しれっと復帰した中丸雄一、良い人キャラの「アパ不倫」はダサすぎない? 共感性羞恥を煽るエピソードの数々

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-01-28 06:00
投稿日:2025-01-28 06:00

約5カ月の活動休止期間を経て復帰

 昨年8月のアパホテル不倫スキャンダルで謹慎していましたが、約5カ月の活動休止期間を経て活動再開することを、1月3日に発表したKAT-TUN・中丸雄一。

 昨年1月に日テレ女子アナだった笹崎里菜と結婚し、幸せ絶頂だったはずが、その7カ月後にとんでもない醜態を晒した中丸について、コラムニストでカウンセラーでもある堺屋大地さんはどのように分析しているのでしょうか。

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  ◇  ◇  ◇

中丸雄一(「KAT-TUN」歌手・タレント、41歳)

「良い人そう」だったから需要があった

 KAT-TUNとしてのアイドル活動だけでなく、『シューイチ』(日本テレビ系)や『家事ヤロウ!!!』、『朝だ!生です旅サラダ』(ともにテレビ朝日系)といったテレビ番組のレギュラーとしても活躍していた中丸雄一様。

 誤解を恐れずに言うならば、彼は美形揃いの旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)のなかでは、飛び抜けたイケメンというわけではありません。また、演技の才能や音楽の才能が飛び抜けて高く評価されているというわけでもありませんでした。

 そんな彼のテレビ需要が高かったのは、クリーンなパブリックイメージのおかげ。ちょっと抜けているような喋り方で温和な印象もあったため、「良い人そう」「誠実そう」といった印象が世間に浸透していたから、お茶の間の人気者になれていたのです。

中丸はアイドル随一のダサさを誇るプロ

 そんな良い人キャラで売っていたアイドルの不倫スキャンダルは、なかなか衝撃的でした。

 STARTO社のアイドルの熱愛報道は多々ありますが、そもそもSTARTO社で結婚しているアイドルは少数ですから、既婚者の不倫報道自体が希有。2020年に当時まだジャニーズ所属だった近藤真彦さんが、25歳年下の経営者女性と不倫していたといったゴシップなど、数える程度しかありません。

 さて、そんな衝撃不倫で世間を騒がせた中丸様は、“アイドル随一のダサさを誇るプロフェッショナル”と言っても過言ではないでしょう。

 なぜなら、彼の不倫報道はとにかく“ダサさ”が際立っていたからです。

 旧ジャニーズ事務所時代から、所属アイドルの女性絡みのスクープは多々ありましたが、往々にして「超絶イケメンはやっぱりプライベートでも激モテしているのか!」という事実を、知らしめる内容ばかりでした。

堺屋大地
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コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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