むくみ、冷え対策にも…貴女に合う年末年始を楽しむデトックスアロマは?【フェロモンジャッジ調香師が解説】

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-12-17 06:00
投稿日:2024-12-17 06:00

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘いにおいを全身から発しています。

 コミュニケーション能力が高く人付き合いの上手な処女は、年末年始も多くの予定が詰まっているでしょう。もともと食べることが大好きで、油断すると太りやすい体質でもあります。

 カレも貴女を責めないタイプの人が多いので、カレの優しさと愛されている安心感から、気がつけば急激なスピードで体重増加していることも…。

 そんな処女には、ペパーミントの香りが効果的。ペパーミントの匂いを一定時間以上嗅ぎ続けることで、摂取カロリーを抑えて消費カロリーが増えるという研究結果もあり、つい食べ過ぎてしまいがちな貴女におすすめです。

【年末年始を楽しむデトックスアロマ】
 ペパーミント

 ホホバオイル5mlにペパーミントの精油1~2滴をブレンドし、ロールオンボトルに入れて、2~3時間おきにおでこの生え際やこめかみに塗ります(目に入らないように注意)。

 ペパーミントの香りはアドレナリンを刺激して脂肪を燃焼しやすくするので、塗り続けることで不要な食欲を抑えられます。

 また、胃腸を整える作用もあるので、暴飲暴食しやすい年末年始のデトックスにも◎。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 熟女はお酒好きな人が多く、たとえお酒好きでなくても極端に甘いものが好きだったりするなど嗜好品がはっきりしているのが特徴です。

 量より質にこだわり体型も人一倍気にする貴女は、食事会が多くなる年末年始こそ、おいしくいただきながら同時に体重増加やむくみも防ぎましょう。

 そんな熟女におすすめなのが、肝臓の味方の香り・ローズマリーベルべノン。せっかくの年末年始ですから、アロマの力で肝臓をいたわりながらお酒も食事も楽しんでくださいね。

【年末年始を楽しむデトックスアロマ】
 ローズマリーベルべノン

 ローズマリーにはさまざまなケモタイプ(※)があり、年末年始のデトックスにおすすめなのが肝臓の機能を助けるローズマリーベルべノンです。

 ホホバオイル10mlにローズマリーベルべノンの精油2~3滴をブレンドし、持ち歩けるプッシュ型ボトルに入れて、肝臓(右上腹部)を前後からはさむようにして塗り込みましょう。お酒を飲む30分~1時間前に塗っておけば悪酔い防止にもなります。

 すっきりとした甘さのあるローズマリーベルべノンが気分もデトックスさせてくれます。

※ケモタイプ…同一品種だが成分構成が異なるものを分類する考え方。特徴となる成分名で分類し、シネオールタイプ、カンファータイプなどがある。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 もともとショートスリーパーの人も多いイケメン女子ですが、年末年始の付き合いでますます睡眠不足になりそう。そのせいでイライラが増えて暴飲暴食に拍車がかかり、ストレス太りしやすくなるので気をつけて!

 そんなときは「ナポレオンの心身の健康を支えていた」といわれるベルガモットがおすすめ。戦の前に自身を鼓舞したり、戦の後には疲れを癒してリフレッシュしたり、味方の士気を高めるためにもベルガモットの香水を愛用したそうです。

 高貴な雰囲気を纏い、カリスマ性を演出していたところもイケメン女子に通じる部分がありますね。多忙な貴女のストレス解消にぴったりの香りです。

【年末年始を楽しむデトックスアロマ】
 ベルガモット

 ショートスリーパーだったことでも有名なナポレオンの睡眠の質も高めていたベルガモット。眠るときには、枕元にティッシュを広げてベルガモットの精油を1~2滴たらしてみましょう。

 とっても手軽ですがこれだけでも睡眠の質が高まり、明日の活力につながります。忙しい年末年始こそ、一日の疲れを癒してしっかり休んでくださいね。

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 必要最低限の人付き合いしかしない無臭の女神は、年末年始でも自宅でネットフリックスなどを見ながら自分時間を過ごす…なんてことが多いでのは?

