共働き世帯は専業主婦世帯の約3倍! 女性が選ぶべき未来のための選択とは

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-09-24 06:00
投稿日:2024-09-24 06:00
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。

共働き世帯が年々増加

 2023年には共働き世帯が1200万世帯を超え、専業主婦世帯の約3倍にまで増加しました。しかし、この共働きの中にはパートで働く主婦が多く含まれています。

 実際には、夫と同じ額を稼ぐ女性はまだまだ少ないのが現実です。

 この現状は共働きが増えたという印象と、実際の収入格差のギャップを浮き彫りにしています。

専業主婦でいることの幸福とは?

 SNSなどでは「専業主婦やパート主婦でいられる社会こそが素晴らしい」といった意見も見受けられます。

 確かに、子どもが帰宅したときに「おかえり」と言って迎えられる環境は、母親と子ども双方の幸福感を高めるものです。

 私も会社員からフリーランスに転身し、家にいてあげられる安心感を得た経験があります。

 しかし、専業主婦やパート主婦でいることが本当に幸福かどうかは、夫婦仲が良好かどうかに大きく左右されると思うんです。

 「この人と結婚したら幸せになれる」

 そう信じて結婚したはずですが、現実にはセックスレス、不倫、ギャンブル、借金、子育ての価値観の違いや親族との付き合いなど、さまざまな要因で夫婦関係が悪化してしまうことも珍しくありません。

【読まれています】レス歴10年。夫に女性として見られていない私は“モチベ維持”のために最重視していること

経済的自立がもたらす安心感

 たとえ夫婦仲が悪化しなかったとしても、予期せぬ事態が起こることもあります。

 夫が病気で働けなくなったり、失職したりする可能性も考えられますよね。

 そんなとき、経済的に自立していない女性は、社会的な孤立や不安定な生活に陥るリスクが高まります。

 だからこそ、女性が自分自身のキャリアを持ち、経済的に自立していることは大切です。

 夫と全く同じ収入を得るのは難しいかもしれませんが、自分自身の収入源を確保することで、未来に対する安心感を持てるのではないでしょうか。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


雑草対策にもなるよ! ほっぽらかし園芸の超絶おすすめ草花は?【春植え付け編】
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の仕事には、歩道や公園の脇に造成された花壇への草花納入もあります。その中には近隣も含まれ...
性悪“ルッキズム女子”嫌われる人あるある6選。見た目も大事だけど心がズキズキする…
 最近何かと話題になる「ルッキズム」。近年、美容医療が芸能人だけでなく一般の女性にとっても身近な存在になったせいなのか、...
渋谷はちょっと苦手になった更年期おばさん。着実に老化現象が進む予感!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
自称・丁寧な暮らし派のいい嫁アピールLINE6連発!梅仕事に針仕事、新聞に毎朝アイロンがけまで…
 SNSを覗いてみると、「丁寧なくらしをする私はいい嫁アピール」が激しい投稿をよく見かけます。  そりゃあ、日々の生活...
Amazonで☆4つの高評価!「激落ちくん」お手軽価格&耐久性バツグンの神モップ“唯一”の弱点は?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
気高きプリンスが降臨! 黒豹“たまたま”のお手入れは今日も完璧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とある路地裏で
 路地裏に立ち、しばらく観ていると、何かの絵に見えてくる気がする。
【女偏漢字探し】「性」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
子なし夫婦はつらいだけ? 子どもを産まない理由と5つの決断
「DINKs」という言葉があるように、「子どもを産まない」ということが近年では夫婦の選択肢の一つとして普通になってきまし...
フジ第三者委は1950件超の“証拠のやり取り”復元を成功!「デジタルフォレンジック」費用や要注意事項は?
 元タレントの中居正広氏(52)とフジテレビの元女性アナウンサーのトラブルによる一連の問題で、同局は3月31日、第三者委...
あの「信頼してるよ」は嘘、本当どっち? 本音を見分けるひとつの方法
 大人のみなさんはそれぞれ行きつけのお店があると思いますが、そのお店での立ち位置が気になったことってないですか? ...
夫が不在時の楽しみといえば? 高級お菓子の一人占め、寝だめ、刺激を求めるなら…
 世界で1番大切な存在(?)の、夫。一緒にいるときは幸せいっぱいでも、夫が不在だからこそできることもある! ということで...
2025-04-04 06:00 ライフスタイル
白米信者の夫もご満悦!米が高いなら「もち麦」を食べればいいじゃない
 米価格の高騰が止まりません。農林水産省が3月24日に発表した米の平均小売価格は、5キログラム入りが4172円。とうとう...
ボスママに嫌われる人の特徴5つ。子どもの入園・入学シーズン、ロックオンは回避したい!
 これから子どもの入園・入学を控える女性の中には「ボスママとうまくやっていけるかな…」と不安になっている人もいるのでは?...
天界からのパワーを受信中? 神聖な空気が漂う厳かな“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
伴侶、ペット…大事なパートナーの死の乗り越え方。花屋が痛感する「ほどほど」と「さっぱり」
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ギフトやデイリーユースの販売に加え、冠婚葬祭をはじめとした「ライフイベント」...