元フジTVキャスター安藤優子氏の「噂すら聞いたことない」の闇深さ…内田恭子、アヤパンからも漏れる“他人事”感
ジャーナリストの安藤優子氏(66)が26日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演し、芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルについて、同局の幹部社員の関与が報じられた件について言及し、視聴者からは物議を醸している。
安藤氏は、フリーランスとしてフジテレビ系「FNNスーパーニュース」などのメインキャスターを務めていた。番組では、「一部の報道であるような性をともなう接待とか、そういうものについては、私は30年近くやってたんですけれども、一度たりとも私自身がそれを現認したり、その場に居合わせたり、そういう話を聞いたり、噂すら聞いたことがない」と話した。
ここ数日、元同局アナの発言にも注目が集まっている。2006年まで人気アナウンサーだった内田恭子(48)が、22日に出演したTBS系「ゴゴスマ」で、現役社員とも連絡を取り合っているとし、「みなさん、本当に詳細を知らないんですよ。事実じゃないことに誹謗中傷があって、それに苦しんでいる」と語った。
10年まで“アヤパン”として同局のトップアナウンサーだった高島彩(45)も25日のテレビ朝日系「サタデーステーション」で、「15年前までフジテレビに勤めていましたので、今でもかつての同僚と連絡を取っていますけど、皆本当に不安、憤り、苛立ち、焦りの中で仕事を続けていて、いつ番組が作れなくなるか戦々恐々としています」と伝えた。だが、いずれも“他人事”感が拭えず、違和感を抱いた視聴者が多く……。
《元フジテレビの局アナほとんどが知らぬ存ぜぬで割と他人事なのも怖いし、自身の保身ならコメントしなくていいし番組に出なきゃいいのに》
《フジ関連のアナウンサー達が全員知らなかったと発言することで一部の人間だけがやってたことにして会社の被害を最小限にしようとしてるよね》《「知ってた」とは言えないし「知らなかった」は白々しいし・・・。元フジテレビも大変ですね》
《大きな組織だから「知らなかった」はあるかもしれないけど、ある意味、テレビマンや報道するものとしてのアンテナは鈍いのかな?って思うから、首をしめる職業だな。「知らなかったフリ」、なら引退した方が良い。自分の仕事にいい加減過ぎる》
「本当に知らなかったとして疑われるのは辛いところではありますが、フジテレビは報道機関として過去に不祥事のあった企業やタレントなどには『本当に知らなかったのか』と追及してきた立場。今回一般社員はともかく、アナウンサーであれば、少なくとも同僚で関与が疑われる幹部社員の番組に関わった人もいるでしょうし、関連会社のキャスターであっても“噂すら聞いたことない”は視聴者には信じがたいのは現状を見たら分かるでしょう。安藤さんも本当に知らないなら、出演も発言も控えた方がよかった。今の姿勢を見ていると、第三者委員会でも本当のことを言える人がどれだけいるのか……」(芸能ライター)
しかも、「ワイドナショー」には、週刊文春で被害女性が相談したと報じられた先輩アナウンサーは姿を消している。
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