パラサイト不倫2人目の“標的”はあの女のFB友達…40代婚活セミナー講師がもくろむ復讐プラン #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-03-03 19:08
投稿日:2025-02-21 06:00

これまでのあらすじ

 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をしないと割り切る野心家だ。

 ルックス磨きも怠らず「美魔女」と形容詞していい彼女の最初の不倫相手は、実業家で経営コンサルタントの稔さん(60歳/既婚子供アリ)。

 彼にはビジネス面と経済面でバックアップしてもらい、婚活セミナーの開催や個別カウンセリング、婚活本の出版を達成。そのうえ、彼の恋人兼秘書として海外に行くなど、仕事と婚外恋愛を満喫していた。

 そんな悦子さんだが、稔さんが切れた時の「ストック要員」として、新たな不倫相手を探し始めて…。

 気になる続きの前に、第1話はコチラからお読みいただけます。

そのまま客室に行くことも

 悦子さんは語る。

「FBでは、日々たくさんの友達申請リクエストが来るんです。私の仕事や経済面を支えてくれそうな男性ならOKしますし、私自身も『実業家・起業家』『会社のトップ』などの男性には、積極的にラブコールをしましたね。

 例えば、『はじめまして。婚活セミナー講師として活動している悦子と申します。〇〇さんのご活躍に大変興味を持ち、お友達申請をさせて頂きました。よろしくお願い致します』などとメッセージすると、その日のうちに承認されることが多かったです。

 OKをもらったら、何度かメッセージのラリーをして、『一度会ってお話ししませんか?』とお茶に誘うことから始めました。ほとんどの男性が『お会いする場所は悦子さんに合わせますよ』と気遣ってくれたので、白金台の自宅マンションから近いシェラトン都ホテルやウェスティンホテル東京、ホテル雅叙園東京などのティーラウンジが多かったですね。

 男性とは2時間ほど話し、ビジネスの拡大や経済面を支えてくれそうな人、そして生理的に嫌いじゃないタイプなら、『もっと2人きりで話したいです』とニッコリ。で、そのまま上階の客室に…と言うこともありました」

【こちらもどうぞ】千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【2024年人気記事】「何もかも苦痛なのに夜の営みは月数回」空虚な結婚生活を終わらせたい女
 2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
並木まき 2024-12-30 06:00 ラブ
「しないとだめ?」冷凍庫のような結婚に終止符、45歳バツイチ男が不倫相手との再婚を躊躇するワケ
「冷酷と激情のあいだvol.227〜女性編〜」では、2年弱にわたる不倫関係の末に、相手の男性の離婚が成立し結婚を切望する...
並木まき 2025-03-03 19:12 ラブ
「書類を出すだけじゃん!」不倫成就→略奪婚のはずが、前進しない関係に苛立つ34歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-12-28 06:00 ラブ
脱・2番目の女! 本命になれない女子の残念な特徴4つ、デートでしでかす過ちとは?
「気づくといつも2番目の女になってる…」と悩んでいる女性はいませんか? もしかしたらあなたには、改善すべきポイントがある...
恋バナ調査隊 2024-12-28 06:00 ラブ
おかもとまりは2度目離婚→新彼氏公表。シンママの結婚&恋愛、子供の将来に影響しないスパンは?
 元ものまねタレントで現在はクリエイターのおかもとまり(35)が24日、自身のブログを更新し、新恋人の存在を明かした。友...
36歳女医「婚外恋愛のきっかけは父の不倫疑惑です」ナンパで出会った年下男子は救世主か極悪人か?#1
 あまたある婚外恋愛の中でも、父の不倫疑惑が背景にあるケースは珍しいかもしれない。  今回、取材に応じてくれたのは...
蒼井凜花 2025-03-03 19:12 ラブ
BL、女風に続き2025年は「百合」が流行る? 性別問わず関心高まる“知られざる世界”
 2024年に話題になったワードのひとつに「女性用風俗」があります。テレビ番組やマンガなどでも取り上げられることが続き、...
内藤みか 2024-12-26 06:00 ラブ
手を出さないワケを聞いたら「それ目的じゃない」信じていいかも? 既婚男性の“本気LINE”3選
 既婚男性に好意を持たれても「どうせ遊びでしょ?」と、疑ってしまいますよね。でも“本気度が高いLINE”が届いているなら...
恋バナ調査隊 2024-12-26 06:00 ラブ
自宅に招くと嫌われる?子供にとって「母親の彼氏」は赤の他人…幸せなステップファミリーへの注意点
 シングルマザーで頑張っている人は、母親である前に1人の女性です。離婚後に彼氏ができることもあるでしょう。でも実際には、...
恋バナ調査隊 2024-12-24 06:00 ラブ
30代40代50代…年代別にみる夫婦の危機とは? 2つの対策とともに考える
 長い結婚生活を送っていると、いろいろな課題や困難に心が折れそうになることがありますよね。実は「夫婦の危機」は、年代別に...
恋バナ調査隊 2024-12-24 06:00 ラブ
「夫、いない方がマシ」と感じる瞬間5選。旦那デスノートで気分が紛れないときはどうする?
 生涯添い遂げると誓い合った関係の夫婦。でも、結婚して数年も経つと、「こんな夫ならいない方がマシだわ!」と夫に不満を抱い...
恋バナ調査隊 2024-12-23 06:00 ラブ
「俺を1番に好いてくれるのは誰?」アプリで会った3人の女を天秤にかける51歳男
「冷酷と激情のあいだvol.226〜女性編〜」では、アプリでマッチした恋人候補の男性との関係に悶々とする佳子さん(48歳...
並木まき 2024-12-21 06:00 ラブ
「48歳、恋活始めました」バツイチ女性の悩み。1回マッチングして彼氏ヅラする男性との関係が切れない…
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-12-21 06:00 ラブ
和田正人の妻・吉木りさへの“お尻ペロン”が物議に…実は深刻な「家庭内痴漢」平穏にやめさせる方法は?
 俳優の和田正人(45)が17日放送の日本テレビ系「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演。出演者が視聴者の悩みに答える「...
「婚外恋愛の彼から名前を間違われても…」私は都合のいい女? 不倫に沼った34歳主婦の天国と地獄 #3
 共通の知人の葬儀で再会した男性と不倫に発展した春美さん(34歳主婦/子供アリ)。お相手は、春美さんがOL時代にスナック...
蒼井凜花 2025-03-03 19:12 ラブ
お家デート♡ 手料理の材料費は全額持たなきゃだめ? ケチだと思われずに割り勘にする方法
 お家デートで、彼に手料理を振る舞う・彼に手料理を振る舞ってもらうというシチュエーションは多いですよね。そんなとき、材料...
恋バナ調査隊 2025-03-03 19:55 ラブ