「結婚を後悔した人」は意外と多い! 女性は性格の不一致が原因、男性は?

コクハク編集部
更新日:2025-03-06 06:00
投稿日:2025-03-06 06:00

妻と夫の言い分「感覚の違いにモヤる」「気分が悪くなる」

 アンケート内の「後悔した理由」を具体的に見ていくと…

 女性は「自分は神経質で相手はお気楽な性格なので、日常のちょっとしたことでも感覚が違いモヤモヤすることが多かった」「育った環境や家族に関する考え方が大きく違うことが分かりました。長く一緒に生活するのは難しいと思った」などの価値観的な部分が大きいように思えます。

 そして、男性からは以下のようなコメントが。

「お金の使い方や考え方があまりにも違い過ぎて、もはや気分が悪くなるレベル。妻は専業主婦なので、稼がずに主に使う側という立場。買い物の仕方ひとつ取っても、無駄が多い」「独身時代だと自由きままに出かけられたけど、結婚してからは妻に聞いてからでないと自由に行動できない」

 うーん、結婚とは共同生活なのでは…と思ってしまいますが、きっとご家庭の事情があるんでしょうね! ですが、価値観のズレや束縛するか否かというのは程度の差はあれど、どのカップルでも抱えている問題のような気もします。

 では、実際に結婚生活が上手く行っているカップルはどんな対策をしているのでしょうか。身近な既婚者の女性に聞いてみました。

干渉しすぎない夫婦はうまく行く?

「夫との財布は完全に別にしています。彼がどれぐらいのお給料をもらっていて、何に使っているのか、どれぐらいの貯金額があるのかも知りません。『貯金が全くない』と聞いた時には驚きましたが、毎月の生活費や家賃、子供の教育費などはしっかり入れてくれてるので、まあいっか…って感じです」(43歳・結婚10年目)

「もともと性格が真逆なんです。私は下北系サブカル育ちで夫はB'zやミスチルが好きな王道派。私は自由業で相手はお堅い企業勤め。お互いのフィールドには踏み込まず、好きなことをやってます。夫は出張が多くてワンオペ育児になることも多いのですが、その場合は代わりに私の自由時間を必ず作ってもらう約束をしています」(44歳・結婚8年目)

「うちも財布は別。私も彼も自営業で働いているため家賃や生活費は完全に折半してしています。恋愛感情で繋がっているというより、生活のパートナーという感覚に近いです。
 
 一度、彼のカバンから風俗のカードを発見した際はブチ切れましたが(笑)、喧嘩したのはその時ぐらいかもしれません。相手を自分がコントロールしようとしても無駄だと思いながら暮らしています」(40歳・結婚5年目)

 今回リサーチした3人はちょっと極端な例かもしれませんが…相手に過剰に期待しすぎず、自立していられるというスタンスが共通していました。

結婚前の確認を忘れずに!

 株式会社アイベックが実施したアンケートの最後には、回答者からのアドバイスも。「後悔しないために結婚前に確認しておくべきこと」として以下を紹介しています。

●結婚後の具体的な話をする
●お互いの両親に会って相性を確認する
●金銭感覚・借金の有無を確認する
●メンタルが安定しているか確認する

 誰しも、どうしても譲れない点はあるもの。愛している人でも一緒に生活する上で欠かせないことは、事前に話し合っておくことが大切なのでしょう。

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:既婚男性・既婚女性
アンケート母数:男性100名・女性100名(合計200名)
実施日:2025年1月10日
調査実施主体:ハッピーメール
調査会社:株式会社アイベック

