2024年秋ドラマが出揃いましたね。放送開始日がばらついていたこともあり、やっと腰を据えて見始めたという人も多いのでは?
良作が多いと噂の今期、「視聴継続しているドラマ」と「期待外れで早くも離脱したドラマ」への本音をリサーチしました。
『海に眠るダイヤモンド』重厚な脚本×実力派俳優の安定感
今回、もっとも注目を集めていたドラマは日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)でした。日曜劇場ならではの重厚な脚本と実力派俳優の競演は見ごたえたっぷりで、「物語の壮大さ、奥深さ。キャストが好き」(69歳・主婦)と満足している人が多いよう。
「評判とのことで観たら面白かった。軍艦島やこの時代のことを詳しく知らないので新鮮だし、俳優陣が豪華で目の保養になる。群像劇ではあるが、神木隆之介の一人二役が面白い。軍艦島時代は“いい人”だが、現代のホスト役が今まで見たことのない感じで新鮮」(44歳・翻訳)
「日曜劇場らしいスケール感で、安定して見ていられる。神木隆之介、土屋太鳳、杉咲花の演技力は言わずもがな。宮本信子演じるいづみの正体も気になる」(47歳・新聞)
「野木亜紀子さん脚本ということで見始めました。軍艦島にも行った際、どんなふうに暮らしていたんだろう? と思っていたので、それが映像として蘇っていた感覚になり、とても興奮しました。ストーリーも面白いのですが、男女のゴタゴタよりはもう少し日曜劇場らしい要素を入れて欲しい」(41歳・WEB)
一方、壮大すぎるスケールがあだになっているのか、不満を感じてきたという人も。
「結局どこに向かっていて、なんの話なのかよくわからない」(43歳・広告)
「ストーリーが分かりにくい。途中で見るのをやめた」(52歳・会社員)
『無能の鷹』社会人あるあるに笑えて共感
次に評価が高かったのは金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(テレビ朝日系)でした。
「菜々緒さん演じる鷹野がハマり役だし、面倒見がいい上司・鳩山さんのエピソードが私の上司そっくりで同僚と盛り上がっています(笑)。
他にも、会社員あるあるが詰め込まれていてキャラ描写が丁寧。特に鷹野の『会社に必要とされてるかは考えない。私がこの会社を必要としてるから』というセリフが印象的で、自分を低く見積りがちな日本の女性はあのメンタル見習った方がいいと思いました」(42歳・金融)
「ただただ頭空っぽにして笑えるドラマかと思いきや、新しい視点でなんかすごく考えさせられて勉強になる。いろいろなことを受け止められない人がいて、それをサポートしたり受け流したりできる人がいて、結果みんなが働ける職場になって行くのはすべての人にとって理想なのでは? 職場でカリカリイラつく回数が減らせそう。毎週金曜の夜が楽しみで仕方ない」(60歳・教諭)
「原作が大好きなので不安だったが、菜々緒を筆頭にみんなハマっていて、気づけば笑って見ていた。改変箇所はある程度あるが、ドラマ版として許せる。シリーズ化してほしい!」(45歳・ライター)
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