平手友梨奈がHYBEと契約終了、2度目の退所で訪れる転機。神童が“本物”に返り咲く日

こじらぶ ライター
更新日:2024-08-24 06:00
投稿日:2024-08-24 06:00

平手友梨奈「HYBE」退所報道、散見される「芸能関係者」の情報

 平手友梨奈(23)が今月8日、韓国の大手芸能事務所「HYBE」日本本社のレーベル「NAECO」との専属契約を終了した。平手は、2016年に欅坂46としてデビューして以来所属していたSeed & Flower合同会社を22年に退所しており、これが2度目の退所となる。

 平手についてはそのいずれの際も、多くの顔が見えない“関係者”にネガティブな証言をされ、記事となり、コメント欄には心ないバッシングが多く飛び交った。

 しかし、彼女はグループ活動時からSNS発信を自らではほぼしていない。それが余計に噂に尾ひれをつけ、拡散される原因にもなっている。それでも彼女は反論も言い訳もしない。

 ただ、彼女とNHKドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」で共演した佐伯恵太(37)は今月10日、自身のXで、

「平手友梨奈さん、ドラマの現場でご一緒した時、謙虚で素敵でしたよ~。もちろん毎日時間通りに来られてましたし。ストイック過ぎて心配になることはありましたが......」と投稿。

「『芸能関係者(匿名)』が語る情報が正しいこともあれば、正しくないこともある。多くの場合、読者はそれを確かめようがないんです。芸能関係者が誰なのかさえ」とも補足している。


【こちらもどうぞ】"欅坂46平手友梨奈"伝説のラストライブ 今再び刮目せよ!

共演者、エキストラからの発信内容は…

 これまで共演してきた北川景子(38)、岡田将生(35)、志尊淳(29)ら多くの大物俳優陣とも深い親交があり、可愛がられていることが彼らの発信から伝えられている。

 また21年のドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)で共演したクラスメイト役の仲間とは、本当の同級生のように仲良くなったと本人たちから証言されているし、平手と共演した子役達はSNSでみな口を揃えて“とても優しくしてくれた”と、彼女と離れることを寂しがった。

 平手の映像作品にエキストラ参加した人々も、彼女は共演者やスタッフはもちろん、エキストラにまで丁寧に挨拶をし気遣いを見せていたと、次々にSNS上で証言している。

 平手が14歳という若さで欅坂46に加入し、身の危険に晒されたり、いわれのない誹謗中傷などに遭い、心身に不調を抱えてきたのは恐らく事実だろう。グループ活動で直前に出演出来なくなったことも確かにあった。

 それでも、彼女が最年少でグループを引っ張りながら、心身を酷使し消耗していたことを考えると、とてもワガママなどと切り捨てることは出来ない。

ライブ終演時、誰より深くお辞儀をしていた

 あるいは、作品の世界観に没入したり、完璧を追い求めた結果、自身が怪我を負ったこともあったし、周囲とズレが生じたこともあったかもしれない。

 筆者が見た中でも、ライブなどのステージ上で、前髪で顔を隠し前を向くことが出来ないままパフォーマンスしていたこともあった。それでも、いつも終演の際には誰より深くお辞儀をしてはけていた。

 心と身体がうまく合致せず、多くの観衆の“期待通りの自分”でいられないもどかしさもあっただろう。

 昨今の報道では、彼女が撮影現場に来ないといった証言もあった。それが本当かどうかも分からないが絶対ないとも言い切れない。だが、それがただの彼女の気まぐれやワガママだとは到底思えない。

“死んだ顔のまま出る”

 かつてSEKAI NO OWARIとのラジオ対談では、どう振る舞ってもあれこれ言われてしまうことを考え、ステージに出る前に過呼吸になると話していた。

 そして、ステージに“死んだ顔のまま出る”との趣旨も明かしていた。10代ではギリギリ、“死んだ顔のまま出る”ことが出来ていたものが、どこからかそれすらも出来ない状態に追い詰められていたのかもしれない。まして、ステージに上がってさえしまえば進行していくライブと違い、映像作品では“死んだ顔のまま出る”ことは出来ないだろう。

