第21週「貞女は二夫に見ず?」#105
お互いそれぞれの名字を名乗ったうえで、「夫婦のようなもの」になることを決めた寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)。猪爪家が手狭なこともあり、優未(毎田暖乃)の中学進学に合わせて星家に移ることにするが、花江(森田望智)は不安を隠せない。
そんな中、結婚式のお礼を言いに来た直明(三山凌輝)は、結婚式はしないという寅子に「心が躍るような」お返しをしたいと言い出す。
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【本日のツボ】
喫茶「ライトハウス」の由来
※※以下、ネタバレあります※※
姉・寅子のために、心が躍るようなお返しをしたいと明律大の仲間たちに連絡し、「竹もと」に集結させた直明、よくできた弟です。おかげで懐かしい顔ぶれが一堂に会し、さながら同窓会のようになりました。
しかも、全員、法衣を着用しての人前結婚式。学生時代のあの「法廷劇」を彷彿させ、ますます懐かしく…。いまは香子を名乗る香淑(ハ・ヨンス)もヒャンちゃん呼びされても以前のようにピキッとすることなく、穏やかで安心しました。
久保田先輩(小林涼子)は鳥取で弁護士を続けていて、中山先輩(安藤輪子)も検事をしていることがわかりました。久保田先輩が「佐田君、ずっと言いたかったんだ。あの時は君にすべてを背負わせてしまってすまなかった」と寅子に謝り、「あの時は仕方がなかったんですよ。先輩方も私も」と寅子。
そんなやりとりを複雑な表情で聴いているよね(土居志央里)にお酌をするなど、なにかと気遣う轟(戸塚純貴)。そんなふたりのやりとりが微笑ましくもありました。
この日、涼子(桜井ユキ)&玉(羽瀬川なぎ)の喫茶「ライトハウス」の由来が判明しました。涼子たちの店の話題になり、寅子が「今度、みなさんで行きましょうよ。ライトハウスのハヤシライスは絶品なんです」と言ったところ、「ライトハウス?」と反応するよね。
涼子が「喫茶『燈台』からお名前を拝借しましたの」と言えば、玉も「喫茶『燈台』、新潟支店です。ご迷惑でしたか?」と続けた。「いや、マスターも喜んでいる」とよねも嬉しそうな表情に。まさか「ライトハウス」がカフェ「燈台」に由来していたとは!
ドラマもあと1か月と少々残すのみ。喫茶「ライトハウス」=カフェ「燈台」のような仕掛けはまだまだあるかもしれません。
そして、次週。寅子と優未が星家に行ってしまい、猪爪家の人たちの出番が少なくなるのでは、と心配しています。
NHKさん、スピンオフで「花江と猪爪家の人びと」をぜひお願いします。
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