加齢臭も漂う夫は「ザ・おじいさん予備軍」。生理的に厳しいと訴える46歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-08-24 06:00
投稿日:2024-08-24 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

46歳、夫の容姿に不満あり

 46歳の千鶴さんは、8歳年上の夫・ケンタさん(仮名)とふたり暮らし。お互いに過去にも婚歴があり、11年前にバツイチ同士で再婚しました。

 子どもに恵まれなかったこともあって、フルタイムの共働きをしていますが、ここへきて千鶴さんは夫の容姿に大きな不満を抱えています。

「夫を見るたびに、老けたなぁ…って思うんですよ。

 それも、“いい老け方”ではなくて、いかにもオジサンっていうかおじいさん予備軍みたいな感じ?

 見た目が不潔っぽくて嫌になるし、加齢臭だと思うんですが、近くに寄るとなんとなく臭いし…」

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努力不足な夫に不快感

 人間誰しもに加齢は訪れるもの。しかし千鶴さんは、ケンタさんの老け方を「自分の努力不足」とバッサリ言い切ります。

「夫はもともと物事に対して、ヤル気がないタイプっていうか…、何事に対しても底力みたいなものを感じないんですよ。ダメだったら仕方ないや〜みたいな。

 そんな夫の性格を『おおらかでいいかも』って感じた時期もありましたけど、一緒に住んでみて、頼りにならない部分も多いし、お世辞にも頼りになるパートナーではないんですよね」

 加齢に無抵抗な夫のスタンスに、千鶴さんは不快感を覚え、生理的に受け付けなくなってきているとか。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
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