Snow Man佐久間大介も驚嘆!平手友梨奈× Ado「唱」圧巻コラボの見どころを総括

こじらぶ ライター
更新日:2024-10-19 06:00
投稿日:2024-10-19 06:00

平手友梨奈移籍後初のTV出演、事務所の先輩Adoとコラボ!

 10月16日、歌手・俳優・モデルとして活動する平手友梨奈(23)が、新所属事務所となるクラウドナインの5周年特別番組「雨音」(フジテレビ系)に出演した。

 平手は同番組で移籍後初の新曲となるデジタルシングル「bleeding love」、同事務所の歌い手・Ado(21)と一夜限りのスペシャルコラボレーションで「唱」を披露。平手は2021年のソロデジタルシングル「かけがえのない世界」以来、約3年ぶりの歌唱披露で国内外のファンと、コラボ相手であるAdoを沸かせた。

 同日0時に「bleeding love」楽曲配信がスタートすると、iTunes Store総合ランキングでは日本だけでなく、台湾、香港、タイでもチャートイン。「雨音」放送2時間前の21時には同曲MVが解禁され、海外ファンからは愛称の“Techi(てち)”呼びで、「Welcome back!」「Techi最高!」「Techiは私の全て」と各国言語でコメントが寄せられた。

 日本のファンからも新曲やMVを称える声だけでなく、平手に人生を救われてきたこと、平手がまた表現の場に帰ってきたことに感謝する言葉などで溢れた。

 また、同曲MVには、振付けにCRE8BOY、スタイリストに尾内貴美香氏、監督に大久保拓朗氏など、欅坂46時代から平手に関わってきた制作陣が集結した。

 CRE8BOYは17年の「FNS歌謡祭」(フジ系)で、平手と平井堅(52)の「ノンフィクション」コラボ、欅坂46として最後の平手ソロ曲「角を曲がる」などで振付けを担当してきた。


【こちらもどうぞ】平手友梨奈がHYBEと契約終了、2度目の退所で訪れる転機。神童が“本物”に返り咲く日

有名クリエイターから信頼を得てきた“証し”


 総合カルチャーサイト「Real Sound」で掲載された彼らのインタビュー(20年)では、パフォーマー・平手について「最高ですかね。自分たちが付けた振りの持つパワーを倍にして返してくれる」、「平手さんの場合は(僕らが作った)枠組みをバーンと取っ払ってしまうような感じなんです。僕らが作った枠組みに対して、その可能性をもっと広げてくる」と絶賛していた。

 尾内氏もX(旧Twitter)上にて、平手から曲に対する考えをたくさん聞いた上で今回の衣裳製作にあたったことを明かし、「益々魅力的になった平手さんの活動にお力添え出来ていたらとても嬉しく思います」と投稿。平手が長年に渡り、数々の有名クリエイターから厚い信頼を得てきたことがうかがい知れる。

「bleeding love」は“あたしから君への愛”を“溢れる赤い涙”などで表現する、情念のこもったラブソングだ。ソロ転身後初のデジタルシングル「ダンスの理由」などで見せてきた激しいダンスに特化したMVとは対照的に、同曲MVで平手は、身がちぎれるような想いを痛切に訴えかけるように、暗い海辺で彷徨い舞っている。

 とにかく楽曲の世界観を伝えることにこだわっているであろうことは、欅坂46デビュー時から変わっていない。

 音楽特番「雨音」での同曲パフォーマンスでも、基本的にはスタンドマイクを使って切実な想いを歌いあげていたが、間奏に入ると狂気も入り交じったような激しいダンスを披露。切ない愛情の中にも、大きな感情の起伏がある愛を表現しているようにも見える。ダンスのキレや艶のある歌声の進化はもちろん、何より彼女が醸し出す色気はマシマシでダダ漏れていた。

Adoの欅坂46平手への敬愛の思い

 同番組をX上で、ファンと共に同時視聴スペース配信していたAdoは、終始平手のパフォーマンスを絶賛しながら、「倒れちゃうんじゃないの? 平手さんのファン」と、自身もまた平手に魅了されている様子を隠さなかった。

 Adoは何年も前から、X上で欅坂46の平手への敬愛の思いを表していたことで知られている。それは彼女がプロデュースするアイドルグループ・ファントムシータの目指す方向性を見ても明らかだ。「雨音」での平手とのコラボも、Adoからの熱烈オファーだったとも報じられている。

 そのAdoとのコラボ「唱」では、檻から世界に向け歌を放つAdoに対し、平手は同じ檻から登場した後、その檻を飛び出し、椅子や自身を囲う鉄枠を使いながら縦横無尽に踊り狂った。時に笑顔を見せ、コミカルな表情をしたり、感情を爆発させたりと、“唱タイム”を見事に体現するパフォーマンスを見せた平手。音楽活動については静かな動きのみだったこの3年から、解き放たれたように自由だった。

