素敵な女性はいい香りがする!【調香師が解説】フェロモンジャッジで分かる“パワーアロマ”は何?

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2025-03-18 06:00
投稿日:2025-03-18 06:00

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘いにおいを全身から発しています。

 モテ度No.1の処女は、キメが細かく色白で、抱き心地のよさそうなやわらかい肌の持ち主。自分の【かわいい部分】を本能で知っていて、その魅力を惜しみなく表現することができるので多くの人から愛されます。

「かわいいね」「笑顔が素敵」と褒められたときも、謙遜しないで素直に「ありがとう!」と言えるのが貴女の長所。処女のフェロモンは、歯を見せて笑うとびきりの笑顔から放出されます。貴女の笑顔には周りを幸せにする力があるので、たくさん笑って幸せの輪を広げてくださいね!

【処女のフェロモンを輝かせる香り】
 キンモクセイ(オスマンサス)

 桃のようなミルクのような甘いにおいがする処女の桃ミルク肌には、キンモクセイの香りがよく似合います。

 お風呂上がり、パジャマにキンモクセイの香水を吹きかけて寝ると、眠っている間にホルモン&フェロモンが刺激されます。処女のフェロモンは睡眠中に育つので、素敵な香りに包まれながら質の良い睡眠をとるように意識しましょう。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 熟した桃のような‟大人の女“のにおいを放つ熟女は、女性らしい曲線ボディの方が多いでしょう。自分の体で自信の持てるパーツが1カ所以上あるはずです。

 そんな貴女は、男性と肌の触れ合うコミュニケーションをとることがフェロモンを保つための大切なポイント。自分の体の好きなところやチャームポイントを常に意識して洋服を選んだり、肌見せしたりすると効果的です。

 露出控えめにしているときも、ボディミルクなどで念入りにケアすると、熟女の色気やフェロモンはますます育っていきます。

【熟女のフェロモンを輝かせる香り】
 チュベローズ(月下香)

「危険な快楽」の花言葉を持つ南国の花・チュベローズ。その昔、あまりにも効果があるためイギリスでは使用禁止になったこともある禁断の花です。熟女の肌の上では、ココナッツミルクのように香るはず。

 チュベローズは相手の理性のフタを外してしまう危険な香りですが、貴女とパートナーの情熱的な夜を約束してくれるでしょう。ウエストにチュベローズの香りを纏ってから、好きな人を大胆に誘惑してみて。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 イケメン女子の肌は、内面を反映するかのようにビターでスパイシーなにおいを放っています。いつも強がっていて、気を張っていて、弱い部分は見せないイケメン女子ですが、自分の弱さを素直に見せられるパートナーができると、カレに甘えているときだけ‟処女“になることができます。

 仕事中はどうしても“かっこいい女”になってしまう貴女なので、フェロモンのオン・オフを上手に切り替えるようにすると、心と体のバランスが整うでしょう。

【イケメン女子のフェロモンを輝かせる香り】
 ジャスミンサンバック(マツリカ)

 かっこよさと同時に、一人の女性としての意識も持たせてくれるのがジャスミンサンバックの香りです。月夜に咲くジャスミンサンバックは、月明かりの下でジャンヌダルクが鎧を脱いだように、その香りを纏ったときは素直に女性性を表せるようになるはず。

 仕事を終えた帰宅後、ハイヒールを脱いだら、デコルテにジャスミンサンサンバックの香水をシュッとひと吹きします。瑞々しい香りを纏えば、自然と仕事の鎧を脱いで一人の女性に戻ることができるでしょう。

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 肌自体のにおいが薄く、どこか無機質な肌を持つ無臭の女神。パートナーがいてもお互いに自立していて、適度な距離を保ってつき合うスタイルが貴女の特徴です。同じ場所にいるのに別々に行動しても気にならないというカップルにも、無臭の女神が多くいます。

 たまにはカレにかわいく甘える時間をもつと、普段と違うギャップにカレはドキドキするはずですよ。

【無臭の女神のフェロモンを輝かせる香り】
 アイリス(ニオイアヤメ)

