フジ時代は地味だったのに…4月からのTBSラジオ冠番組スタート大島由香里が評価を上げたわけ

更新日:2025-03-15 17:03
投稿日:2025-03-15 17:00

《朝の帯番組、ラジオの生放送、タイトルに自分の名前……レギュラーとしては初めてづくしの挑戦となりますが、1日の始まりに、そっと誰かの背中を押せる番組を作っていけたらと思います》

 元フジテレビでフリーアナウンサーの大島由香里(41)が13日、自身のインスタグラムを更新。4月1日から、TBSラジオ『大島由香里 Brand-NewMorning』(毎週月~木曜日5時から6時半)がスタートすることを報告した。

 ラジオパーソナリティーが長年の目標だったという大島は、《念願の、念願の、ラジオの冠番組!!》などと感激しているようだ。そもそも同枠は、今年1月にコンプライアンス違反で降板したタレントの生島ヒロシ(74)が担当していた番組が放送されていたため、急遽白羽の矢が立ったのが大島だった。

「2月に放送7000回の節目を迎える予定だった看板番組の後継番組です。フジテレビ時代も報道畑でしたし、アナウンス力も評価が高かった。トーク力も高く安定していますからラジオ向きでしょう。フジ時代はタレント揃いの"女子アナたち"と比較すると地味な印象が拭えず、パッとしなかった。2007年入社で同期は、生野陽子アナウンサー(40)と中村光宏アナウンサー(40)夫婦。同年代には秋元優里(41)や退職した平井理央(42)、本田朋子(41)、加藤綾子(39)などがいましたから。大島さんが退社後にバラエティ番組などで活躍し、業界では評価がさらに上がっています」(スポーツ紙芸能担当記者)

■フジ時代は《和気あいあいじゃなかった》し、元夫のスキャンダルも…

 プライベートでは、16年2月に元フィギュアスケート選手の小塚崇彦氏(36)と結婚。17年4月に長女が誕生したが、現在はシングルマザーだ。育休中の2017年末にフジを退職したが、18年には別居と元夫のスキャンダルが報じられて、19年末には離婚を報告。不運なイメージも強い……。

「昨年8月には自身のYouTubeチャンネルでフジ退社時を振り返っていますが、《私は育休中に辞めたんで。一応、歓送迎会みたいなのあるじゃないですか。そこで挨拶はした気がします。そもそもアナウンス室と和気あいあいな感じじゃなかった》《(最後の数カ月は)人事部とのやり取りしかなかったです》などと話していました」(前出の芸能担当記者)

 だが、マイナスイメージがあった分、フリー転身後の振り切った活動が日の目を見たという。トークバラエティや"芸能人合コン"をする番組に出演、水着やレオタードを身にまとった大胆な写真集を発売するなど活動は多岐にわたる。

「淡々とした媚びない語り口調で、恋愛トークなどもあっけらかんと話す。他人から見て"不運"でも痛々しさを感じさせないキャラとして魅力となっています」(芸能関係者)

 23年4月からはTOKYO MX『5時に夢中!』のMCを務めている。4月からは自身の名前が付いたラジオのレギュラー番組も始まって、元フジの同世代女性アナでフリー転身したメンバーと比べても"勝ち組"といえそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 元フジの渡邊渚アナも新番組MCが決まった。となれば、フジテレビOG同士で激戦発生もあり得るだろう。関連記事【こちらも読む】新番組MC決定報道の元フジ渡邊渚アナが綴っていた「覚悟」…体調を懸念する声も…では、渡邊アナのさらなる飛躍について伝えている。

エンタメ 新着一覧


いよいよ裁判官編。NHK制作陣の遊び心、8時14分過ぎに見たり
 昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そこには空襲で被害を受けた司法...
桧山珠美 2024-06-03 16:05 エンタメ
「虎に翼」お宝物件!三山凌輝はピアスにアクセジャラジャラの“チャラ”男
 先週のNHK朝ドラ「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」は、ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)にとって、悲しみの連続でした。...
刮目!伊藤沙莉“静”の演技、「佐田優三 仲野太賀」表示も期待は泡沫に…
 これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。  寅子(伊藤沙莉)は何事もなか...
桧山珠美 2024-05-30 19:10 エンタメ
古谷徹は“あの役”降板?声優不倫騒動の後始末、カギは「キャラの私物化」
 レジェンド声優・古谷徹(70)の不倫報道が世間を騒がせている。 『文春オンライン』よって報じられた37歳年下女性...
優三も草葉の陰で苦笑い? 前代未聞な別れの“懺悔”は直言らしい名場面に
 直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。直言が大事なことを隠していたと知った寅子(伊藤沙莉)の...
桧山珠美 2024-05-30 18:50 エンタメ
「見るんじゃない」と直言。ダチョウ倶楽部の“押すなよ、押すなよ”を彷彿
 直言(岡部たかし)の体調が優れない。寅子(伊藤沙莉)と直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる(石田ゆ...
桧山珠美 2024-05-28 15:30 エンタメ
視聴率苦戦だから失敗に物申す!山下智久と錦戸亮、5年ぶり民放作の意義
 山下智久(39)が主演を務める「ブルーモーメント」(フジテレビ系)、錦戸亮(39)がキーマンとして出演する「Re:リベ...
こじらぶ 2024-05-25 06:00 エンタメ
「おいしいものは一緒に」出征前の河原デート。はて?初回を思い出すと…
 寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。  今年は高...
桧山珠美 2024-05-24 15:30 エンタメ
優三の優しさシャワー全開!寅子のゴロゴロ床入り作戦も大成功だった神回
 昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中...
桧山珠美 2024-05-21 15:30 エンタメ
朝ドラヒロインは「大日本国防婦人会」と揉めるのがお約束
 結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護の依頼も来るようになり順調な日々を送る。  ある日、手伝いとして働くよね(土居志央...
桧山珠美 2024-05-20 15:30 エンタメ
角界一の美容力士・翔猿らが明かした脱毛&モテ事情、全力で推したいのは
 圧倒的な強さと精神力、鍛え抜かれた筋肉美、昭和の名横綱“ウルフ”千代の富士、整った顔立ちと沸き立つ色気がたまらない“各...
「僕じゃ駄目かな」あすなろ白書のキムタクを想起、優三渾身のプロポーズ
 寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせて欲しいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
事件はいつも「あの階段」で起こる! 岩ちゃん演じる花岡もう婚約
 晴れて弁護士になったが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
炎上芸人・粗品は松本人志にビビってない!キンプリへの暴言も計算済み?
 2018年にコンビとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンとなり、2019年にピン芸人として『R-1ぐ...
堺屋大地 2024-05-15 06:00 エンタメ
「握手」の演出に伏線?寅子と花岡は友情の証、優三のそれとは真逆だった
 寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたの...
桧山珠美 2024-05-14 16:00 エンタメ
あぶ刑事ヒットならドラマ化も?柴田恭兵の“枯れた老人”は世を忍ぶ仮の姿
 先月までNHK-BSで放送していた「舟を編む~私、辞書つくります~」はなかなか素敵なドラマでした。  三浦しをん...