【2024年人気記事】一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-12-31 06:00
投稿日:2024-12-31 06:00
 2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初公開日は同年10月4日。年齢や固有名詞等は公開時のままとなります。

 ※  ※  ※

 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に応じてくれたのは由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)だ。

根っからの不倫体質

 由奈さんは語る。

「結婚前から不倫はしていました。相手は異業種交流会で出会ったビジネスマンや経営者の男性などでしょうか。私、根っからの不倫体質で、恋愛への好奇心も強いタイプ。常にときめいていたいんですよね。不倫相手にも溺愛されたいから、気配り心配りは忘れません。もちろん肝心なベッドでのテクニックも研究しています」

 あっけらかんと語る彼女の表情からは、不倫に対する後ろめたさは微塵もない。むしろ「女に生まれたからには、女を満喫しなきゃ」と明るく笑う。

夫は「娘のパパ」にしか見えない

「5歳上で金融機関に勤める夫とは結婚相談所で知り合いました。28歳で結婚して娘を授かったのですが、夫婦がラブラブだった期間は2年で終わりましたね。出産後、夫は『娘のパパ』にしか見えなくて…おそらく夫も同じでしょう。

『家族愛』になってしまえばときめきとは無縁です。そうなると、また不倫願望がムクムクと芽生えてくるんです。で、新規の顧客開拓のためと不倫相手探しも兼ねて、異業種交流会や食事会には積極的に参加していました。そこでピンときた相手に声をかけるんです。『あなたと英語でピロートークをしたいな』って(笑)」

 由奈さんの甘い囁きに心奪われる男性は多かったという。

「最初は食事デートからです。お店を決める際は、男性によってまちまち。『僕のいきつけの和食店があるんだけれど』という自分優先型の人もいれば、『由奈さんはアレルギーや嫌いなものがありますか?』などと相手優先型の人もいる。私が好感を持てるのは圧倒的に後者のほうですね。その上で食事を楽しみ、フィーリングが合えば、男女の関係になります」

 周囲にバレることはないのだろうか。

「過去の不倫でバレたことはありません。元々、口が堅い相手を選んでいますし、フリーランスの英会話講師という仕事柄、勤務体制は不規則なため、デートの際、夫には『英会話の個人レッスン』と告げています」

 さらにラッキーだったのは、由奈さんを取り巻く環境だ。5歳になる娘は、近隣に住む由奈さんの両親に預けることが可能なため、不倫デートを楽しむことができた。

【読まれています】「未亡人の患者と恋に落ちたんです」不倫歴1年、56歳眼科医の告白 #1

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「結婚を後悔した人」は意外と多い! 女性は性格の不一致が原因、男性は?
 いつの時代も「結婚」は男女ともに気になるテーマ。人生における大きなライフイベントの1つでしょう。世間では結婚に夢を抱い...
自由すぎる夫婦の驚くべき関係性5パターン。年1対面、隣のマンションに住む…参考にしてみる?
 今回ご紹介するのは“自由すぎる夫婦”の実態です。「こんな夫婦実在するんだ⁉」と驚く関係性ばかりですが、自由がゆえにうま...
恋バナ調査隊 2025-03-06 06:00 ラブ
激しく同意! 蛙化現象が起きた出来事4選。それでも気持ちが復活する場合ってどんな時?
 好きだと思っていた相手と両思いになった瞬間に冷めてしまったり、相手の些細な言動で冷めてしまったりする“蛙化現象”。いっ...
恋バナ調査隊 2025-03-05 06:00 ラブ
そりゃあ「熟年離婚」も増えるワケだ…夫と妻は“水と油”。子育てがひと段落したときに大事にしたいこと
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
豆木メイ 2025-03-04 06:00 ラブ
「主夫になりたい」発言裏に5つの真意。注意が必要なメッセージが隠れている場合も
 夫、あるいは結婚を考えている彼氏から突然「主夫になりたい」と言われたら、あなたはどうするでしょうか? 「なにを言ってる...
恋バナ調査隊 2025-03-03 06:00 ラブ
LINEのやり取りで見抜く! メンヘラ系、モラハラ系、浮気常習…「地雷男」に共通するサイン
 キレポイントがわからなかったり、モラハラやマザコンだったりする危険な「地雷男」とは、できればお付き合いしたくないですよ...
恋バナ調査隊 2025-03-02 06:00 ラブ
「責任とれ?なんで?」3年逢瀬を重ねた不倫相手を捨てて“第3の女”と再婚する51歳男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.235〜女性編〜」では、3年間の不倫の末に離婚が成立したものの再婚へといたらないお相手・コウ...
並木まき 2025-03-01 06:00 ラブ
3年間必死に耐えたビジネス禁断愛。「責任とって」離婚した不倫相手に入籍を迫る44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-01 06:00 ラブ
「毎月、性病検査してでも人生のステージを上げたい」パラサイト不倫に懸ける40代婚活セミナー講師 #3
 悦子さん(仮名・48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不...
蒼井凜花 2025-03-14 13:48 ラブ
不倫してる? 怪しい旦那の泳がし方5選。感情的になる前に“多くの証拠固め”をするのが得策
 女の勘で「旦那が不倫をしている気がする…」と察知しても、いきなり詰め寄ったりしないで。旦那の挙動に女の陰がチラついてシ...
年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ
 やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
内藤みか 2025-02-27 06:00 ラブ
お泊りデートの失敗談7選。ワキ処理忘れの惨劇、冷たい賢者タイム、謎のはい!はい!掛け声コール…
 大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
恋バナ調査隊 2025-02-27 06:00 ラブ
友人の彼氏のED告白を聞いて思うのは、「正直、いいな」。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
新井見枝香 2025-02-27 06:00 ラブ
「好きだけど、もう疲れた」恋愛でも燃え尽き症候群にご用心! なりやすい人の特徴と解決法
 それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
恋バナ調査隊 2025-02-26 06:00 ラブ
離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
恋バナ調査隊 2025-02-25 06:00 ラブ
前科発覚! 好きな人が過去に浮気していたら…許せる派? 許せない派?
 今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
恋バナ調査隊 2025-02-24 06:00 ラブ