 肌のにおいが薄く主張しない貴女は、「香りの宝石」といわれるアイリスを上品に纏うことができます。無臭の女神の肌の上では、シルクのように輝かしく香るはず。アイリスを纏えるのは、女性の中でも無臭の女神だけなのです。

 予定が入っていない休日に早起きして、アイリスの香りを手首につけ、思いきり吸い込んで深呼吸してみてください。自分を大切にする気持ちを育み、自身の生き方に誇りをもつことができるようになるでしょう。

  ◇  ◇  ◇

(※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。)

フェロモンジャッジは最終回となります

 フェロモンジャッジは今回が最終回となります。連載中はフェロモンを刺激する記事を書くのが楽しくて、幸せホルモンがたくさん出ました!

 私の“香り”を通してのミッションは、人生というステージにおいて、すべての女性にスポットライトを当てて一人ひとりの個性を輝かせること。どのフェロモンタイプに属しても、【自分らしさ】に誇りをもって輝いてほしいと思っています!

 いつもチャート診断を楽しみに読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水「アロマパルファン🄬」の創設者。イギリス・ドバイなど世界で活躍する調香師として、企業とのコラボ企画やメディアに出演。

 アロマテラピースクールに24年従事し3,000人以上を指導。現在は香りのエキスパートサロン主宰。ひとりひとりに合わせたオーダーメイド香水セッションを行っている。

InstagramYouTube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


家庭で簡単にできる節電対策6つ 子供が楽しめるアイデアも!
 東日本大震災のあと、日本中で節電運動がはじまった時、当たり前にある電気のありがたさを痛感しましたね。震災後ではなくても...
いつもの道にも秋が落ちている 2022.10.16(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ママ友地獄LINEにムカッ「その歳でアンパンマン」何が悪い?
 大人になると、付き合う人って自分で選べますよね。でも、子供を産んだらそうはいきません。  子供同士のつながりで出会っ...
今日からできる「SDGs」スーパーの食品棚は手前から選ぶ!
「継続可能な開発目標」の略称として「SDGs(エスディージーズ)」の言葉もだいぶ浸透してきましたね。将来の地球を守るため...
断るのが苦手!身内の弔事を使い尽くした私のテッパンワード
 気分の乗らない誘いを断る時、みなさんはどうしていますか?  私は「今日は体調が悪くて……」とか「どうしても外せない...
神戸っ子溺愛!「とくれん」まみれの部屋 2022.10.13(木)
「とくれん」――。それは、神戸っ子が歓喜する魔法の言葉。1970年代から学校給食のデザートとして登場した冷凍フルーツゼリ...
実はハイスぺ!“たまたま”の後ろ足が実力を発揮するのは…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幸せは庭やベランダから!春まで百花繚乱「秋に仕込む植物」
 ワタクシの住む神奈川では、今年も「いきなりの冬」のような事態でございます。昨日までは冷房だったのに今日から暖房かよ……...
同じような毎日に飽きたら 2022.10.12(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「女性の新成人は30歳」では?20代で結婚が叶わずヘコんだ夜
 みなさんは「30歳を迎えた時」「30代を迎える前」どんな思いがありましたか? 29歳の時、女性はさまざまな葛藤を抱えま...
私、狙われてる?「重い話をされやすい人」の特徴と対策
 付き合いが浅いのに、重い話を打ち明けられたらあなたはどうしますか? おそらく多くの人は、返答に困ってしまうか、「なんで...
おちび“たまたま”の戦いごっこ♡ 勝ったのはどっちかにゃ?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
僕らはジョン・レノンがいない世界を生きる 2022.10.9(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
今時は「さっしー推し」で生理用品を買う!? 2022.10.8(土)
 以前、取材で伺ったフェムテック専門店のポップアップストア「byeASU(バイアス)」(埼玉・越谷市「イオンレイクタウン...
ハゲて生え際後退した元同僚の返しが神!レベチな悟りLINE選
 LINEでやりとりをしていると、時に「この人、きっと何かを悟ったんだな」と感じる名言を生み出す人っていますよね! たっ...
アドバイス1000本ノック!“相手の立ち位置”を見極めて選別を
 アドバイスって、たくさんあると困る場合もありますよね。選択肢はあればあるほど良いとはいえ、正反対の意見があったりすると...