日経新聞女性記者ストーカー容疑報道にみる…PayPay不倫はほんの一例、“バレない不貞手口”の共通点

コクハク編集部
更新日:2024-09-05 09:46
投稿日:2024-09-05 06:00

「PayPayのチャット機能で64回やり取り」の報道

「あの報道を見て肝が冷えましたね…」

 30代の大手食品メーカーに勤めるA太郎さんは、日本経済新聞記者の花澤葵容疑者(33)がストーカー規制法違反の疑いで逮捕された報道に触れ、冷や汗が止まらなかったと話す。

 各報道によると、花澤記者は某全国紙に在籍する妻子ある30代男性記者と不倫関係にあり、8月17日から逮捕前日の25日にかけて電子決済サービス「PayPay」のチャット機能で64回にわたって《会いたい》《1人にしないで》などとメッセージを送信していたという。


【こちらもどうぞ】唇かむ“サレ女”。高度化する浮気バレ対策、奴らはLINEに証拠残さない!

“PayPayのチャット機能が浮気に使える”

 メッセージツールといえば、国内で9,700万人以上の月間利用者数を誇るLINEが有名だが、“道ならぬ恋”の経験者であるA太郎さんも、PayPayのチャット機能を使って不倫相手と連絡を取り合っていたと振り返る。

「僕には妻と結婚する前に会社の同期と浮気した“前科”があります。当時彼女だった妻には、相手の子とのLINEのやり取りがきっかけでバレたんですが、以来、僕のLINEは妻の監視下にある。そんなときですよ、SNSで“PayPayのチャット機能が浮気に使える”というバズり投稿を目にし、最近はすっかりPayPay派です」

 PayPayの国内ユーザー登録数は6,500万人超。いまやスマホを使う3人に2人が利用する社会インフラだが、そのチャット機能は不倫・浮気の連絡ツールとしても支持されているのだ。

PayPayは一例。バレないための手口に“ある共通点”

 SNSによる恋愛事情に詳しいライターのミクニシオリさんはこう話す。

「PayPayのチャット機能を浮気や不倫相手とのやり取りで使う人は珍しくなく、むしろ“バレないための手口”はどんどん増えている印象です。たとえば、Googleスプレッドシートの更新で連絡を取り合ったり、Slackに連絡専用のチャンネルを作成したり。複数のカレンダーを作成できるアプリも方法のひとつですね」

 そんな便利ツールには、ある共通点が。

「ビジネス用として利用されるツールだということ。家族のいる自宅のリビングや職場で起動させ、やり取りの画面を開いていても怪しまれにくく、利点となる。年齢問わず色恋に関する取材をしていると、浮気というものは世の中からなくならないのだなあと痛感してしまいます」(前出のミクニさん)

パスワード解除を取り付けたところで…

 もはやLINEやSNSを見張るだけでは、浮気を突き止めるのはほぼ不可能。スマホのパスワード設定を解除し、「いつでも好きな時に確認してもらって構わないから」なんて言われたところで信用できないレベルである。

 そう考えると寄り道せずに帰宅し、食事の用意ができてもゲームをする手を止めない夫がかわいく見えてくる…? オンラインゲームの相手はどこの誰だって話もあるけれど。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「マチアプで知り合った女と人生歩めます?」肉体関係を拒む50男の疑念
「冷酷と激情のあいだvol.190〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った50歳の恋人と、1年にもわたって肉体関係...
並木まき 2024-04-13 06:00 ラブ
淡泊すぎて蛇の生殺し…マチアプ交際1年、肉体関係ゼロな彼に悩む46歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-04-13 06:00 ラブ
イワクラ×オズワルド伊藤も破局復縁おかわり 時間を無駄にする男女なぜ
 お笑いコンビ「蛙亭」のイワクラ(34)が、9日放送の冠バラエティー「イワクラと吉住の番組」(テレビ朝日系)で、恋人であ...
お育ちのいい男を見極めるポイント6つ 好物件は絶対に逃がしちゃダメ!
 今回は育ちのいい男を見極める基準を解説します。育ちのいい男は自分のことも周りの人のことも大切にするので、結婚するといい...
恋バナ調査隊 2024-04-12 06:00 ラブ
ママ活で小遣い稼ぎする男性が増殖中!彼氏が沼って稼いだらどうする?
「彼氏がママ活のやり取りをしてるかも!?」と悩む人が増えています。熟女と会う日程を決めようとしているメッセージを見つけて...
内藤みか 2024-04-11 06:00 ラブ
職場のバツイチ男性を好きになっちゃった! 社内恋愛成就の最大のコツ
 社内で好きになった男性が、実はバツイチだった…。社会人をしていれば、こんなこともあるでしょう。  今回はバツイチ男性...
恋バナ調査隊 2024-04-11 06:00 ラブ
40代女性実家暮らし「やばい」認定は当然? 恋愛・結婚“対象外”のワケ
 40代女性で、実家暮らしをしている人はたくさんいますよね。でも実は恋愛面においては、「40代女性の実家暮らしはやばい」...
恋バナ調査隊 2024-04-10 06:00 ラブ
離婚後にイチから恋愛できるモチベ残ってる? 年々臆病になる自分に喝を
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  夫との長年の...
豆木メイ 2024-04-09 06:00 ラブ
正論で返してくる彼氏への対抗策 愚痴や不満をこぼすのも許されない…
 彼氏は心を許している身近で特別な存在。そんな彼に、日々の愚痴や不満をこぼすときもあるでしょう。でも、彼氏が正論しか言わ...
恋バナ調査隊 2024-04-09 06:00 ラブ
妻が怒り狂う夫の呆れた浪費先4選 家計は家族みんなのものでしょ!
 今回は「夫の無駄遣い」をテーマに、女性たちの怒りや不満を集めてみました。  使う金額こと以上にその使い道に納得がいっ...
恋バナ調査隊 2024-04-08 06:00 ラブ
2年前の48歳まで処女として過ごした“こじらせ恋愛観”の根源
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳まで性体験がなかったよもやま話を綴っていま...
mirae.(みれ) 2024-04-08 06:00 ラブ
課長「なにが楽しみで会社に?」の業務LINEで崩壊!不倫きっかけは些細
 不倫カップルがいつどうやって一線を越えたのか気になりませんか? 「ダメだ」と分かっている中、なにがきっかけで盛り上がっ...
恋バナ調査隊 2024-04-07 06:00 ラブ
処女バレは絶対回避!必死過ぎる見栄を張ったあの頃の私たち
 女性なら共感すること間違いなし! 今回は、女性が処女バレしないように見栄を張るときの、あるあるエピソードを紹介します。...
恋バナ調査隊 2024-04-06 06:00 ラブ
モラハラ夫って本気ですか? 再婚妻の態度に我こそ被害者だと主張する男
「冷酷と激情のあいだvol.189〜女性編〜」では、新婚1年にして、すでに夫との離婚を真剣に考えている42歳の美香さん(...
並木まき 2024-04-06 06:00 ラブ
「夜のアッチも前妻と比較され…」再婚1年で離婚を覚悟した42歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-04-06 06:00 ラブ
どこぞの殿様ですか? 出張の準備くらい自分でやって!ダメ夫LINE3発
 夫に対して「子どもより手がかかるわ…」とイラッとした経験はありませんか?  今回は「それくらい自分でやってよ!」...
恋バナ調査隊 2024-04-06 06:00 ラブ