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


子なしだっていいじゃない!幸せな夫婦のライフスタイルと必要な心構え
 同じ結婚でも、子ありか子なしかでライフスタイルは大きく違ってきますよね。家族が増える幸せもありますが、子なし夫婦ならで...
恋バナ調査隊 2025-02-14 06:00 ラブ
女5人が地獄を見た「人生最大の男からの裏切り」。恋愛、結婚、子ども、そして妹まで…
 あなたは男性に裏切られた経験があるでしょうか? 今回は“人生最大の裏切り”をテーマに、5人の女性に話を伺いました。
恋バナ調査隊 2025-02-14 06:00 ラブ
「僕を応援して!」とアピった20代イケメンが女性たちから総スカン。壮大な勘違いを見抜けますか?
「推し」に課金することが当たり前になってきたこの頃、その流れに便乗する人が出てきています。「自分を応援してほしい」という...
内藤みか 2025-02-13 06:00 ラブ
親の反対、相手の浮気…つらい選択をした男女が振り返る「好きなのに別れた理由」6選
「好きなのに別れた」という苦しい選択をした人たち。未練や後悔が残りそうな選択ですが、なぜそんなつらい決断をする必要があっ...
恋バナ調査隊 2025-02-13 06:00 ラブ
もう離れよう…「体目当て」の関係に気付いた5つの残酷な瞬間。異変や不安は見逃さないで
「彼は私の体だけが目当てなのかな…」、そんな不安を抱えている女性は必見! 似たような状況なら、残念ながらあなたの不安は的...
恋バナ調査隊 2025-02-11 06:00 ラブ
喧嘩中でもちょっと待った! 夫や彼氏…男のプライドをズタズタに傷つけるNGワード8選
 雄々しく見える「男のプライド」は、実はちょっとした言葉でも傷ついてしまうデリケートなもの…。でも、女性の中には無意識に...
恋バナ調査隊 2025-02-11 06:00 ラブ
職場バレンタインは“3つの先手”で揉め事回避!受け取った夫のチョコには不倫バレの証拠も?
 いよいよ、バレンタイン。好きな相手を想ってチョコレートを準備するのは楽しい一方で、職場でのバレンタインはぶっちゃけめん...
恋バナ調査隊 2025-02-10 17:10 ラブ
推し活も夜の娯楽も“色恋営業”がなくちゃ面白くない!? 51歳独女が実践する「傷付かない楽しみ方」
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。前回のコラムで私が実際に見た“色恋営業”の修羅場について...
mirae.(みれ) 2025-02-24 10:00 ラブ
「昔の僕は若かったなって感じですよ」愛のない結婚生活6年目、浮気相手との未来を語る34歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.232〜女性編〜」では、自ら懇願して結婚した夫の浮気に気付きつつ、自分が捨てられることに強い...
並木まき 2025-02-08 06:00 ラブ
「一か八か。避妊なしの一夜で授かり婚したのですが…」結婚生活の終焉を恐れるゆるキャリ38歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-08 06:00 ラブ
休日にLINEを送って失敗した3人の女。職場の男性へ“攻め”のお誘いしたのに盛大に誤爆…!
 職場の男性に片思いしている場合、休日にLINEを送って距離を縮めたいと思う人は多いはず。  でも、いざLINEを...
恋バナ調査隊 2025-02-08 06:00 ラブ
夫との子作り卒業。30代で性生活が無くなるのが不安です(38歳パート、2児のママ)
 38歳2児(10歳と8歳)のママです。週3回パートにでています。41歳の夫は会社員時代の職場の上司部下で、10年前に結...
植草美幸 2025-02-07 06:00 ラブ
アラフォー・アラフィフ世代のマチアプ恋愛。彼との関係が長続きする女性がやっている“単純”なこと
 せっかくマッチングアプリで知り合ったのに、実際に会ったら何を話したらいいのかわからなくて沈黙ばかりだった…。そんな経験...
内藤みか 2025-02-06 06:00 ラブ
“女の可愛い”に騙された男たち。「女性の可愛いは信じられない」発言につながる3つの原因は?
 男性と女性では、考え方や重要視しているポイントが違うことがあります。とくに男たちが声を揃えるのが「女の可愛いは当てにな...
恋バナ調査隊 2025-02-06 06:00 ラブ
不倫発覚で人生詰んだ女たちのドロドロLINE6選。え、わざと? 些細な匂わせでピンと来た!
 不倫をしている女性って「絶対にバレない」という謎の自信がある人が多いようですが、匂わせ発言や些細やりとりで不倫の事実が...
恋バナ調査隊 2025-02-05 06:00 ラブ
義実家嫌い界隈で注目される「死後離婚」のリアル。知っておきたいメリット&デメリットは?
 皆さんは「死後離婚」という言葉を聞いたことがありますか? 実は今、死後離婚を考える人が増えているというのです。今回は、...
恋バナ調査隊 2025-02-04 06:00 ラブ