親に今すぐしてもらうべき防犯対策4選。100円ショップも上手に活用する

コクハク編集部
更新日:2024-12-03 06:00
投稿日:2024-12-03 06:00

防犯面が心配な親に今すぐしてほしい4つの対策

 では、親の防犯面に不安がある場合、どんな対策をすればいいのでしょうか? 親に今すぐしてもらうべきことをみてみましょう。

1. 修理業者を家に入れる際は注意する

 屋根や水道の修理業者や訪問販売業者が訪ねてきた場合、間取りや家族構成などを答えないように伝えてください。

 特に、依頼した覚えがない点検や「無料で調べます」などのワードが出てきたら、強盗犯による下見の可能性が高いといえそうです。

 安易に家に入れない、個人情報や間取りなどを話さないことを徹底してもらいましょう。

2. 窓に防犯対策を施す

 最近、多発している強盗事件は、窓ガラスをバールなどで叩き割り、鍵を開けて侵入する手口が多く、窓に防犯対策を施すことはとても効果的な対策といえるでしょう。

 一軒家なら可能な限り「防犯ガラス」を設置すると安心です。賃貸などでガラスを交換できない場合は、窓ガラスが簡単に割れないように防犯フィルムを貼ってください。簡単に侵入できないことで、犯人を焦らせたり、諦めさせたりする効果が期待できます。

3. 防犯カメラやセンサーライトをつける

 家の周りにセンサーライトや防犯カメラをつけましょう。センサーライトが点灯すれば親が不審者の侵入にいち早く気が付くきっかけになりますし、犯人も嫌がるからです。

 防犯カメラは強盗犯が下見でチェックするポイントでもあるため、「防犯対策がされている家」という印象を与えることもできます。

4. 補助錠をつける

 家のドアや窓などに、できる限り補助錠をつけてください。窓ガラスを割っても、鍵が2つあるだけで侵入に時間がかかると思わせることが可能です。窓やドアの上部か下部など、外から見えない位置につけることで、手を伸ばしても簡単には鍵を開けられないようになります。

 補助錠は、簡易的なものなら100円ショップでも購入できるので、ドアや窓の数だけ設置するようにしましょう。

防犯面が心配な親にはしっかり対策方法を伝えよう

 近年の強盗は、こっそり侵入するのではなく、家に人がいても侵入し、危害を加える悪質な手口です。となると、やはり親の防犯面が心配になりますよね。

 ぜひこの記事でご紹介した内容を親に伝えてあげましょう。少し防犯対策を施すだけで、狙われる確率を低くすることにつながります。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


親子でしっぽシマシマ隊! チビ“たまたま”がすくすく育ちますように
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
命がけで庭の雑草駆除、今年もやるの?ローメンテを叶える夏の雑草対策
 雑草が気になる季節になりました。「雑草」という植物なんて無いねえ~と言われちゃえばそれまでですが、道端はまぁいいとして...
トレンド入り「猫ミーム」インフルエンサーの投稿じゃないのになぜバズる
 2024年春、突如日本のSNSシーンで流行し始めた「猫ミーム」というカルチャー。日本だけでなく、今世界で流行し、そして...
え、ハブられてる? ママ友に嫌われる言動ランキング&上手に付き合う術
 子育て中の女性が必ず直面する「ママ友との付き合い」。気の合う人に出会えれば、情報交換や悩みごとを共有できる仲間として心...
カスハラとクレームの違い 料理が30分経っても出ないから文句言ったら?
 パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
「風呂キャンセル界隈」失敗談 足の臭いでバレ!自分を奮い立たせる方法
 ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
丸見え族、参上! うさぎシッポの“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何をそんなに怒っているのだ?
 何をそんなに怒っているのだ?  東京都庁近くにて。
ほっこり癒し漫画/第75回「ヘルプみーこ」(後編)
【連載第75回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】「小女子」ってなんて読む? ヒントはご飯が進むもの。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
最新「グダグダなLINEやり取りの終わらせ方」知らないのは無防備すぎる
 仕事からプライベートまで、コミュニケーションツールとして使えるLINE。便利かつ気軽ではありますが、それゆえにダラダラ...
スマホを持たないサブカル老人の願い「本屋に行く楽しみを奪わないで~」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
クレクレママの実態 買い換えるなら「車くれない?」っておねだりする!?
 人のものをすぐに欲しがるクレクレママ、あなたの周りにはいませんか? おさがりなどをもらってくれて助かることもあるけれど...
44歳独身、今からでも遅くない?ズル休み→大学進学を決めた“無敵の女”
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、信じていた学生バイトに蔑まれ、客の若者にも罵られる日々。見かねた学生バイトの...
私の時給はパフェより低い…置き去り氷河期世代の苦悩「感覚死んでる」
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、特段面白みのない毎日を過ごしている。元気な学生バイトたちに囲まれ慌ただしい日...
八王子の居酒屋社員で月給18万円、腰かけ学生バイトの尻拭いをする日常
 八王子は21の四年制大学・短期大学・高専があるという。  全国でも学園都市として広く名が知られ、学生の数はおおよ...