結婚相談所に薦められるままに60代の男性とお見合いをしたら、どんな会話が交わされるのか…体験者からのレポートです。
ようやく50代の経営者とオンラインデートに
「60代男性とお見合いした50代女性が悟ったことは?」の記事でもご紹介した、婚活中のアラフィフMさん。できれば同年代か年下とのマッチングを希望していましたが、登録した相談所からは60代を薦められることが続いていました。
しかし前回のお見合いで、結婚後は介護までもを期待されていることにショックを受けたMさんは、どうしても60代に抵抗があります。
そのことを率直に相談所に伝えると、やっと50代の経営者を紹介してもらえました。今回はなかなかお互いの都合が合わず、オンラインデートとなりました。
「元嫁より若い」と無邪気に喜ぶアラカン男性
お見合い相手は、50代といっても58歳。あと2年で60代に突入する人ではありましたが、60代でなければM子さんの心理的にはセーフです。お相手の男性はバツイチで、前の結婚相手は同い年だったそうです。
オンライン上でお互いに顔を見合わせ、初対面の挨拶を済ませた直後、男性がいきなり「まいっちゃったなあ」とボヤき始めました。どうしたのかと尋ねると「元嫁より10歳も若い人だなんて、まいっちゃうよ」とデレてくるのです。
そして「俺なんかでいいの?」とM子さんに聞いてきます。
「来週、俺とデートしようよ」
いいかどうかも、まだ初対面から5分も経っていません。そして、オンライン上の男性は、明らかにメタボな体型をしていて、だらしなく椅子の背にもたれながら、「こんな若い人を紹介してくれるなんて、いい相談所だな〜」とニヤけまくっているのです。
彼は自動車販売業をしていて、東京23区に自宅があり、経営者なので生活は割と安定しているとのことでした。そして元気なうちは仕事を続けるつもりだという考えにも共感できます。
けれどMさんに、「ねえ、俺とデートしようよ」と誘ってくるのです。
「口説いちゃって、いいの?」
勝手に盛り上がる彼は、「ゴルフでも行こうか?」と、アポを取り付けようとしてきます。「私、ゴルフはできないんです〜」とやんわりお断りモードに入ったMさん、正直に言えば、メタボ体型の男性がちょっと苦手なのでした。
しかし男性はMさんが引いていることに気づかず、「じゃあお酒でもどう? いいバーを知ってるから連れて行くよ」とノリノリです。
さらに「いい雰囲気になったら、口説いちゃってもいいの?」と、ねっとりした目でMさんを見つめてくるのです。
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