 家でダラダラ過ごしたい貴女でも太らない、ダイエットにつながる香りがピンクペッパーです。

 ピンクペッパーは料理のカルパッチョにも使われている胡椒で、甘くスパイシーで弾けるような香りが特徴。恋のドキドキに似た気持ちをつくり、リモネンやフェランドレンといった成分には血流をよくする作用があり、ダイエットの効果も期待できます!

【年末年始を楽しむデトックスアロマ】
 ピンクペッパー

 ピンクペッパーの匂いを嗅ぎながら観るとよいのは“禁断の愛”がテーマの映画。背徳感のある物語は刺激的でドキドキするため、ときめきホルモンが出て体の代謝が上がるという実験結果もあります。

 年末年始、“思う存分食べて寝ても、あんまり体重は変わらなかった! 現象”に期待しましょう!

  ◇  ◇  ◇

 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


他人の些細な言動が気になっちゃう時は… 2023.1.25(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
天然じゃないのバレてます!自称サバサバ系女子の5つの特徴
 サバサバした性格の女性は、老若男女から好かれます。身近にそんな女性がいると、「私もあんな風になりたい!」と思うかもしれ...
【実録】兄弟喧嘩にうんざり!我が子と私に不足していたもの
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
孤高の“たまたま”にロックオン!立派なにゃんたまにうっとり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
忙しいけど、たまには空を見上げてみる 2023.1.23(月)
 このところ前だけを向いて突っ走ってきたけど、たまには空を見上げてみる。  子どもの頃のように地面にゴロンと寝転が...
老人ホームをちらつかせ姑に逆襲!嫁がわざと送った誤爆偽装LINE3選
 結婚した時に気になるひとつが「義母との関係」です。相手によっては、犬猿の仲になってしまう人も多く、義母への復讐心を燃や...
在宅勤務におススメの“あったか小物”5選 2023.1.22(日)
 寒い、寒すぎる……。やっと「大寒(だいかん)の日」が過ぎて、暦上はこれから徐々に暖かくなるはずですが、アラサーの身体に...
「起業したら?」口ばっかり!自称・意識高い系うざLINE3選
「意識高い系」とは実力が伴っていないにも関わらず、自分を過剰に演出してばかりいる人のこと。本当に意識が高い人とは違い、と...
「渋谷・円山町のスイーツホテルに行ってみたい!」編
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
このまま空へ向かって飛び立ちそう 2023.1.21(土)
 鳥取県の境港市と松江市をつなぐ江島大橋は通称「ベタ踏み坂」と飛ばれている。  急勾配で、車のアクセルを思い切り踏...
ご飯作りたくない!無理しない!ストレス知らずの賢い対処法
 毎日のご飯作り。時には疲れて「どうしてもご飯作りたくない!」と思う日もありますよね。とはいえ、独身ならともかく子供や夫...
顔だけじゃない!勘違いしがちな「人は見た目が9割」の真意
「人は見た目が9割」と聞いて、みなさんはどう感じますか? 同意する人もいれば、「そんなことない」と否定する人もいるかと思...
知ってた? 大寒の日は「シマエナガの日」 2023.1.20(金)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
過度な若作りは罪!?「インスタおばさん」痛い投稿にご用心
 インスタグラムは、年齢に関係なく誰でも簡単に写真投稿を楽しめる人気のSNSです。しかし、30代や40代が年齢に合わない...
“たまたま”流リラックス法を伝授♡ 忙しい時ほど力を抜こう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「私って天才?」100均グラスでチューリップ2大悩みを解決!
 そろそろお正月気分もなくなり、2023年という新しい年にも慣れた頃ではございませんか? 新春とはいえ寒さの本番はこれか...