芦田愛菜が"CM起用社数"対決で橋本環奈に圧勝の流れ ノースキャンダル&インテリイメージの強さ

更新日:2025-03-16 17:03
投稿日:2025-03-16 17:00

 CM起用社数ランキングで、激しく争っている芦田愛菜(20)と橋本環奈(26)だが、“とうとう決着がついた!”と広告関係者の間で話題になっている。

 ニホンモニター社が毎年12月に発表している「タレントCM起用社数ランキング」、2023年では芦田が16社で橋本は10社だった。それが、1年経った24年の同ランキングでは差が2社まで縮まり、10月から始まった朝の連続テレビ小説「おむすび」で好評を博すであろう橋本が、芦田を追い越す日も近いとみられていた。

 ところが、「おむすび」のスタート直後に週刊文春が橋本のパワハラ疑惑を報道。平均視聴率も朝ドラ史上、歴代ワースト記録を更新することが決定的となっている。そんな橋本に代わり、ここに来て、にわかに注目を集めているのが芦田の動向だ。

 今月6日には、気候変動や環境問題を開発、研究する「国連開発計画」の日本国内親善大使に任命され、女優としても、興収62億円超えの大ヒット映画「はたらく細胞」に出演。14年ぶりに「第48回日本アカデミー賞」の優秀助演女優賞にノミネートされた。

 広告関係者は「もはや橋本が芦田を追い越すのは無理だろう」と囁くのだが、橋本はパワハラ疑惑報道以外にも、いくつか“敗因”が挙がっている。その一つが、ダブルブッキングといわれても仕方のない仕事の入れ方だ。

「昨年の橋本は、舞台『千と千尋の神隠し』の国内・海外公演のスケジュールと、『おむすび』の収録がほぼほぼ同時進行になりました。朝ドラのヒロインだけでも大変なのに、それと重複する形で、しかも橋本にとっては初めての舞台を踏ませるなんて、どんなに器用な役者だとしても至難の業ですよ。橋本の芝居が荒れてくるのは当然ですし、それぞれの共演者たちにも悪影響を及ぼすことになれば本末転倒です。舞台の稽古と公演で座長不在の朝ドラなんて、収録現場も必然的によどんでくるでしょうし、視聴者を引きつける作品になるわけがないのは必然でした」(芸能関係者)

 一方の芦田は、中学進学以降は学業を優先させて知的なイメージを保ちつつ、本人と所属事務所の強い希望方針で芸能活動を続けている。

「ドラマや映画への露出が極めて少ないのが、女優としての芦田の強みになっていることは否定できません。11年4月期に大ブレークした『マルモのおきて』から見守っている視聴者から『大人に成長していく愛菜ちゃんをもっと見たい!』という声はますます高まりますし、新作に、じっくりと役づくりに費やす時間も取れるわけです」(前出の芸能関係者)

 年齢の違いはあるものの、所属事務所の管理能力やタレントの微妙なスケジュール調整が、2人の明暗をはっきり分けることになってしまったようだ。

 やはり週刊文春に中川大志(26)との公園でのキス写真を撮られたことも橋本にとってはダメージだった。

 かたや芦田は、所属事務所の鉄壁サポートのおかげもあるのか、スキャンダル報道の類いが一切ない。芦田のプライベートを追いかけるマスコミも、彼氏どころか友人たちと夜遊びする姿すらキャッチできないでいる。

 芦田と、“1000年に1人の逸材”ともてはやされた橋本のCM対決は間もなく終わりを迎えそうだ。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


