「ごPDF化」「させていただきました」馬鹿丁寧なLINEで赤っ恥!うっかりやりがちな間違い敬語にご用心

コクハク編集部
更新日:2025-03-12 06:00
投稿日:2025-03-12 06:00

気づかず使ってない? 巷でよく聞く変な敬語のLINE3選

 続けては、気づかず使ってしまいがちな「巷でよく聞く変な敬語のLINE」を3つ、ご紹介します。

1.「お名前を頂戴できますでしょうか?」

 間違っているけれど、意外と使われているのが「お名前を頂戴できますでしょうか?」の言い回しです。

 こちらの女性は、仕事の先輩にお客様を紹介してもらうことになり、嬉しくてすぐにLINEで「ぜひお願いします! その方のお名前を頂戴できますでしょうか?」と送ったのですが、すぐに間違い敬語に気づかれてしまうことに…。

 結局、先輩からは、「残念ながら、名前をあげることはできませんね(笑)。敬語を見直してみてから会われたほうがいいかもしれませんね」と言われてしまいました。

 間違った敬語は、信用問題にも関わってくるので要注意です…!

2.「とんでもございません」

 よく使いがちな間違った敬語として、「とんでもございません」という言い回しもあります。

 こちらの女性は、会社の部長に担当した企画を褒められました。

「さすがです。努力の賜物ですね!」とベタ褒めだったので、誇らしくも謙遜する内容のLINEを送ったそうです。

「とんでもございません! 皆さんのおかげです」とドヤ顔で送ったところ、「とんでもございませんとは、違和感のある言葉遣いですね。敬語をもう少し勉強しましょう」と返信が届いたとか…。

 せっかく褒められたのに、恥ずかしいミスをしてしまいましたね!

3.「入籍させていただきました」

 こちらの女性は、結婚することを学生時代の国語の先生である恩師に年賀状で報告しました。

 すると、「年賀状ありがとう! ご結婚なさるんですね! おめでとう」とLINEが届いたので、「ありがとうございます! 実は、1月1日に入籍させていただきました」と送信。

 その後は、「 最後に国語教師として、“入籍しました”でいいのよ。“入籍させていただきました”だと二重敬語になっちゃうからね」と返信が届いたそうです。

 指摘されたのは恥ずかしいですが、とてもありがたい先生ですね!

素直に覚え直そう!

 実は間違った敬語でも、社会には広く受け入れられているものもありますよね。とはいえ、やはり正しい情報を教えてくれる人は大切な存在です。

「そんな細かいこと…」と文句を言わずに、素直に覚え直していきましょう!

(※LINEのやりとりの画像は、エピソードをもとに編集部で作成したものです。2024年2月、7月の初出を元に再構成)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


南アルプスのコントラスト【春】
 柔らかな陽の光、鮮やかな桃色、雪をかぶる南アルプス。  まだ少し冷たい空気と一緒に胸に入り込まれてしまう。
【難解女ことば】「湯湯婆」パソコンで変換できないかも…なんて読む?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ぐはっ!金欠で焼き肉のお誘い…ギクシャクも翌日リスケも回避する断り方
 金欠の時、友達から飲みや遊びの誘いが入ると、どうやって断るか悩んでしまう人は多いはず。  断り方によっては、人間...
資格勉強中の彼。ウザイも既読スルーも回避!気遣い上級国民のLINEテク
 せっかくLINEを送ったのに、相手から返信が来ないと不安になりますよね。特に、LINEに気づいているのに既読スルーだっ...
脱力と見せかけて宇宙と交信中?くねくねコロンな“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
義母と喧嘩したら仲直りは?顔見ずLINEで「韓ドラで仲良くなりたい」
 義母と喧嘩してしまうと、とても気まずいですよね。  特に子供がいる家庭では、祖母としてこれからも付き合いが続くで...
何じゃコレー!モクモクの正体は開運の木「スモークツリー」♂♀どっち?
 GWが過ぎた5月中旬あたりから毎日無言の“圧”をかけ、見つめております。我が家のほっぽらかし園芸に植えられたアノ樹木を...
嘘吐きピンクローター
「知ったかぶり」という言葉がある。実際は知らないのに、知っているようなフリをすることだ。  知らなかったことを恥ず...
LINEで退職届は“フツーにある”と聞いてたが…辞めるの簡単すぎじゃね?
「退職する場合は1カ月前までに申し出ること」などと、会社ごとにルールが設けられている場合が多いですよね。でも最近は「今日...
友達褒めるはずが「シェイシェイのワンピ可愛い」で自滅…知ったか、恥っ
 人間誰しも知ったかぶりをしてしまった経験があるはず。知ったかぶりでその場を乗り切れるならいいものの、中にはボロが出て顔...
控えめな家族葬が200万ってマジ? 祖母急死で痛感!葬儀業者の“こっそり上乗せ”テク
 幼い頃に両親が離婚し母方の実家で暮らすことになりました。そんな筆者を優しく迎えてくれた祖母が2023年の11月に他界。...
2024-07-02 16:36 ライフスタイル
「楽しく暮らしています」“たまたま”が遠く離れた母上に一筆啓上
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幸せの価値、そして――。
 家族親子恋人たちお年寄りも若者も桜に埋もれて過ごす時、人は皆幸せそうだ。  季節はもうすぐ梅雨――。
ほっこり癒し漫画/第74回「ヘルプみーこ」(中編)
【連載第74回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
今さら聞きにくい? 英語の新敬称「Mx.」や「X」って何
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
夫の胸ポケからキャバ名刺→子の刻に家出!?いいから落ち着けが止まらない
 LINEの文面だけでも、意外と「焦ってる」「取り乱してる」と分かるものですよね。今回は、そんな慌ただしいLINEを3つ...