無意識な「フキハラ」あるある4選 職場や家庭でやらかしていない?

コクハク編集部
更新日:2024-08-05 06:00
投稿日:2024-08-05 06:00
 ここ最近でできたハラスメント用語の一つとして「フキハラ」があるのですが、ご存じでしょうか。
「不機嫌ハラスメント」の略。今回はよくあるフキハラエピソードを紹介します。

最近よく聞くフキハラって?

 フキハラとは「不機嫌ハラスメント」の略。文字通り、不機嫌な態度を取って周りを威圧し、不快にさせたり気を遣わせようとしたりすることをいいます。このフキハラ、職場や家庭で無自覚でやってしまっている人が多いのだとか…。

 よくあるフキハラを4つ紹介するので、自分がやっていないかチェックしてみてください。

 フキハラをしていると周りを不快にさせてしまうのはもちろん、気づいたら周りから人がいなくなっていて独りぼっちになってしまうので、自分にとってもデメリットしかありません。

 早速、日頃の言動がフキハラに該当しないかチェックしてみましょう!

【読まれています】シゴデキだけどなかなか厄介!? 高学歴部下を持つメリットとデメリット

職場や家庭でやってないかチェック! よくあるフキハラ

 職場や家庭でありがちなフキハラを4つ紹介します。あなたの無意識な行動、もしかしたらフキハラかも?

1. 部下が仕事を失敗したので態度を変えた

 自分が上司や先輩の立場の場合、部下や後輩が大きなミスをしてしまうとしわ寄せを食らうので、ちょっとイラッとしてしまいますよね。でも、仕事で失敗はつきもの。適切な指導をしてエールを送るのが上司や先輩の役目です。

 逆に、部下や後輩がミスしたことをきっかけに、素っ気ない態度を取ったりきつい口調で接したりするのはフキハラだと捉えられてしまう可能性アリ。

「大きな失敗の尻ぬぐいをしなくちゃいけないんだから、少しくらい部下に冷たい態度を取ってもいいでしょ」と思うかもしれませんが、冷静に。

 部下・後輩が「自分のせいで上司・先輩が不機嫌に…どうしよう。泣」と萎縮してしまってもよくないですし、「一度の失敗でこんな露骨に嫌な態度を取られるなんて、フキハラだ!」と感じられても仕方ありません。

2. 契約が取れず、会社でため息ばかりついた

 顧客候補の企業と商談したものの、契約が取れなかった…。こんなとき、誰だって気分が落ち込んでため息一つくらいつきたくなるもの。でも、会社でやったらフキハラだと捉えられかねないのでNG。

 周りの人が何度もため息をついていたら、「この人、不機嫌なのかな?」「声をかけて事情を聞くべき? それとも放っておいて欲しいかな?」と気を遣いますよね。

 気を遣わせている時点で、フキハラだと捉えられてしまってもおかしくないんです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「豆娘」って読める? ヒント:最近、空を飛んでるかも
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
『ルナルナ』の呪縛から早4年、そろそろ子どもも考えたい。もう一度入れたら“副産物”が…!
 生理管理アプリとして有名な『ルナルナ』ですが、さまざまな理由からアンインストールしていた筆者。そろそろ妊活も考えたいと...
2024-09-14 06:00 ライフスタイル
「コーヒー1杯も買えない!」キャッシュレス化に乗り切れない、現金派の叫び
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
滝川クリステルに「好きになれない」の声多数。バリキャリだけど同性ウケしないのはなぜ?
 フリーアナウンサーの滝川クリステル(46)の所属事務所が9日、夫の小泉進次郎元環境相(43)が自民党総裁選に出馬表明し...
ペッ!!他人の人脈を勝手に使うな~!「距離感バグってる人」がやりがちな5つの行動
 率直に聞きますが、みなさんの周りで「この人、なんか距離感バグってるな」って人いません?  今回はスナックのママ、...
暑すぎる夏…クール系入浴剤が気持ちいい~!疲れをお湯に流せる3選
 今年の夏は特に暑かった。本当…驚くほど暑すぎました。  毎日かき氷やアイスコーヒーを摂取していたので、身体の中は...
親不孝じゃないよ! 実家に帰省しない時の冴えた言い訳6選
 シルバーウィークが終わったら、もう年末年始はすぐそこ。長期休暇に帰省をする人は多いですよね。「実家でのびのびすごそ〜♡...
頭重感とは?MRIは異常なし、頭痛の“震源地”は肩こりだった!【薬剤師監修】今すぐできる改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
懐かしの「アジャパー」ポーズを激写! お茶目な“たまたま”にほっこり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仏様のお供えは「花」とは限らない! もうすぐお彼岸、仏花にまつわるケンミンSHOW的な話
 ねこ店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の仏事に手厚い土地柄の片田舎にあります。とりわけ、夏のお盆からお彼岸月の9月...
ロボット掃除機より優秀!? “激落ちくん”のお掃除スリッパが突き付けた我が家の床の現実
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
私の心が狭いのか? 甥っ子が放った「お金持ちだから好き」発言にモヤモヤした話
 あっという間に、9月ですね。早い! 夏休みの帰省で姪っ子や甥っ子に会った方も多いのでは。  筆者にも、5歳の甥っ子が...
テーブル下でこっそり放熱中…ステンレスで涼をとる賢い“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どものいない祭り
 都会の喧騒の中で見つけた祭り。  そこにははしゃぐ子どもの姿はなかった。  たまにはいいかな、自分のためだ...
ほっこり癒し漫画/第81回「センセッ ジカンデスヨッ」
【連載第81回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「鉄漿」って読める? ヒント:最古のメイク
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...