業界平均15%と言われる成婚率において約80%の高い成婚率(※)を誇る結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸氏。そんな“敏腕”恋愛・婚活アドバイザーが、迷えるアラフォー世代の女性たちに向け、後悔しない婚活の極意をお伝えします。
後悔しない結婚生活は、まな板の上の鯉ではなく、自らつかみにいきましょう!
(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
40代50代シングルファザーの婚活事情
シングルファザーはまだ絶対数が少ないです。年収が低くても母親が親権を取る確率の方がとても高いからですが、しかし僅かながら、子育てをしている40~50代のシングルファザーが、婚活業界にも出てきました。
ですが、婚活は困難なのが現状。子供がいる男性を求めている女性はほとんどいません。というのもプロフィール確認の段階で、ほぼ全ての女性がお相手の希望について、「子供なし」にチェックします。シングルファザーは「子供あり」に〇が付いているからマッチングしませんよね。
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「子供はもう産めないけれど孫が欲しい」女性のケース
例外的に、「子供はもう産めないけれど孫が欲しいから、5歳から15歳ぐらいの子供のいる男性を希望する」という女性がいました。彼女は米国企業で仕事をバリバリやってきて、年収が3000~4000万円と稼いでいました。
アメリカでは里親や養子縁組に偏見がありません。結婚後もし子供が出来なければ、「養子縁組」をして子供を持つという選択肢もごく普通にあり、子供達も特別視されることはありません。
そんなアメリカの感覚を持った女性は、プロフィールの段階で「子供あり」に〇をつけました。そのケース以外は、私がシングルマザーの会員さんに「相手にお子さんもいらっしゃるけれど、ご自分のお子さんと気が合えばいいかもしれませんよ」とか「お互いに連れ子同士だから、うまくいくかもしれません」と言って重い腰をやっとあげて会ってみるパターンです。
子育て経験者は「宝」
シングルファザーの中には、前妻と離婚したわけではなく、死別してしまって必然的に子育てをしている男性もいます。子育てを経験している男性はやっぱり素晴らしい人間力を持っているので、婚活市場でも宝です。
初婚の50歳と子育てを経験している50歳は、包容力や忍耐力などが親子ほど違います。子育てをしている人は、結婚がどんなものかという現実もよく理解しています。
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