更新日:2025-03-03 19:12
投稿日:2025-01-10 06:00
都合のいい女かもしれないけれど
「彼とは自然に恋人関係になりました。私が『結婚しててもいい?』と聞くと、『好きになったから…今は久美さんと2人の時間を大切にしたい』って…もう舞い上がってしまいましたね。
ただし、ホテル代の支払いも私です。はた目から見たら、都合のいい女と言われそうですが、既婚者で平凡な容姿の女の武器と言えば経済力しかありませんから」
久美さんは苦笑する。
「卓也くんは15歳の年の差を感じさせない、でも、ちゃんと私をリスペクトしてくれる礼儀も持ち合わせていました。『久美さんはハイスぺなのに、気取らないし、ちょっとドジなところも魅力的』とか。
実は私、仕事で気を張っているせいか、プライベートではお財布をなくしたり、スマホを置き忘れたりすることがあって、仕事を離れるとドジばかり。でも、それを『可愛い』『ギャップがあって素敵』と言ってくれる卓也くんの存在は大きかったですね。お財布もスマホも、後日、戻って来たからよかったのですが(笑)」
父の再婚話にも助言を
父の再婚話も彼は親身になって聞いてくれたという。
「卓也くんは『人を好きなることをコントロールできれば、どんなに楽かと思うんです。お父さんも、今はそんな気持ちじゃないでしょうか?』って。そして『僕も、旦那さんのいる久美さんを好きになったから』と目を伏せて…。
父と自分自身を重ね合わせているのかと思うと、私はつらい反面、女としての幸福を感じずにはいられませんでした。
そして『お父さんとの話し合いが厳しいようなら、一度、サラさんと女性同士で話す機会を設けるのもいいかもしれません』と助言してくれたんです。なるほど、と思いましたね」
ラブ 新着一覧
コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
好きなキャラクターやアイドルなどを追いかけて応援する「推し活」。40代独女の中には最近では「推し活」だけで満足してしま...
皆さんは「ヒス構文」を知っていますか?
「ヒス構文」とは、お笑い芸人のラランドさんのネタから生まれた言葉で、ヒス...
彼氏や夫の言動に「そんな人だったの?」と引いた経験はありませんか? 人間性を疑うほどの出来事があると、大好きだった彼へ...
「冷酷と激情のあいだvol.170〜女性編〜」では、交際2年目で同棲をしている恋人が、風俗通いや浮気をすることに悩む理奈...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
良い恋愛をするには、素敵な男性と出会う必要があります。でも、現実には素敵な男性は彼女がいたり、既婚者だったりとなかなか...
夫婦関係がうまくいかなくなった時、すぐに離婚するのではなく一旦別居する夫婦は多いですよね。でも、いざ別居すると相手の存...
恋活系マッチングアプリといえば、ほとんどの人は独身男女が恋人を見つけるために使うものだと考えるでしょう。けれど、その中...
アラサー・アラフォーになると、結婚を視野に入れた恋愛をする人がほとんど。そのときに交際している彼がいたら、彼との結婚も...
同棲中の彼がなかなかプロポーズしてくれないと悩んでいる人は多いですよね。女性は、妊娠出産などもあるので年齢は気になると...