第22週「女房に惚れてお家繁盛?」#106
寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は星家で暮らし始めるが、航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)とはまだぎこちない雰囲気だった。
そんな中、百合(余貴美子)が星家の家事全般を引き受けていることに疑問を感じた寅子は、つい苦言を呈してしまう。
かたや地裁では、寅子は後輩である判事補の秋山(渡邉美穂)からなつかれていた。
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【本日のツボ】
星家で一番のオトナが優未だった件
※※以下、ネタバレあります※※
昭和31年春、寅子と優未の星家での新しい暮らしがスタートしました。
「じゃあやりますか」。航一がみんなを促し、何をやるのかと思ったら麻雀でした。「皆さんお好きなんですね、麻雀」、寅子の問いに「麻雀、花札、トランプ…。祖父に鍛えられました」と朋一。祖父・初代最高裁判所長官の朋彦(平田満)も写真で登場しました。
猪爪家も星家も家族写真を大切に飾っているのは、当時の流行かとも思いましたが、実は演出上の都合だったりして!? 一瞬、写真が映るだけでその人の存在を思い出します。星長官が亡くなった際、その日の「あさイチ」の朝ドラ受けで、博多大吉が「そこまであまり思い入れがない」などと言っていましたが、ちゃんと写真で存在感を出しています。
麻雀から始まった今週は、またまた波瀾の予感です。卓を囲んで仲良くなるのかと思いきや、優未が航一から麻雀を教えて貰ったと言うと、ピキっとなる朋一とのどか。2人とも目力が強く、このピキッがかなり強烈で、不穏さも倍増しに。
そして、初めての朝。「朋一さん、のどかさん、今日はどうなさる?」と百合が聞くと、「ごはんかな」「私はパンで」とそれぞれバラバラ。
そんな光景に寅子が黙ってられるわけもなく、百合に「あの、お聞きしても…。もし、ご家族が全員パンがいいと言った場合、用意していたお味噌汁やごはんはどうなるんですか?」と尋ねます。「私がお昼や夕飯にいただきますから」という百合の言葉に、「でもそれって…」と寅子。
場面変わって、寅子と優未が向いあってひそひそ話。「そりゃ『はて?』だよ」と優未がいえば「そうよね」と寅子。慌てて「し~っ」と寅子をいさめ、「気になることがあるなら、もう少し仲良くなって、それから本音を聞いていけばいいんじゃない?」と優未。
なんて恐ろしい子、じゃなくて賢い子。寅子も優未の言うことを聞いていれば間違いなし、と思った矢先、その夜、寅子はまたまたやってしまいました。
思ったことはすぐに口に出してしまう寅子、そんなところが航一には刺さったのでしょうが、果たして子どもたちは…。
27日「あさイチ」に松山ケンイチと井上祐貴の「寅に翼」コンビが登場
ところで、明日(27日)の「あさイチ」は必見です。ゲストはなんと松山ケンイチと井上祐貴の「寅に翼」コンビ。井上くんは料理男子で「あさイチ」では何度か得意料理を披露しているので、これは楽しみです。
明日の朋一の態度が目に余るようだと華大さんにお説教を食らってしまうかも、です。それはそれで楽しみな。
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