3歳娘にアタマジラミ!? 我が家を救ったアナログな退治法と意外な美容家電

コクハク編集部
更新日:2024-07-23 00:08
投稿日:2024-07-22 06:00

3. 専用コームで卵を駆除

 シャンプーでは卵を殺すことはできない、でも卵の量が多すぎて爪では取り切れないので卵駆除専用のコーム(ニットピッカーという商品)を購入しました。

 ドラッグストアでは売っていなかったのでネットで注文。送料無料で約2800円でした。翌日配送でしたが、これほど荷物が届くのが待ち遠しかったことはない…。

 そしてこれがなかなか便利! 先ほどのシャンプーにも付属のコームがついていますが、目が粗いので成虫はとれても卵はとれません。

 でも、このステンレス製のコームは歯と歯の間がせまいので、卵のついた子どもの髪をとかすと卵が引っかかり髪からはがし取ることができます。卵が集中している箇所にコームを通すとゴソッと取れます。

 使用後、コームの歯にはさまった卵はガムテープで取り除きます。髪の上では白く見えた卵ですが、不思議とガムテープの上では黒く見えます。卵は髪から離れた時点でもう死んでいるそうです。

 1週間ほどお風呂前にコームで髪をとかすことを習慣にしました。髪を引っ張るので最初は嫌がっていた娘ですが、途中から慣れて「虫やっつけよう!」とやる気を出していました。

4. ヘアアイロンの熱で駆除?

 一般的なヘアアイロンは130~180度まで上がりますから、熱に弱いシラミの駆除にも効果があるはず…というわけで、1回だけ娘の髪にヘアアイロンを使ってみました。

 アイロン後にコームを使うといつもより卵が取れやすい感じがしたので、ある程度の効果はあったと思います。

おわりに

 すごく不潔にしているわけでなくても、うつる時はうつるのがシラミです。特に小さい子は、お友だちと頭をくっつけながら遊ぶので、しかたがないところがあります。

 我が家でも布団を離したり、タオルを共有しないなど気をつけていましたが、途中で妹から兄にうつしてしまいました…。息子はちょうど髪を切る時期だったのでバリカンで短くしました。

 娘の頭にシラミを発見してから完全に駆除するまで、かかったのは2週間ほど。できればもう経験したくありませんが、保育園や小学校など集団生活に身を置く以上、今後も可能性はあるでしょう。その際は今回の経験を活かして落ち着いて対処したいと思います。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「生理痛で婦人科に行くなんて大げさ」は間違い。月経不調の陰に潜む病気のリスク【専門医監修】
「月経前や月経中の腹痛がひどい」「頭痛や気持ちがわるくなったりする」「イライラが止まらない」…そんな月経にまつわる不調を...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第103回「みんなで百物語ニャーン!」
【連載第103回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「鎌(カマ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
40代、気づいたらぼっち…まぁ、仕方がない3つの理由と“新しいつながり”の見つけ方
 40代を過ぎてから「友達が減った」と感じていませんか? 学生時代に親友と呼べるほど仲の良かった友達でも、気がつけば年賀...
メン地下「推し活」でメンタル崩壊、ストーカー寸前…沼りすぎた女たちの壮絶リアルな体験談
 いろんな意味で話題の「メン地下(=メンズ地下アイドル)」は、激しいハマり方をする女性ファンが多いことでも有名です。 ...
義母からの過干渉が「上司より怖い…」30歳新妻を追い詰めた“凶器”のようなLINE
 私の友人ユリ(30歳・事務職)が結婚して半年。幸せいっぱいの新婚生活を想像していた彼女を待っていたのは、思わぬ“監視網...
やってもた! 買って後悔した“便利グッズと家電”無駄遣いエピソード。バナナケースってマジで何で買った?
 今日も日本中で便利グッズや便利家電が生み出されています。でも、中には便利なはずなのに使ってみると「絶対いらないわ…」と...
マイメロがちょこん♡ 100均の“ワッペン”で服がめちゃ可愛くなった! 芸能人もハマる、手芸が密かなブーム?
 もともと裁縫が好きで洋服や小物を作るのを趣味としていたのですが、引越しのタイミングでミシンを仕舞い込んでから、すっかり...
おばば軍団から聞いた不思議な話。植物のパワーって本当にある? 花屋おすすめの“魔除けになる”飾り方
 ワタクシはいわゆる「スピなお話」が「都市伝説」関連と合わせて大好物でございます。  仕事柄、葬祭や宗教関係の方々...
姑の「無事でよかった」にウルッ…。義母からの“心に染みた一言”4つ。「うちの宝よ」って照れくさいなあ!
“姑”と聞くと「うわぁ…」とマイナスなイメージが浮かぶ人もいるかもしれませんが、素敵な姑も存在するもの。そんな姑をもつ女...
猫さま「ただ受け止めよ…」風に身を任せる“にゃんたま”のありがた~い説法が聞こえる?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スター猫ににゃんたま総長まで。個性的なモフモフが大集合! 秋に愛でたい8連発♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年8月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
中年の“集中力”はどこに消えた? 若い頃と「同じ脳じゃない」と気づいた私の小さな工夫
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
なんで全部マネするの?次男の妻が意味不明…悩む57歳義母が見つけた意外な突破口
 かつての嫁姑問題といえば「同居」や「家事」、「子育て」をめぐる衝突が定番でした。しかし令和の時代を迎え、別居が当たり前...
“イヤホン女子”は狙われる? 知っておきたい夜道のNG行動と自衛テクニック
 悲しいことに、女性をターゲットにした物騒な事件が続いています。日頃から防犯意識を高め、対策をしておきましょう。今回は特...
で、出た~! 絶対に謝らない奴らのお通りだ。友人・職場・恋人のトンデモエピ7連発。逆切れに納得いかない…
「明らかにあなたが悪いよね?」という場面でも、絶対に謝らない人、いますよね。素直に「ごめんね」の一言を言えば済む話なのに...