松本人志問題、ジャンポケ斉藤慎二の書類送検…日テレが吉本興業に怒り心頭のワケ
元ジャングルポケットの斉藤慎二(41)が20代の女性タレントに対し、ロケバス内で性的暴行を行ったとして、警視庁新宿署に不同意性交と不同意わいせつ容疑で今月7日に書類送検された件。この件に関し、日本テレビは吉本興業に対し怒り心頭だという。
第一報が報じられると、吉本興業は即座に斉藤との契約解除を発表したが、事はこれだけで収まらなかった。事件を起こした斉藤は同局の情報番組「ZIP!」の水曜パーソナリティーを務めていたからだ。日本テレビ編成関係者は呆れ顔でこう話す。
「正直、開いた口が塞がらなかった。斉藤の不祥事を知ったのは、NHKの報道です。それまで吉本から何の連絡もなかったんです。そもそも斉藤が体調不良を理由に番組を休業したのが8月……。まさに女性タレントに手を出して警察の取り調べを受けている真っ最中だったわけです。しかし体調不良を理由に『ZIP!』からの番組降板を公表したのが9月25日。真実をひた隠しにしていたと疑われてもしょうがないタイミングです。もはや吉本に対する信頼はガタ落ちです」
この不祥事を受け「ZIP!」総合司会の水卜麻美アナウンサー(37)が番組内で異例とも言うべきコメントを読み上げた。
「日本テレビは斉藤慎二メンバーについては体調不良と伺っておりましたので、今回の報道に関して非常に驚き、遺憾に思っております。日本テレビはいかなる性暴力もあってはならないと考えております」
事件を起こした斉藤や所属の吉本興業に対し、地上波放送で公式抗議と言ってもいい内容だった。
「水卜アナは、何も伝えられていなかったと、はっきり公表した。日テレが激怒しているのがうかがえます」(芸能関係者)
松本人志への対応にも悩まされる日テレ
日テレが怒るのも無理もないという。吉本所属芸人の不祥事騒動に巻き込まれる形で被害に遭っているのはこの件だけではないからだ。一番は性加害問題でトラブルを抱え休業中のダウンタウン・松本人志の対応だという。
「吉本興業の不誠実さには呆れてしまう。所属タレントのコンプライアンス教育もさることながら、企業としての礼儀、社会人としての振る舞いを知るべきです。所属芸人のスキャンダルが起きても対応はすべて後手後手。かつての闇営業問題や松本の性加害問題などすべてそうです。これだけスキャンダルが続くと今後は損害賠償など法的措置を本当に取らざるをえない事態になってくる」(前出の日テレ編成関係者)
これまでの蜜月関係が崩れ、日本テレビと吉本興業の関係に秋風が吹き始めている。
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