え、何ナニ? 夜の生活までオドオドビクビク…10歳上彼氏の異常な気遣いに嫌悪感を抱く40女

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-11-16 06:00
投稿日:2024-11-16 06:00

いちいち聞かないでよ!

「1番キモい! って思うのは、夜の生活でもそういう態度をしてくるところ。

 付き合って最初は、普通だったんですよ。でも最近は『〜してもいい?』とか『どうしたらいい?』とかって私に聞いてくることが増えて、かなり萎えます。

 流れってあるじゃないですか。それが彼の言葉ひとつでプツッと切れちゃって、我に返るんですよね。

 だから彼との夜の生活も、最近では面倒に感じますね。あ〜、またしなくちゃいけないのか…みたいな」

 マコトさんが由紀さんに気を遣えば遣うほど、由紀さんはマコトさんに対して冷めていくと話します。

オラオラ系よりマシ?

「夜の生活だけでもイヤですけど、普段からそんな感じ。ビクついている彼なんて、男らしさを感じないですよ。

 オラオラ系よりマシじゃん! って考え方もあるとは思いますけど、私は男らしい男性が好きなんです。

 姉に相談しても『我が強い夫よりも、一緒に暮らして楽だと思うよ。いいんじゃないの、今の人で』ってアッサリ言われてしまって。

 そんなもんなのかなぁ…って思うんですけど、やっぱりどうしても腑に落ちないのです」

 このままマコトさんがビクビクした態度をやめなければ、結婚しても楽しくはないだろうなと考えている由紀さん。

芝居がかった態度にイライラ

 マコトさんに対して「なんでそんなにオドオドしているの?」とさりげなく尋ねたこともありますが、本人からは「え? そんなことないよ」とあいまいな言葉が返ってきただけ。

 気を遣ってくれる男性には好感は持つものの、“やりすぎ”になっている時点で、信頼関係は築けないと由紀さんは考えています。

「なんかこう、芝居がかっていて白々しいっていうか…。なんでそこまで私の顔色をうかがうの? そんなに自分に自信がないの? ってイライラします。

 経済的にも見た目にも、マコトさんは私から見て合格点。だけど、今の彼の態度だと結婚をしてもうまくいかないんじゃないかと不安です。

 前の夫との結婚はだめになってしまったけれど、交際中に不満なんてなかったんですよね。

 そもそも不満がある相手と結婚するべきじゃないんだろうなってわかってはいるのだけど…。

 私自身、できることなら50歳になる前に再婚をしたいという、年齢的な焦りもあって、マコトさんを手放せずにいるんです」

  ◇  ◇  ◇

 由紀さんの希望は、交際当初のような自然体のマコトさんに戻ってくれること。では、恋人であるマコトさんはふたりの関係について、どのように考えているのでしょうか。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


今夜も“お疲れレス”なの?性欲ない彼氏をじんわ~りとその気にさせるテク
「彼氏が性欲ないからつらい」と悩む人がいます。毎晩ベッドに誘ってみるけれど「疲れている」とスルーされるばかりで、性欲のな...
恋バナ調査隊 2023-11-01 06:00 ラブ
「お前のため」を連呼する男性は気を付けて!言いがちなタイプと深層心理
 好きな男性から「お前のためだよ」と囁かれたら、「優しいな」と感じる女性は多いと思います。でも、恋は盲目。本当の優しさの...
恋バナ調査隊 2023-11-01 06:00 ラブ
レス歴9年、結婚生活の大半がナシでも“つよメンタル”を死守する方法3つ
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私は現在、結婚13年...
豆木メイ 2023-10-31 06:00 ラブ
え、これ買うの?夫とインテリアの趣味が合わない時の処方箋
 夫婦での引っ越しやマイホームの購入は、インテリアも買い揃えるタイミング。そんな時、夫と趣味が絶望的に合わなかったらどう...
恋バナ調査隊 2023-10-31 06:00 ラブ
「実は夫に謝りたい…」結婚してウン年でも【バレたら修羅場】にぞぞっ
 夫婦といえども、一つや二つくらいの隠し事はあるもの。なかなか言い出せないけれど、実は謝りたいと思っている場合だってあり...
恋バナ調査隊 2023-10-30 06:00 ラブ
“最愛彼氏”を最優先したらセフレに降格…アラサー女が悔やむ恋愛失敗談
 恋愛で「なんであんなことしたんだろ」と、今になって後悔しているアプローチや駆け引きはありませんか? 今回は、そんな“恋...
恋バナ調査隊 2023-10-29 06:00 ラブ
小汚いオジサンに…【超絶悲報】夫の見た目が気持ち悪いと思う朝昼晩8選
 大好な人と結婚しても、お互い年を重ねれば見た目が変わるのも当たり前。新婚当初とは変わり果てた夫の見た目に、「気持ち悪い...
恋バナ調査隊 2023-10-28 06:00 ラブ
「僕らの事実婚夫婦の覚悟は?」法律婚を望む妻に不信感を抱く50歳男
「冷酷と激情のあいだvol.166〜女性編〜」では、事実婚の夫・ジョウジさん(45歳・仮名)との関係を法律婚へと変更した...
並木まき 2023-10-28 06:00 ラブ
「夫とやっぱり籍を入れたい」事実婚→法律婚へ移行したい、40歳女の胸中
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-28 06:00 ラブ
夫バレ? 帰宅時間を理由にGPSアプリを促す…妻の不倫を察した男の反応
 夫に隠れて不倫しているそこのあなた。「バレたらどうなるんだろう」と気になったことはありませんか?  今回は、妻の不倫...
恋バナ調査隊 2023-10-28 06:00 ラブ
だから惹かれるのね! 男の色気の正体は斉藤工さんに学びましょう
 男性のちょっとした仕草にドキッとした経験はありませんか? 他の男性だと何も感じないのに、色気ある男性がやると不思議と魅...
恋バナ調査隊 2023-10-27 06:00 ラブ
結婚後のギャップあるある5選! 幻滅する前に試すべきこと
 大好きな人と結婚したら、幸せな結婚生活が待っている♡ とは限らないのが現実! 思い描いていた結婚生活とのギャップに苦し...
恋バナ調査隊 2023-10-26 06:00 ラブ
年下男性の“教えて願望”を満たす。オトナの女性ならではの知識と強みは?
「年下男性に興味がある。でも、何を話したらいいのかわからない」と迷う年上女性が大勢います。無理して若い人に話題を合わせる...
内藤みか 2023-10-26 06:00 ラブ
“育ちがいい男性”争奪戦を制す!本物を見極める特徴5つと好かれる共通点
 育ちがいい男性は、恋人や結婚相手として理想的な存在です。そのためライバルも多く、争奪戦に。ゲットしたいなら、いち早く彼...
恋バナ調査隊 2023-10-25 06:00 ラブ
「オフィスラブ」ってどうするの?後輩君への“嫌がられない”アプローチ法
 皆さんオフィスラブについてどう思いますか?  職場の恋愛における難題、それが後輩への恋心です。  自分が先...
若林杏樹 2023-10-25 06:00 ラブ
婚外恋愛は否定しない、けど、100%幸せになるのは難しい。
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  お仕事で既婚者専用マ...
豆木メイ 2023-10-24 06:00 ラブ