更新日:2024-08-23 12:51
投稿日:2024-08-16 06:00
歯止めがきかない
――キスして…。
顔を上げて、唇を突き出すと、ゆっくりと唇が重なってきたんです。もう何年も味わっていないキスの味…たとえホストであっても、自分を『女』として見てくれる彼に救われたのは事実です。
舌を絡め、互いの唾液を啜りました。以前、『女風や出張ホストなんて、性病が怖い』と言っていたのに…でも、ここまでくると歯止めがききません。
――胸…吸って欲しいの。
その言葉に、シズル君は優しく唇を移動させます。首筋から耳たぶ、鎖骨へと降りて、バスローブの前を広げてきたんです。
ぶるんとEカップの乳房がさらされました。
――奈緒子さん…キレイです。
ペニスが欲しい!
彼は鎖骨や肩口を撫でていた手を胸元にすべらせ、両乳房を捏ねまわしてきたんです。
――ああ…。
キスも数年ぶりなら、乳房を揉みしだかれることも久しぶりです。自分でも恥ずかしいほど乳首がツンと勃っていくのが分かりました。
――はあ、奈緒子さん…ッ!
彼は私の乳首を口に含みました。生温かな唾液と柔らかな舌の感触に、私は大きく体をよじってしまって…。
――いい…気持ちいい。
心からの叫びでした。乳首を吸われることがこれほど気持ちよかったなんて…。そして、時おり私の脚に当たる勃起が彼の興奮を告げてきて…。
(欲しい…ペニスが欲しい!)
本番は禁止と聞いていても、どうしても雄々しい生身のペニスが欲しかった。HPには『お好みのアダルトグッズで、お客さまにサービスさせて頂きます』と記されていましたが、私はどうしても本物が欲しくて、私は挿入をもくろんだんです。
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