えっ、麻酔は? 40女が「大手美容クリニック」でヒアルロン酸をぶち込んで驚いたこと

コクハク編集部
更新日:2024-09-12 06:00
投稿日:2024-09-12 06:00

えっ、保冷剤が麻酔代わり?

 そして2週間後、施術です。やはり大手はお客さんも多いので、予定時刻より30分ぐらい待たされたように思います。施術室は、前回のクリニックが手術室のようだったのに対し、なんだか皮膚科の診察室みたい。

 リクライニングベッドで待っている間、看護師さんに保冷剤を渡されます。え、これは?

「痛みを伴いますので、ほうれい線部分を冷やしておいてくださいね」

 なるほど、麻酔の代わりですね! …大丈夫なのか、という不安が訪れた瞬間でした。ちなみに、麻酔はオプションで追加可能みたいです。

 数分後、美人医師が現れスタートです。前回と一番違うのは、注入個所でしょう。以前はおそらくより自然に見えるよう、ほうれい線の上部分や周辺に注入していく方法でした。

 ですが今回は、ほうれい線を直撃! だから1㏄という少ない量で済んだのかも。鼻の横部分には入れず、上歯のあたりから唇の横あたりまでブニュと入れていきます。

 実は、私が一番気になっていたほうれい線はその部分でした。前回は鼻の横部分の溝をきれいに埋めてくれたのですが、そこって個人的には気にしてなかった部分なんですよね。なので、今回はより仕上がりも大満足!!

 麻酔をしない分、痛みが不安でしたが前回とほとんど変わりませんでした。むしろ、前回の麻酔注射が一番痛かったかも(笑)。施術時間は15~20分ぐらいでしょうか。

 ヒアルロン酸はすべて吸収されるわけではなく、多少は蓄積されていくため、前回のクリニックでも「1回目より2回目の方が満足度が高いはず」と言われていました。だから、もし前回のクリニックで施術しても同じぐらいの量で同じくらい満足したのかもしれません。

 前回のクリニックと比べると、麻酔の件など全体的に少し雑な印象もありました。翌日まで軽い痛みがあったのは、麻酔をしなかったせいか、技術力の差なのか。

39000円のお支払い。コスパ良すぎ!

 ですが、当初の20000ポイントに加え、さらに謎の10000ポイントも追加され、最終的なお会計は39000円。やすっ!! 前回の12万円と比較するとすごいコストダウンです。

 この金額でこの仕上がりなら、私は次もこの大手でいいかな…という気持ちです。ただし、大手といっても、美容クリニックによって評判は異なるよう。しっかり口コミや評判などを事前に調べて、安さで安易に飛びつかないよう注意しましょう。

 次回はついに「大体の人が満足してしまう」という3回目。楽しみです。

※ヒアルロン酸注入にはリスクもあり、細菌感染の危険や医療事故のケースも存在します。ご自身でしっかりと調べてから医師の指導に従い、納得したうえで行なうことをお勧めします。

(編集MS)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


「まぶたのたるみ」原因と予防法。おでこのシワにボトックスが不向きな人は注意【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
VIO脱毛“つるつる”の後悔5選。ハードルまたいだけど「全部なくす」のは早すぎた?
 VIO脱毛は、ほかの部位と比べてハードルが高いと感じますよね。その一方で、毛を全部なくす「ハイジニーナ」にして、「やり...
30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...