そもそも「頭身」って何?
頭身とは、頭のてっぺんから顎までの長さである「頭の長さ=全頭高」を1として、「身長が頭何個ぶんあるのか」という割合を表したものです。つまり、身長が頭7つ分の長さに相当する人は「7頭身」、頭8つ分の長さなら「8頭身」ということになりますね。
この頭身の数字が大きくなるほど、顔が小さくスタイルが良いということになります。ちなみに、小さな子供は頭身の数字が低いので、イラストなどを描く際の基準としても使われているようですよ。
日本人の平均は「7頭身」って本当!?
実は、日本人の平均頭身は「7頭身」と言われているのをご存知ですか?「7頭身」というと、結構スタイルが良いイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか?
日本人の一般的な平均頭身
人工知能研究センターが2001年11月〜12月に、日本人青年男女約120名を対象に行った「日本人頭部寸法データベース」によると、以下のような結果になりました。
◆青年男性の平均身長:約169. 9cm
◆青年男性の平均全頭高(頭の長さ):約23. 1cm
◆青年女性の平均身長:約158. 4cm
◆青年男性の平均全頭高(頭の長さ):約21. 8cm
これを「身長÷全頭高」で計算すると、青年男性は平均7. 3頭身、青年女性は平均7. 2頭身ということになります。
同じ頭身でもスタイルの見え方は異なる
「日本人の平均頭身は7頭身」と聞くと、あなたは自分で思っているよりも意外とスタイルが良いかもしれません! ただし、同じ頭身サイズでも、太っている人は頭身が低く、姿勢の良い細身の人は頭身が高く見られたりと、見た目の印象は頭身の数値以外の要素でも大きく変わるようです。
スタイルを良く見せるためには、全体のバランスを意識した対策をとることが大切なんですね。
自分は何頭身? 正しい頭身の測り方
続いては、頭身を測る方法をチェックしていきましょう! 簡単な方法なので、ぜひ自分が何頭身かも測ってみてくださいね!
ティッシュの箱を使って測る方法
2つのティッシュの箱を用意します。壁に後頭部をつけて立ち、頭頂部にティッシュの箱を乗せて壁に押し当て、ティッシュの箱の下部分の壁に印をつけます。その後、顔の横の壁にティッシュの箱を押し当て、顎先部分の壁に印をつけます。最後に2つの印の間を測るという方法です。
この方法で測る場合、人に手伝ってもらったほうが測りやすいです。1人で計る際には、壁にマスキングテープなどで印をつけたり、鏡を置いたりと、工夫して行うとやりやすいでしょう。
スマホを使って測る方法
スマホを使って全身の写真を撮り、身長が頭いくつ分の長さがあるかを印をつけながら数える方法です。ただし、写真を撮る角度によって歪みが生じ、正しい数字が出せない場合があります。顎を引いてまっすぐ姿勢良く立つこと、スマホはおへそくらいの高さに設置して、床と並行になるよう注意しながら撮ることを心がけましょう。
また、何頭身かを調べられるアプリもあるので、活用すると便利ですよ。
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