唇かむ“サレ女”。高度化する浮気バレ対策、奴らはLINEに証拠残さない!

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2024-06-06 06:00
投稿日:2024-06-06 06:00

「誰でも持ってるあのアプリ」を不倫に乱用

 今、SNSのショート動画には“スマホから浮気を発見する方法”に関する動画が溢れ返っています。LINEはトーク画面上から履歴を非表示にしても、あらゆる方法で「よく連絡する人」がいるかを確認できるということを知らない人は、もはやいないのではないでしょうか。

 そんな事情もあって、ここ最近はスマホでの浮気隠ぺいが高度化しつつあります。今回は、浮気された側も「目からウロコ」な、高度な不倫・浮気バレの瞬間を集めてみました。

Aさん(29歳・女性)のケース

 LINEはあまりにも日常的に使用するコミュニケーションアプリであるため、浮気慣れしている人たちはもう、浮気・不倫の相手とLINEを使ってやり取りしたりしなくなっているといいます。

 先日、旦那さんの不倫を見破ったというAさんですが、旦那さんが不倫相手との連絡に使っていたのは、私たちにとっても身近なとあるアプリでした。

 以下、Aさんの告白。

 ――結婚する前から旦那は浮気の常習犯だったので、結婚後も女性関係に関しては全く信頼していません。

 数度浮気を繰り返したので、『今後はいつでもスマホを確認していいから』との承諾を得て、スマホのパスコードはを共有してもらいました。なので、結婚前より安心して過ごしていましたが…。

 去年の秋頃から急に休日の外出が増え、帰りの時間を濁すようになったので、これは確実に黒だと考えていました。

 しかし、LINEには怪しい女とのやり取りはなく「SNSから共有」で確認しても、特にトーク履歴を削除した形跡も出てきません。なかなか尻尾が掴めずにいたのですが、最近「よく使うアプリ」に、PayPayが入っていることに気が付きました。

旦那はケチで現金派

 旦那はケチなので、手数料などにうるさく、私とのデートの時にも、一緒に食べたごはんなどはたいてい現金で精算します。PayPay払いを使っているのも見たことがないので、なんとなく怪しさを感じて、中身を見てみたら…。

 なんと、PayPayで割り勘のやり取りをする時に使うトーク機能を使って、不倫女と連絡を取っていたんです。完全に盲点でした。こんな姑息な手口が通用しないよう、世の中にもっと広まってほしいです。

  ◇  ◇  ◇

決済アプリのメッセージ送信機能を活用するずる賢さ

 メイン画面から「送る」という項目を選択すると、これまでPayPay送金をした人のリストが出てきて、タップするとなんと、たしかにメッセージの送信機能が。送金だけできればいいと思っている人からすると存在すら気づかないので、これはたしかになかなか気づけそうにありません…。

「KakaoTalk」などのように、メッセージのために使うアプリが入っていると怪しさに気づきやすいですが、PayPayはそもそも誰が使っていても怪しまれないので、考えた人はかなりずる賢そうですね…。

 ただし、今のところトークを削除する機能はないようです。

 非表示にすることはできても、履歴は残るので浮気の証拠は全部残ることになります。パートナーや相手への慰謝料請求はしやすそうですね。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


