「浮気に逃げないよ、俺は」被害者ヅラする妻からの離婚を断固拒否する47歳男性

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-10-19 06:00
投稿日:2024-10-19 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.217~女性編~」では、結婚3年目の夫・マモルさん(47歳・仮名)との離婚を強く望む妻・絢音さん(39歳・仮名)の苦悩をお届けしました。
 夫婦間に暴力や浮気などの明確な理由があるわけではないものの、夫の性格に強い疑問を抱き、一緒に暮らすのは難しいと結論を出しています。マモルさん自身は、今の夫婦関係や離婚についてどんな考えをもっているのでしょうか。

47歳。離婚できるならしてみろ

「離婚できるなら、してみろって感じですね。

 俺は浮気もしてないし、借金や暴力だってしていません。義実家だって俺らには無関心だから、妻にとって窮屈な環境ってわけじゃないです。

 俺が妻に対して何か悪いことをしているわけではないのに『離婚したい』って言われて、“はい、そうですか”なんて同意するわけないじゃないですか。

 息子の成長をそばで見届けたいですし」

 妻が離婚したがっていることは、ある程度理解をしていると話すマモルさん。しかし、まともに取り合う気はないと強調します。

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妻は幼稚な考えの持ち主

「最近ってちょっと合わないってだけですぐ“離婚”っていいますよね。 少なくとも、俺はそういう気がしています。

 絢音は、俺と一緒にいるのがしんどいって言っていましたけど、夫婦なんてもとは他人。

 ピタリと感覚が合うなんて、そもそもありえない。相手のイヤなところにも折り合いをつけながら、それでも乗り越えていくのが本来の形なんじゃないですかね?」

 マモルさんから見て6歳年下の妻は「イヤになったら投げ出せばいいという幼稚な考えの持ち主」なのだそう。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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