レズビアンバーを初体験! 接客、ショータイムにドキドキ…そこは「秘密の楽園」だった

内藤みか 作家
更新日:2024-11-21 06:00
投稿日:2024-11-21 06:00
 レズビアンバー。名前は聞いたことがあっても、足を踏み入れたことがある人は、少ないのではないでしょうか。
 店内ではどんな接客が行われているのか、最近増えている男装女子バーとはどういうところが違うのか、実際に体験してきました。

百合的趣向、なぜ増える?

 近頃は男装カフェや男装バーが地方都市でも人気を呼んだり、男装ホストがホストクラブでナンバーワンになるなど、「女性が女性を推す」というスタイルがじわじわ広がりつつあります。

 こうした百合的趣向が流行り始めているのは、女同士のほうが安心できるからかもしれません。

 そんななか、仙台にオープン8年目を迎えるレズビアンバー「楽園」があると知りました。オーナーであるヒノヒロコさんは、『いじめられっ子がレズビアンバー楽園で一晩800万の女王様になるまで:地獄のような毎日から人生逆転した女性のストーリー』というkindle本を出版した美大大学院卒の才女です。

官能的なインテリアの店内

 仙台の繁華街・国分町のビルにあるバーに入ると、赤いシャンデリアが下がる官能的なインテリアと、ヒノさん自身が描いた美しい花々の壁面が。

 そして黒い衣装に身を包む妖艶な女性たちが…!「ボンテージが制服」というだけあって、胸の谷間が美しくのぞいていてドキドキです。

キャストは全員「女性が好きな女性」

 あまりにも新鮮だったのは、ホストクラブと違い、隣に座ってお話をしてくれるのが、女性だということ! むっちりしたおみ足からタトゥーがお目見えしているのが眩しいわ胸の谷間もあるわで、もう…どこを見ていいのかわかりません!

 オロオロしている私を、微笑んで見守る女神のようなヒノさん。私が落ち着くのを待ってからお店のことを色々教えてくれました。

 彼女は仙台にレズビアンのお店がなかったので作ったと話します。男装バーは、女性が恋愛対象というわけではないキャストもいるかも知れないけれど、レズビアンバーのキャストは全員、女性が好きなのだそうです。

 そして、男装バーはキャストが男性の格好をしているけれど、レズビアンバーは女性の姿のままで接客をするところ。胸や脚を露出しているので、いやでも「女という性」を強く意識してしまいます。

【こちらもどうぞ】増殖中の「男装コンカフェ(男装のコンセプトカフェ)」は、想像以上に居心地の良い空間だった!

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


春節に欠かせない「柑橘類」は金運アップの鉄板アイテム!
 まもなく中国圏の方々にとってのお正月「春節」がやってまいります。中国のお正月はワタクシの旦那様がシンガポール駐在時に現...
菜の花を食べると「いけないこと」をしている気分がする
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。  動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシ...
添い寝&ストレス監視!ガーミンのスマートウォッチ「Lily 2」その腕前は
 ストレスや疲れが貯まってくると、口唇ヘルペスができて黄信号を発する我が身体。よくできたヤツめ、と感心しますが、そもそも...
後輩社員の「大丈夫かと」「可能性高いかと」“かとかと”語尾にもやもや!
 誰かと会話している時に、語尾にイライラもやもやしてしまうことはありませんか?  流行り言葉は目まぐるしく移り変...
2024-01-30 06:00 ライフスタイル
遠いあの子を思い出す…センチメンタルな“たまたま”にホロリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
こんな言葉を聴きたくて、僕らは旅に出るのかもしれない
 兵庫県神河町のサイクリングコース「越知川名水街道」にやってきた。  壮大な景色をバックに、あたたかいメッセージに...
P活、頂き女子…「パパ活」のことばも進化し続けている
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第66回「保護猫探偵ハッシー」
【連載第66回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
ホームパーティーの会費どうする?主催するメリット&お招き時のマナー
 気の合う仲間と自宅でゆっくり食事を楽しめるホームパーティー。コロナもひとまず落ち着き、ブーム復活の兆しです。  ホー...
中学受験のプロが推薦 御三家でも新御三家でもない将来安泰の「中堅校」
 今年の中学受験シーズンも真っ只中。首都圏では、1月10日に埼玉県、1月20日に千葉県、そして2月1日には東京都と神奈川...
アラフォー女性のリアルがここに! 元旦に誓った今年の目標
「一年の計は元旦にあり」とも言われるように、年のはじめに計画を立てることはとてもいいことです。でも、一年の目標に何を掲げ...
話し合い好きは平和主義?むしろ支配欲強め!一歩間違えるとモラハラに…
 話し合いで解決を図る人、みなさんはどんな印象がありますか? たぶん平和的とか、論理的なイメージが強いのではないでしょう...
美STの開運マスク付録ってなに?ドモホルンリンクルは一式試せて嬉しい
 今回ご紹介する雑誌付録は、「美ST」2024年3月 増刊号(松嶋菜々子表紙)の「開運&美肌見え! PITTA MASK...
なんて素敵な夫! ド近眼の妻にICLを提案した「永久保存版トーク」
 昨年の夏頃から計画して、お正月明けに眼内にレンズを挿入して視力を矯正するICLの手術を受けました。  小学生の頃から...
「正」の字に振り回されて…
 はいっ、新しい年が始まりました。みなさん、お正月は楽しく過ごせましたでしょうか。  お正月の「正」の字には、「あ...
YOUはどうしてバンザーイ?  全開“たまたま”にあれこれ妄想
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...