえるだけで嬉しい♡」と、どんなものにも感激していたかわいい時代は、遥か昔。アラサー・アラフォー...
男社会で出世する女性は何が違うの? 特徴&今すぐ身に付けたい3つの習慣
 女性の社会進出はかなり進んできましたが、まだまだ男社会で出世する女性になるのはたやすい話ではないでしょう。では、どのよ...
「鏡も見たくなかった」対人恐怖症の筋肉マッチョが自分を好きになるまで
 日本で唯一のコンテスト主催団体による“生涯現役で魅力ある存在を目指す”ミスターコンテスト「Mr. Phoenix(ミス...
出費額は100万円!? なぜ筋肉マッチョは「ミスターコンテスト」に挑むのか
 女性の外見や内面の美を競うミスコンテスト(以下、ミスコン)。ルッキズムの議論が広がる昨今、ミスコンの意義を問う議論が絶...
記憶鮮明な阪神・淡路大震災発生前夜の“異変”。冬眠モードのカメが突然大騒ぎして…
 8月8日16時42分ごろ、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生。その後、気象庁が初めて「南海トラフ地震臨時情報(...
“たまたま”チェックに余念のない茶トラ君♡ 写真集の表紙になれるかな?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「妊娠アウティング」経験者たちのエピソード 悲劇はどうすれば防げたのか
 皆さんは、「妊娠アウティング」という言葉を知っていますか? もしかしたら、実際に被害を受けたことがある人もいるかもしれ...
あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...