ゾッコンした女は恋愛上級系?それなら…交際戸惑う48歳バツ1男の胸の内

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-06-22 06:00
投稿日:2024-06-22 06:00
冷酷と激情のあいだvol.200〜女性編〜」では、たまたま入ったバーで出会った男性と友達以上恋人未満の関係が続き、40代になって恋の始め方を忘れてしまったと嘆く紗子さん(45歳・仮名)の心情をお届けしました。
 では、紗子さんのお相手であるスグルさん(48歳・仮名)は、紗子さんとの曖昧な関係をどう捉えているのでしょうか。

48歳、離婚後は気ままな独身生活を謳歌

「あの子のこと、すごくタイプだなって思ったんだけど…、このまま関係を進めた先に、幸せがあるのかわからなくて躊躇っています。

 紗子さんとは、出会ったその日から頻繁にLINEのやりとりをしているし、食事も3回ほど行きました。

 だけど、ドライブや旅行に誘ってもまったく乗り気じゃないみたいだったし、紗子さんが僕とどうしたいのか、ちょっとわからないんですよね」

 ため息をつきながら、こう話すスグルさんは、10年前に離婚をして以来ずっと、気ままな独身生活を送ってきたそう。

 何度か彼女ができたこともあったものの「みんな長続きはしなくて、3カ月とか半年とかで別れちゃった」とスグルさんは、恥ずかしそうに打ち明けます。

関係を縮める前に冷めてしまった

「だからもうね、真面目な恋愛はいいかな〜って思っていたんですよ。

 だけど、そんなときに紗子さんと出会って、急速に惹かれたのも事実。だけどさぁ、惹かれたのが急速だったからかもしれないけれど、冷めるのも早いっていうか、今の俺は、最初の頃よりも、かなり冷静になってきちゃってるんだよね。

 紗子さんのことを気に入ってはいるんだけど、付き合ったら大変そうだよなぁ…とか、俺じゃあ紗子さんの満足いくような彼氏にはなれなさそうだよなぁ…とか」

 紗子さんはスグルさんが当初に思っていたよりも、恋愛の経験値が高そうに見えるのも、スグルさんが関係を縮めるのを躊躇っている理由のひとつとのこと。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


排卵検査薬ない? 絶賛不倫中の子から届いたドン引きLINE5選
 芸能人や著名人による不倫報道はたびたび世間を騒がせていますが、あなたの身の回りでも、不倫をしている人は意外と多いかもし...
恋バナ調査隊 2022-04-10 06:00 ラブ
デートがしたいだけ! 女性から誘う時の秘訣3つと男性の本音
 恋愛中に「彼からデートに誘ってくれたらいいのに!」と思う女性は多いでしょうが、現実はそう甘くはありません。でも、だから...
恋バナ調査隊 2022-04-10 06:00 ラブ
ビビビッを信じて!「一目惚れカップル」の恋は意外に長続き
 恋に落ちる瞬間は人によってさまざま。時には「一目惚れ」をしてしまうこともあるでしょう。一目惚れは成就しづらいというイメ...
恋バナ調査隊 2022-04-09 06:00 ラブ
男性は繊細な生き物デス…彼のプライドを傷つける彼女の言葉
 男性には「男のプライド」があります。雄々しく見えるこのプライドですが、実はちょっとした彼女の言葉でも傷ついてしまうデリ...
恋バナ調査隊 2022-04-09 06:00 ラブ
結婚10年目で発覚!“鬼嫁”と吹聴する夫に不信感が募る38歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-04-09 06:00 ラブ
“鬼嫁”と吹聴すれば楽…切実な事情を抱える41歳劣等夫の選択
「冷酷と激情のあいだvol.85〜女性編〜」では、3歳年上の夫・トシキさん(仮名)から、自分の知らないところで“鬼嫁”呼...
並木まき 2022-04-09 06:00 ラブ
交際中の彼が別の女と結婚! 2年間尽くしまくった女性の悲劇
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。SNSの普及で簡単に連絡を取り合えるツールが増えました。しかし、ここが“落と...
山崎世美子 2022-04-09 06:00 ラブ
実は周囲からウザがられてる? 痛い「バカップル」5つの特徴
 仲が良いカップルを見ると、羨ましくなってしまうことってありますよね。でも、中には羨ましいどころか、敬遠される痛いカップ...
江戸時代?私をドーターと呼ぶお客様からの巻物式ラブレター
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-14 18:20 ラブ
イチャイチャタイムに♡ 彼氏と一緒に使える美容アイテム4選
 以前と比べると男性の美意識は上がっていますよね。化粧水を使う人も多く、中にはパックや美容液を使うなど女性と同じくらい美...
恋バナ調査隊 2022-04-07 06:00 ラブ
婚活必勝!春は別れの季節…彼とさよならしても幸せになれる
「春は別れの季節」って、婚活中のアラサー女子にとってはあまり聞きたくない言葉ですよね。結婚を視野に入れ、時間をかけて育て...
恋バナ調査隊 2022-04-07 06:00 ラブ
人妻不倫に悩む本命彼…その心を着実に転換させる3つの方法
 近頃、不倫関係にも男女逆転の波が押し寄せています。今までは既婚男性と恋愛して悩む女性が多かったのですが、最近は既婚女性...
内藤みか 2022-04-07 06:00 ラブ
W不倫常習男“欲まみれ”の口説き文句 お互い様で大丈夫って?
 ダブル不倫によって家庭を壊してしまう人も、残念ながら少なくありません。はじまりは、“魔が差したほんの一瞬”であることも...
並木まき 2022-04-06 06:00 ラブ
友達じゃなくね? 男性がアナタを意識してしまう魔法の言葉
 好きな人ができると、何としてでも落としたくなりますよね! しかし、カレの気持ちが自分に向いていなかったり、知り合いの1...
若林杏樹 2022-04-06 06:00 ラブ
あー恋したい!女性が男性に惚れるきっかけは転がっています
 人は気づかぬうちに恋に落ちてしまうことがあります。「いつから彼を意識しはじめたんだろう?」なんて、自分でも戸惑ってしま...
恋バナ調査隊 2022-04-06 06:00 ラブ
デキ婚→子連れ離婚を決意!時給830円のレジ打ちが重要な訳
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...