岡田将生「ラストマイル」沼にハマる人続出!「虎に翼」との共通項も考察
この投稿をInstagramで見る 映画『ラストマイル』公式【大ヒット上映中】(@...
朝ドラ史上、いやテレビ史上に残る名判決シーン。「政治の貧困」の言葉が胸に突き刺さる
 昭和38年6月、桂場(松山ケンイチ)は最高裁判事のひとりに任命される。  竹もとで修業に励む梅子(平岩紙)、そし...
桧山珠美 2024-09-07 06:00 エンタメ
夕飯のカレーで描いた星家の“遠慮のない家族”への変化。入山法子の名場面を振り返り
 昭和37年1月、「原爆裁判」の原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾。広島から上京してきたミキを、原...
桧山珠美 2024-09-05 17:30 エンタメ
虎に翼の脚本は朝ドラ特有の“中だるみ”なし!塚地出演「あさイチ」との連携プレイにも救われた
 昭和34年、優未(毎田暖乃)は高校1年生に。直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子供が産まれ、猪爪家はますますにぎ...
桧山珠美 2024-09-02 17:30 エンタメ
東出昌大“狩猟系イケメン”面目躍如。通り過ぎていった女性たちは何を思う
 期待に応える男、東出昌大(36)がまたまたやってくれました。今度は“デキ婚”ですって。いつかやってくれるだろうとは思っ...
第110回感動のラストシーン! 余貴美子演じる百合さんの“ある台詞”がとっても可愛かった
 寅子(伊藤沙莉)たちとの同居がつらいと本心を語り、家を出ようとするのどか(尾碕真花)。そんな彼女に、優未(毎田暖乃)は...
桧山珠美 2024-08-31 06:00 エンタメ
【写真特集】10年前の初々しい東出昌大。オールバック、ナチュラル、横流し…髪型3変化
【この写真の本文に戻る⇒】杏との離婚から4年、東出昌大“デキ再婚”で話題の養育費問題。子のために前妻が即やるべき事【弁護...
虎に翼108回目でお見事だった2つのシーン。世の中の“普通人”の理不尽な思いを代弁させた
 稲垣(松川尚瑠輝)と小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で中学生向けの法律の勉強会を開いた寅子(伊藤沙莉)。だが話...
桧山珠美 2024-08-28 17:15 エンタメ
松本人志はいまや「憧れの芸人」ではない。若手芸人が話す3つの理由
「生きるお笑い界の伝説」ことダウンタウン松本。還暦を迎えた今も大人気の冠番組を複数抱え、お笑い界で最も大きな発言権を誇る...
帽子田 2024-08-28 09:38 エンタメ
なんて賢い子!“星家イチのオトナ”が優未だった件。27日あさイチに“料理男子”井上祐貴が降臨
 寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は星家で暮らし始めるが、航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕...
桧山珠美 2024-08-26 17:35 エンタメ
木戸大聖が世間に見つかってしまった!月9「海のはじまり」スピンオフでファン急増中
 めめ(目黒蓮)の体調不良が心配でなりません。現在、フジテレビ系月9「海のはじまり」に主演していますが、Snow Man...
寅子の「心が躍るような」結婚式。放送残り1カ月ちょっと、NHKにスピンオフで描いてほしいこと
 お互いそれぞれの名字を名乗ったうえで、「夫婦のようなもの」になることを決めた寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)。猪爪家...
桧山珠美 2024-08-24 06:00 エンタメ
平手友梨奈がHYBEと契約終了、2度目の退所で訪れる転機。神童が“本物”に返り咲く日
 平手友梨奈(23)が今月8日、韓国の大手芸能事務所「HYBE」日本本社のレーベル「NAECO」との専属契約を終了した。...
こじらぶ 2024-08-24 06:00 エンタメ
【写真特集】女子アナ時代、初々しい浴衣姿の田中みな実
【この写真の本文に戻る⇒】 なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
 放送中のドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(フジテレビ系)にて、3人の主要キャラのうちの1人に抜擢されている田中み...
堺屋大地 2024-08-23 06:00 エンタメ
航一は本当に明治生まれなのか?「夫のようなもの」を許容できる男に疑惑
 航一(岡田将生)から、そこまで悩むのなら結婚をやめようと告げられた寅子(伊藤沙莉)。それは婚姻届を出す結婚をやめようと...
桧山珠美 2024-08-24 00:23 エンタメ