こじらぶ
記事一覧
ライター
ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


ゴンベエ(宇野祥平)の素性が明らかに…上方新喜劇ばりの人情劇がグー
 ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、スズ子(趣里)は梅吉(柳葉敏郎)と今後のはな湯をどのようにしていくか相談する。  ...
桧山珠美 2023-11-24 16:11 エンタメ
母ツヤ(水川あさみ)笑顔の最期、「ナレ死」に救われた
 大阪に戻ってきたスズ子(趣里)は病床のツヤ(水川あさみ)と再会する。ツヤの病状のことを受け止めきれないスズ子は、梅吉(...
桧山珠美 2023-11-23 16:05 エンタメ
六郎役・黒崎煌代の将来性、母ツヤとやり取りに泣けて泣けて笑える
 六郎(黒崎煌代)の出征の日がせまり、六郎は頭を丸め恥ずかしそうにしている。相変わらず体調が悪いツヤ(水川あさみ)は専門...
桧山珠美 2023-11-21 17:30 エンタメ
「下剋上球児」で“令和のキムタク”になりそうなイケメン俳優は?
 2019年のドラマ、「3年A組-今から皆さんは、人質です」(日本テレビ系)を覚えていますか?  菅田将暉が教師役...
「らんまん」のデジャヴ? ヤバ藤化するダンサーの中山、秋山逃げて~
 内緒の話があると松永(新納慎也)から呼び出されたスズ子(趣里)は、梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘われ...
桧山珠美 2023-11-14 16:15 エンタメ
木下優樹菜から迸るガチヤンキー魂!前言撤回、TV再登場するタチの悪さ
木下優樹菜様(元タレント・35歳)  やっぱりユッキーナ(木下優樹菜)様のヤンキー魂には惚れ惚れしてしまいます。 ...
堺屋大地 2023-11-14 06:00 エンタメ
市川染五郎は眉毛、堅あげポテト、ラ・マンチャの男なくしては語れない
 先日、歌舞伎で「ルパン三世」をやることが報じられました。題して、新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」。  ルパ...
上原多香子は不倫を繰り返す“恋愛単発ドラマ”の女王!続編不要体質の業
上原多香子様(女優、美容家・40歳)  元SPEEDの上原多香子様は、あまり役者業のイメージはないと思いますが、す...
堺屋大地 2023-11-14 16:23 エンタメ
スズ子覚醒!茨田りつ子(菊地凛子)と渋谷のり子の表情がオーバラップ
 歌うコツを掴んだスズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)とのレッスンを続け、その歌声はぐんと熱を帯びてきていた。  ...
桧山珠美 2023-11-10 14:30 エンタメ
“おぼこ娘2人”の初々しい恋バナ! つよぽん演じる羽鳥は「まさに笑う鬼」
 スズ子(趣里)と羽鳥善一(草彅剛)の厳しいレッスンは相変わらず続いている。しかし、羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しな...
桧山珠美 2023-11-09 15:46 エンタメ
BLACKPINKの再契約なるか?「7年目のジンクス」結末に4つのシナリオ
 世界的なK‐POPブームの昨今。「コクハク」読者の中にも、K-POPにハマっている方も多いのではないでしょうか? ...
2023-11-09 06:00 エンタメ
「マイホームヒーロー」を嗜む!なにわ男子高橋“俳優武者修業”に高好感度
 すっかり忘れていました。佐々木蔵之介(55)の存在を。最後の独身大物俳優などと言われ、過去には、小野真弓や丸山桂里奈な...
大和玲子(蒼井優)の戒名に「礼」と「優」、位牌の細部にまで抜かりなし
 スズ子(趣里)たちは、大和礼子(蒼井優)が出産後に病院で亡くなったと知らされる。スズ子はお別れの会で、大和が梅丸少女歌...
桧山珠美 2023-11-03 14:30 エンタメ
スズ子のナレ出世、股野のナレ求婚…感動のシーンを描いて欲しかった!
 昭和12年、スズ子(趣里)が香川から戻ってきて3年。梅丸少女歌劇団は、秋山(伊原六花)のタップダンスとスズ子の歌を二本...
桧山珠美 2023-11-01 15:37 エンタメ
SMILE-UP.(旧ジャニ)俳優部の演技&将来性、飛躍の片鱗見せたの誰?
 嵐の二宮和也(40)がSMILE-UP.(旧ジャニーズ)からの独立を発表しました。  中丸雄一、山田涼介、菊池風...
スズ子出生の秘密に迫る香川編、ナニワの至宝&大地真央のヅカ同期が登場
 スズ子(趣里)と六郎(黒崎煌代)のふたりは、梅吉(柳葉敏郎)とツヤ(水川あさみ)の故郷である香川を訪れる。スズ子が小学...
桧山珠美 2023-10-28 06:00 エンタメ