紀州のドン・ファン元妻のLINEグループ「恋して昇天ナンマイダ」の元ネタはこれか? BL好き疑惑が浮上中

更新日:2024-12-17 06:00
投稿日:2024-12-17 06:00

SNSで「恋して昇天 ナンマイダ」が話題に

 12月12日、「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助さん(当時77)への殺人罪に問われた元妻、須藤早貴被告(28)の判決公判が行われた。2018年に起こった事件にも関わらず、センセーショナルな内容から世間の注目を集め続けている。

【関連記事】紀州のドン・ファン元妻に「無罪」判決…検察の誤算と裁判員に影響与えた“ストーリー”

 9月13日の裁判では須藤被告が友人のグループLINEに送ったメッセージが、検察側から明かされた。SNS上で大きな話題となったのは、内容よりもLINEのグループ名だ。そのグループ名とは「恋して昇天 ナンマイダ」。

 語呂が良く、ユーモアのセンスを感じさせる名前に驚く人は多く、

《流行語大賞狙えたんじゃない》
《これ思いつくの天才だろ》
《この女、絶対おもしろい》
《俺たちの負けだよ》

 など、感心するコメントが並んでいた。一方で、なかには気になる指摘も…。

《恋して昇天ナンマイダって何年も前に流行ったBL漫画じゃないか》
《もしかして元妻、腐女子やったんか…?》

 なんと事件の起きる5年前の2013年、「イケメン坊主~恋して昇天ナンマイダ~」というボーイズラブ(BL)漫画が発売されていたのだ。

 いったいどんな作品なのか。5000冊を超えるBL漫画を所持する“ガチ腐女子”のライター、ぴよきちさんに話を聞いた。

「股間に密林」「シースルー作務衣」ワードセンスが光る

――「イケメン坊主~恋して昇天ナンマイダ~」とはどんな作品なのでしょうか?

「俗世でつらい思いをしたゲイ専門の駆け込み寺があり、その心の傷をセックスカウンセラーのイケメン坊主に癒してもらう…という、世界観で繰り広げられるBL作品です。

 設定からぶっ飛んでいる作品ですが、主人公が色々な事情を持つお坊さんたちと心の交流を持ち“気づき”を得ていく…という、めちゃくちゃエッチな描写とめちゃくちゃまともな描写のギャップがすごい。

 基本的に笑えるギャグシーンが多く、禁断の関係を開放しまぐわうシーンもなぜか明るい気持ちで読めて楽しめます」

――作品の副題と同様のグループ名が、キャッチーだと話題になりました。

「作中でも『股間に密林』や『シースルー作務衣』『通りすがりのイケメン坊主だ!』など思わず吹き出してしまうような、トンチキさが際立つ言葉が頻出します。作者はワードセンスが高い方なのではないでしょうか」

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...