パパ活とママ活、何がどう違う?「何でもします」を“喧伝”した30代フツメンが垣間見た地獄

内藤みか 作家
更新日:2024-09-12 06:00
投稿日:2024-09-12 06:00

特殊プレイを迫られて…

「ほんとに何でもしてくれるの?」と連絡をくれたのは、50代の人妻でした。なんと、SMプレイをやってみたいというのです。お小遣いは弾むので、気が済むまでムチを打ってみたいのだとか。

 Jくんは一瞬迷いましたが、延々とムチ打たれる恐怖に耐えられそうもなく、「痛いのはちょっと無理です、すみません」と丁重にお断りしました。

 別の女性からも女王様ごっこをしたいというお誘いがありましたが、応じる勇気は出ませんでした。

それでもママ活を続けるべき?

 結局Jくんは、まだ1円もママ活で稼ぐことができていません。それどころか「30代なのにママ活してるんですか?」と厳しい言葉が返ってくることもあります。「若い学生さんにごはんをご馳走するくらいなら」と考える女性はいても、30代はママ活するには年齢オーバーと感じる人が多いのかもしれません。

 それでもJくんは「なんでもします」という言葉をプロフィールに出し続けています。「いつか、これならできると思える案件が来るかもしれないので、気長に待ちます」ということでした。

 ネット上にはJくんのように、もしかしたらオイシイ話があるかも…と連絡を待ち続ける男性が何人もいるのかもしれません。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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