45歳夫「月9万も出してるんですよ」生活費折半が不満。結婚のメリットは“家事の負担が減る”ことでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.275〜女性編〜」では、結婚5年目で家庭内において損得勘定の強い行動をする夫・マコトさん(仮...
並木まき 2025-12-06 11:45 ラブ
夫がセコすぎる! “家事代行代”は片方が負担するべき?「搾取され続ける関係はもう嫌」と呆れる42歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-12-06 11:45 ラブ
自分勝手すぎる!既婚者を「婚活アプリ」で見抜くポイント。自称“ペットを飼ってる”男性が怪しい理由
 先日、独身だと嘘をついて婚活アプリに登録して女性を騙した既婚男性に対し、裁判所が賠償金の支払い命令を出しました。 ...
内藤みか 2025-12-05 11:45 ラブ
「これが最後の恋だって」56歳男、運命の女から“無理な願い”に動揺。決断までの残り時間はあとわずか…
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-12-05 11:45 ラブ
地獄のクリスマス!彼氏が親友と浮気してた…冬に思い出す“最悪の12月24日”エピソード4選
「好きな人から告白された」「彼にサプライズをされて幸せだった」など、クリスマスに素敵な思い出がある女性もいるでしょう。し...
恋バナ調査隊 2025-12-05 08:00 ラブ
はぁ?「抱かれてるんでしょ」って許せない! 同僚からの“忘れられない一言”4つ
「同僚は心強い仲間」と言いたいところですが、現実はそんなに甘くない様子。同僚をライバル視して、嫌味や皮肉を言う人もいるよ...
恋バナ調査隊 2025-12-04 08:00 ラブ
やめとけ~。元カレの“SNSを監視する”女の心境。ストーカー認定されて即ブロック!
 1度愛した人をすぐに忘れるのは難しいですよね。きっと「つい元カレのSNSを監視しちゃう」なんて人もいるでしょう。でもそ...
恋バナ調査隊 2025-12-04 08:00 ラブ
泥酔でキッチンが大惨事…恋人の “酒グセ”が悪すぎる!酔っ払いにドン引きしたエピソード7選
 お酒が入ると誰しも言動が変わるもの。あなたの恋人は、酔っておかしなことを言ったり、不思議な行動に出たことはないでしょう...
恋バナ調査隊 2025-12-03 08:00 ラブ
ギャップにキュン♡ 5人の女性が「年下もアリ!」に変化したワケ。これって母性本能?
 大人になってから恋愛観が変わる女性もいるもの。「年上男しか興味なかったけど年下男もアリになった」なんて人もいるようです...
恋バナ調査隊 2025-12-03 08:00 ラブ
母の一言がグサッ!彼氏ナシ女の泣ける「クリスマス」エピソード。美容師さん、デートの予定を聞かないで…
 街はイルミネーションでキラキラ、SNSには幸せそうなカップルの写真が並ぶ季節になりました。だけど、私は今年も安定のシン...
恋バナ調査隊 2025-12-02 08:00 ラブ
「彼女が2人います」こんな“交際”はアリ? 別居婚に期間限定…変わった形のカップル6組に聞いてみた
 恋愛や結婚の形は人それぞれ。最近は「一緒に住む」「1対1で付き合う」という従来のスタイルにとらわれない、ユニークな関係...
恋バナ調査隊 2025-12-02 08:00 ラブ
ホストに借金700万!男女6人の「婚約を解消」した衝撃エピソード。結婚前に知ってよかった…!?
 すでに婚約済みであとは結婚するだけ。そんな2人が別れを決意するのはどんなときなのでしょうか? 実際に婚約を解消した経験...
恋バナ調査隊 2025-12-01 08:00 ラブ
「妻はオオカミ少年みたい」いつも“離婚する”と叫ばれウンザリ。悪口ばかりの関係に夫が終止符を打つ日
「冷酷と激情のあいだvol.274〜女性編〜」では、結婚12年目を迎えても夫婦喧嘩が絶えない理恵さん(仮名)の心情をお届...
並木まき 2025-11-29 11:45 ラブ
41歳妻、喧嘩ばかりで本当にイヤ! 密かに企む“夫の矯正計画”は成功するか?「義母はきっと協力するはず」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-11-29 11:45 ラブ
何十万の出費も…貢ぐ女性は注意! 夢追い男子の“応援要請”が年末に増えるワケ
 年末になると増えるのが、「夢追い男子」からの応援要請です。年末年始のイベントに来てとか、頑張ってるから応援してほしいな...
内藤みか 2025-11-28 11:45 ラブ
クリスマスも彼に会えず…37歳バツ1女性が選んだ「別の作戦」。遠距離恋愛で陥る“孤独”の満たし方
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-11-28 11:45 ラブ