女性が営業職を続けるのは無理かもしれない…。がっつりフルで働いて痛感する“令和の働き方”とは?

豆木メイ フリーライター
更新日:2025-03-18 06:00
投稿日:2025-03-18 06:00
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
 今回は仕事の話。40歳でフルタイムの営業職に転職してからというもの、「男性と同じ環境で働くのって、想像以上にしんどい…」というのが正直な感想です。

営業職のリアル——この仕事を何十年も続けるのはすごい

 私は元々フリーランスとして働いていたので、時間の使い方も比較的自由でした。それが今では9時から18時半までがっつりお仕事。残業もほぼ毎日しています。

 営業職というと、華やかなイメージを持つ人もいるかもしれません。でも実際は、数字に追われるプレッシャーや、顧客対応のストレスとの戦いです。

 クライアントからの急な依頼、売上目標のプレッシャー、移動ばかりで落ち着く暇もないスケジュール…。私自身、日々の業務で「もう無理!」と思う瞬間が何度もあります。

 夫も含めて長年第一線でバリバリ働いている男性陣に、ちょっとしたリスペクトの気持ちが芽生えているのは確かです。

「これを何十年も続けている男性たち、シンプルにすごいのでは?」

 だからといって、「夫を見直しました!」という単純な話になるわけではありませんが(苦笑)。

【読まれています】そりゃあ「熟年離婚」も増えるワケだ…夫と妻は“水と油”。子育てがひと段落したときに大事にしたいこと

春は退職シーズン? 辞めていくのは女性ばかり

 最近、立て続けに女性の営業職の人から「退職します」という連絡を受けました。やっぱり営業って、ハードルが高い仕事なんですよね。

 プレッシャーに加えて、体力的な負担も大きい。だからこそ、ライフステージの変化に合わせて「この働き方、もう無理かも」と思う女性が多いのではないでしょうか。

 一方で、男性は比較的長く続ける傾向にあります。「仕事を辞める」選択肢を持ちにくいのか、それとも根本的に営業職に向いているのか…。

 どちらにしても、春になると女性がどんどん辞めていく現実を目の当たりにして、「性別による職業適性ってあるよな」と思わずにはいられません。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


一気に距離が縮まる会話術! 社長も平社員も、みんな笑顔になる「あの話」は鉄板エピソード
 例えば今目の前に距離を縮めたい相手がいたら、みなさんは何をしますか? 私なら、その人の子供時代の話を聞きます。 ...
「子持ち様」認定されないように…非常識な親バカママ友あるあると3つの対処法
 子供がいると避けて通れないのが、ママ友とのお付き合い。  今回は、思わずイラッとしたママ友の親バカ行動をご紹介。周...
職場の「1on1ミーティング」を苦痛に感じる3つの原因。今すぐ取り入れたい対策方法は?
 近年、企業で取り入れられている「1on1ミーティング」をご存知ですか? 新しい手法を取り入れるのは良いことですが、蓋を...
堤防の上は“たまたま”のランウェイならぬ、ニャンウェイ♡ 見せ場のターンの瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
意外に難しい「ミモザの鉢植え」を成功させたい! ほっぽらかし園芸好きの花屋が教える5つの失敗と対策
 暦の上では3月、ポカポカを通り越して半袖脇汗が止まらない日中があれば、突然寒くなり雪が降る…これは本当に三寒四温なのか...
想定外しかない商店会ワーク。文句ばかり言うおっさんにブチ切れ寸前、寅さんの名台詞で堪えました
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ぎっくり腰再発かも…? 運動不足解消のため、水泳を始めた中年おばさんの“まさか”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“春ピンク”は女性ホルモンを刺激!【調香師が解説】指先から幸せになるピンクフラワー香り術
 色とりどりの花が咲く春は、気分も明るくなって幸せな気分になりますね。花の色に多いピンクですが、女性ホルモンを刺激する色...
40代の同窓会はどこで差がつく? モテる人とモテない人それぞれの共通点
 若かりし時代を一緒に過ごしたクラスメイトと、定期的に同窓会を開いている人は多いですよね。でも、40代にもなってくると見...
ダイニングテーブル上の「キレイのコツ」5選 すぐに物が散らかり、ぐちゃあ~とするのなんで?
 家族みんなが団欒する時に欠かせないダイニングテーブル。食事をしたり、コーヒーを飲んだり、宿題をしたりと大活躍ですよね!...
「かかってこいや!」攻撃待ちの“たまたま”が余裕の挑発? プロレス開幕の予感にワクワク
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
第一印象が悪いという悩み。好印象に近づく「メラビアンの法則」を知っていますか?
 ビジネスでも恋愛でも、第一印象は大切。第一印象が悪いとビジネスでは取引や契約に悪影響を与え、恋愛では恋人候補から外され...
変わらない、変われない。
 街は変われど、変わらない変われない一本松。  一体、何を視つづけてゆくのだろう。
【漢字一字探し】悔の中に梅はどこ?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
昭和生まれが驚く令和の卒業式あるある7選。直後に美容院GO、卒業証書のポンポン音はなし
 いよいよ卒業式のシーズンが到来しますね。昭和生まれの40代からすると、令和の卒業式は驚きの連続かもしれません。  今...