 Adoは同コラボ放送中、そんな平手について「うわー!」「凄い!」「カッコいい!」をひたすら連呼。「こんな表情してたんだ!」と感嘆のため息も漏らし大興奮。

こじらぶ
記事一覧
ライター
ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


手越祐也ポジティブのカラクリ、新曲は微妙も「アイドル」カバーはバズる
 ジャニーズ時代はNEWSに所属し、バラエティー番組でも活躍した手越祐也。退所後は“辞めジャニ”として主戦場をYouTu...
堺屋大地 2023-12-15 06:00 エンタメ
押しかけ暴走気味の愛助(水上恒司)とスズ子の恋もいよいよ
 神戸への巡業の帰り、スズ子(趣里)は久しぶりにはな湯を訪ねる。懐かしい常連客の面々に迎えられ、昔のように庭で話をする。...
桧山珠美 2023-12-13 14:25 エンタメ
水上恒司君臨!デビュー作「中学聖日記」から5年経っても年上好き♡
 昭和18年、アメリカとの戦争に終わりが見えない中、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていた。  スズ子(趣...
桧山珠美 2023-12-11 15:50 エンタメ
松下洸平は“最弱の目力”が魅力!ネトラレ役が似合う、時代が生んだスター
 松下洸平(36)の主成分は優しさです。現在、出演しているドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)を見ていてしみじみそ...
茨田りつ子がまさかの前座!? 「大空の弟」を歌いこなす趣里の表現力
 羽鳥善一(草彅剛)が企画した合同コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子(菊地凛子)とスウィングの女王・福来スズ子(趣...
桧山珠美 2023-12-07 14:30 エンタメ
「大空の弟」は聞き物、りつ子“むっつり顔”のチラシにNHKの芸の細かさ
 弟が戦死してスズ子(趣里)が落ち込んでいるのではないかと心配した羽鳥善一(草彅剛)は、食事でもしようとスズ子を自宅に誘...
桧山珠美 2023-12-06 15:20 エンタメ
「一、二、三、四、五」揃った楽団員名、余計に六郎の不在が際立つ
 役場の職員が梅吉(柳葉敏郎)の元を訪れて届けた報せには、六郎(黒崎煌代)が戦死したと記載されていた。  しばらく...
桧山珠美 2023-12-05 14:00 エンタメ
松嶋菜々子の誇らしげな語りに納得…イケオジ反町隆史を保持するお手柄感
「男の美しさは、肌に出る。」――資生堂「SHISEIDO MEN」のCMに出演する松嶋菜々子&反町隆史夫妻が話題です。 ...
櫻坂46異例の韓国人気賞1位!紅白復活&史上最多動員、大逆転なぜ起きた
 櫻坂46が11月25日および26日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで「3rd YEAR ANNIVERSARY LIV...
こじらぶ 2023-12-02 06:00 エンタメ
歌わない福来スズ子はただの人…からの脱却!らしさ炸裂のパクった楽団名
 楽団が解散して数週間、スズ子(趣里)は何をするでもなく日がな一日を過ごしていた。そんな時、スズ子は大阪に戻ってこないか...
桧山珠美 2023-12-01 14:00 エンタメ
茨田りつ子の覚悟、ラスト3分の急展開!弟子入り志願者の名に一抹の不安
 警察から解放されたスズ子(趣里)は、三尺四方の中だけで自分の歌を表現するのは難しいと悩んでいた。  警察署で自身...
桧山珠美 2023-11-28 15:27 エンタメ
日中戦争の影響じわり、スズ子が「カカシみたいなワテ」になった
 スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)が東京で一緒に暮らし始めて1年、梅吉は何をするわけでもなく酒を飲むだけの毎日を過ごして...
桧山珠美 2023-11-27 15:10 エンタメ
羽生結弦を癒すのはプーさん…自由に恋愛もできないなんて気の毒過ぎる
 羽生結弦にはまったく驚かされてばかりです。  今年、8月4日に電撃婚を発表したときも、ビックリでしたが、そのわず...
地殻変動!下剋上球児、うちの弁護士…視聴率では見えないバズり作品は
 シリーズものを除いた主要民放プライム帯ドラマ全12作の全話平均視聴率が5.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯=以...
こじらぶ 2023-11-25 06:00 エンタメ
ゴンベエ(宇野祥平)の素性が明らかに…上方新喜劇ばりの人情劇がグー
 ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、スズ子(趣里)は梅吉(柳葉敏郎)と今後のはな湯をどのようにしていくか相談する。  ...
桧山珠美 2023-11-24 16:11 エンタメ
母ツヤ(水川あさみ)笑顔の最期、「ナレ死」に救われた
 大阪に戻ってきたスズ子(趣里)は病床のツヤ(水川あさみ)と再会する。ツヤの病状のことを受け止めきれないスズ子は、梅吉(...
桧山珠美 2023-11-23 16:05 エンタメ